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2018/4/27 17:00

【傑作電卓10選】54年間の電卓開発の歴史で、キヤノンがやってきた結構なチャレンジ

 

いまも根強く支持される電卓市場

――どれだけスマホが進化しても電卓は電卓として、絶対に必要だと思っています。やはり、大事な計算には使い慣れているものでないと不安……というのが大きいのだと思うのですが。

 

濱田 そうですね。使い手だけでなく、特に店舗での接遇やビジネスシーンなどでは電卓を使うことが、お客様の安心感や信頼につながると思いますし、そういった意味でも電卓の存在価値はなくならないと思っています。

 

――実際、現在の電卓市場はどうなっているのでしょうか?

 

濱田 電卓市場は一般的に500万台前後と言われていますが、これだけスマートフォンやパソコンが普及している状況と合わせて見ても、奮闘していると考えていますし、この先も電卓の市場が急激に縮小することはないと考えています。

 

一方で、今後電卓の機能が飛躍的に発展することは考えにくい。それよりはこれまで培ってきた経験やお客様の声を、時代のニーズに合わせて少しづつ変化させていくことで、これからもお客さまにご支持をいただける商品を提供し続けていきたいと考えています。

 

 

いつも身近にあり、親しんでいる電卓の裏側ではこんなに深い話があったとは想像できませんでした。これを知って改めて電卓を使ってみると、ちょっと感動ですよ。

 

 

撮影/我妻慶一

 

 

 

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