海外旅行で役に立つ翻訳ツールを検証する本企画。前回はオフラインで利用できる「ili(イリー)」についてご紹介しましたが、今回は「POCKETALK(ポケトーク)」を取り上げます。実際に英語・中国語・韓国語を母国語とする立場から、使用感について聞いてきました。
「ili」編はこちら

POCKETALKは、63言語で使える手のひらサイズの通訳デバイスです(※2018年1月時点)。見た目は小型のモバイルWi-Fiルーターくらいといった印象。英語だけでなく、中国語、韓国語、フランス語、タイ語、ベトナム語などを用いて双方向のコミュニケーションができます。
翻訳機能を使うには、言語を指定してからボタンを押したあとに、デバイスに向かって喋りかけます。すると翻訳されたテキストが発話されます(※一部言語を除く)。搭載されているディスプレイには、文字でも表示される仕様。なお、画面には履歴が20件まで表示されるので、それを選択して再生することも可能です。連続使用は公称値で約6時間となっています。
