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2018/3/29 21:17

OPPOスマホの急成長ぶりには理由があった! OPPO本社&工場で目撃した徹底した良品作り

スマホの基盤の生産ラインを大胆公開!

まず、見せてもらったのはSMTセンター。SMT(Surface mount technology)とは直訳すると「表面実装」。プリント基盤に細かい電子部品を取り付ける工程で、完全にオートメーション化されていて、最終的に人の目によるチェックが入るという流れでした。

 

↑SMTセンターでは、写真のような基盤が作られている

 

↑1シートに4枚の基盤があり、あとで切り離されるとのこと

 

↑部品が実装されるライン

 

↑近づいて見ると、ホイールに部品のシートが巻かれていて、それらがひとつずつ貼り付けられていくよう

 

↑ラインの最終工程では、エプソン製のアームロボットも活躍していた

 

↑モニターに表示される情報および、人の目でミスがないかをチェック

 

品質チェックテストは約150種類に及ぶ

続いて案内されたのは、QE(Quality Engineering)という品質試験する部門です。ここで行われる試験は、大きく電気性能試験、構造試験、環境劣化試験に分けられ、全部で150以上に及ぶそうです。

 

↑例えば、この機械では、スマホを10cmの高さから裏表それぞれ1万回落下させ、その他の4面からも各2000回落下させ、合計28000回の落下実験後に、内部構造に損傷の兆候がないかを確認している

 

↑スマホに圧力をかけたり、ねじったりという、ユーザーの様々な使用状況を想定したテストも実施

 

↑静電気を発生させた状況での動作性もチェック。乾燥する気候の地域では重要らしい

 

↑工場内のあちこちにスローガンが。奥の2人の男性は、スマホを最大1.8mの高さから大理石の平板に自由落下させるテストを行っている

 

↑試験後のスマホをチェックする社員たち

 

ちなみに、OPPOの社員の平均年齢は29.5歳。そもそも会社の歴史が浅いということもありますが、積極的に若い世代を起用し、早くからチャンスを与えて、育成するシステムも作っているそうです。また、若い世代が働きたくなる環境も作っているようです。

 

↑敷地内にある食堂で美味しい料理をいただいた。OPPOのスマホは、料理もきれいに撮影できる

 

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