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2018/7/16 19:00

新MacBook Proの圧倒的性能で、PC初級の編集者を説きふせたい!

アップルから、「MacBook Pro」の新モデルが発売されました。13インチと15インチの2種類を用意し、まさにプロ仕様と言える性能を詰め込んでいます。

 

↑突如発表されたMacBook Pro新モデル。その性能は?

 

今回はいかにその性能がすごいかを説明したいところなのですが、GetNavi webの担当編集が「そんなスペックいるの?」という疑問を持っているそうなので、合間に茶々を入れてくるかもしれませんが、大目に見てやってください。

 

第8世代のIntel Coreプロセッサーを搭載。15インチモデルは6コアのCore i7/i9プロセッサーに対応し、従来よりも最大70%の高速化が図られています。メモリーは最大32GBまでサポート。内蔵GPUとしてRadeon Proを選択でき、外部GPUを最大4基まで接続できるという内容で、ノートブックとしては過剰とも言えそうなスペックを備えています。

 

編:つまり、めちゃくちゃ処理が速いってことですよね…? 数年前からMacbook Airを使ってますが、ウェブをみるのと書類や表作成をするくらいですが、そこまで速度に不満はないかなー…。ただウェブでもとにかく動画を観ることが増えていて、ほぼテレビいらずになっています。良いテレビは欲しいと思えるので、そう考えるとアリだと思え…ます?

 

これにより、例えば開発者ならコードのコンパイルをより迅速に実行でき、複数の仮想マシンを立ち上げた状態でのテストも簡単に実行できるようになります。内蔵GPUを選択すれば、動画のエンコードや写真の編集なども操作もサクサクと動作します。13インチモデルはクアッドコアのCore i5/i7プロセッサーを選択でき、従来の最大2倍の処理能力を備えるとしています。

 

↑複数の仮想OSを立ち上げてコンパイルしても余裕のスペック

 

編:仮想OS…? コンパイル?? 動画のエンコード…しないなあ。写真の編集がサクサクというのも、カメラマンやデザイナーのようなクリエイター職のレベルで、日常的に行うのならアリなのかも。知り合いのカメラマンによると、「サクサクになったからといってソフトが落ちたりしないわけではないしなあという気持ちもあります」とのことです。

ディスプレイは新たに、「True Toneテクノロジー」に対応。これはiPad Proで先行して搭載されていたもので、日光や蛍光灯などの環境光にあわせて自然な色味で表現するという技術です。

 

↑出先で画像編集するデザイナーやフォトグラファーにも嬉しいTrue Toneサポート

 

編:これはありがたい! もし買い換えるとしたら、持ち運びもするメインPCになる予定なんですが、私とにかくやたらと電子書籍を読むんです。特にマンガを深夜のファミレスでひとり、延々とMacbook Airで読むこともあります。ファミレスの鈍い光でも最適化してくれるなら…。

 

また、iMac Proで搭載されていたセキュリティチップ「Apple T2チップ」も搭載。ストレージの暗号化機能が強化されたほか、音声アシスタントのSiriを「Hey Siri」と呼びかけて起動できるようになりました。

 

従来通り、アプリなどを表示するサブディスプレイ「Touch Bar」に対応。指紋認証「Touch ID」も変わらず対応します。もちろん、今秋登場する新OS「macOS Mojave」へのアップデートも可能です。

 

↑13インチの上位モデルと15インチの全モデルは「Touch Bar」を搭載

編:Touch Barは以前からすごく気になってました。写真の一覧やらはシンプルに使ってみたい気持ちです。動画の早送り、巻き戻しとかは直感的にやれそう。ショートカットも基本的なものしか覚えてないので、けっこう自分には合いそうです。

 

気になるお値段ですが、13インチモデルは21万4704円から。15インチモデルは27万9504円からとなっています。オンラインストアではパーツを選んで購入するBTOにも対応。15インチMacBook Proをフル構成で購入した場合、Core i9プ‍ロセッサー、32GBメモリー、4TBストレージとなり、価格は79万344円となります。

 

編:!

 

↑別売でレザー製のスリーブケースも用意(13インチ用:2万4624円、15インチ用:2万6784円)

 

 

前モデル(2017年モデル)は13インチ版が継続して販売されています。ほとんどのユーザーには、安くなった前モデルでも十分なスペックを備えていると言えるでしょう。「我こそはこのスペックを使いこなせる」という自信があるプロユーザーには、夏のボーナスで新モデルの購入をおすすめします。

 

編:79万…。最低構成なら現実的だけど、このスペックで13インチってどうなんですかー? 違う意味でスペックの凄さを理解してしまったかも…。