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2018/7/25 17:00

インスタだけじゃない! 絶対知っておいて損しない流行のショートムービーSNS3選

双子ダンスを生み出した日本発の動画コミュニティ「MixChannel」

「MixChannel」は、ミクチャと呼ばれる動画SNSです。そっくりな服装で同じ振り付けをする「双子ダンス」や、お祝い用オリジナル動画の作成など、様々なカルチャーを生み出しています。

 

↑MixChannelはムービーの投稿とライブ配信サービスを提供している

 

MixChannnelの動画は10秒。Tik Tok同様、「いい波乗ってんね~」などのリップシンク動画も多数投稿されています。「ムービー」カテゴリは「顔出し」、「おもしろ」、「ツインズ」などジャンルに分かれていて、プリクラやSNOWの写真を音楽と歌詞付きで動画にしているパターンが多く見られます。最近では、ライブ配信にも力を入れており、人気の「ライバー」には「ファン」が付き、ポイントの交換でレベルが上がる仕組みになっています。

 

いち早くショートムービーに目を付けた「Instagram」

「インスタ映え」ですっかり有名になった「Instagram」は、画像から動画のSNSへと進化しています。2016年にスタートしたInstagramのショートムービー機能「ストーリー」は、24時間で自動消滅する気軽さ、そして顔に動物のフィルターを施せるなど、写真共有アプリ「Snapchat」で人気の機能をサポートしました。その後、Snapchatのユーザー数を超え、現在では世界におけるDAU(一日あたりのアクティブユーザー数)が4億人と、快進撃を続けています。

 

↑写真や動画を気軽に投稿できるInstagramのストーリーは大人気

 

国内でも、芸能人の渡辺直美さんを初めとし、積極的に活用されています。取材で会う女子高生たちも「わざわざ盛らなくてもいいし、写真を投稿してもそのうち消えるから便利。コメントからそのままメッセージを交わせるのもいい」と、写真共有とは異なる新たな使い方をしているようです。前述の「女子中高生と動画サービスに関する調査」でも、「最も頻繁に動画を投稿するSNS」として、高校生の41.7%、中学生の21.2%がInstagramを挙げています。

 

また、Instagramは2018年6月に新たなサービス「IGTV」をリリースしました。もともと投稿では1分、ストーリーでは15秒という時間制限がありましたが、IGTVは最大60分の動画を共有できます。つまり、YouTubeの対抗となり得るわけです。

 

↑縦長の動画をスワイプして見る「IGTV」

 

とはいえ、検索して動画を見るのではなく、フォローしているユーザーが投稿したムービーをスワイプして次々に見ていく点は、ショートムービーアプリの使い勝手と同じです。10代はYouTubeが大好きで、音楽やメイク動画、ゲーム実況などを見ていますが、YouTubeほどの長い動画となると投稿ではなく閲覧がメインになります。IGTVはどう受け入れられていくのか、これからが楽しみですね。

 

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