デジタル
デジタル周辺機器
2018/10/8 19:30

物議を醸しながらも大人気! ムダな機能を削ぎ落とした最新「タイプライター」

いつか小説を書きたいーー。

 

そんな夢を長年抱いている方はたくさんいらっしゃるかもしれません。スマートフォンやパソコン、ペン、紙など文章を書くのに必要な道具はすべて揃っている。しかし、小説を書くという目標がなぜかいつも達成できない。やる気を出して書き始めてみたけど、数行書いた途端にメールやFacebookが気になってしまう。こういった具合に集中力が乱れて、挫折してしまうのが典型的なパターンではないでしょうか?

 

小説を書きたいというと、ちょっと大げさですが、文章を書いたり、日記を継続的につけたいという人にオススメしたいのが、現在Indiegogoで人気を博している「Traveler」。このデバイスは文章をひたすら書くためだけに設計された、E Inkディスプレイ搭載のタイプライターなのです。メールやインターネット、アプリなど、現代のパソコンに標準装備されている機能は何もできません。ただひたすら画面に文字を打ち込むだけなんですね。

Wi-Fiにつなげることはできるようですが、それもクラウド上に保存された文章とシンクするためだけにしか使えません。パソコンやスマホと違って、画面上にメッセージ通知が表示されたり、YouTubeのアイコンが魅力的にギラギラと見つめてきたり、SNSの「いいね!」通知が来ることもありません。ゲームなんてもってのほかです。

 

文章を書くことの一番の難関は「集中力の持続」でしょう。一段落書いた後にちょっと調べ物と思って検索をしたら、ついつい表示されたニュース記事を次から次に読んでしまい、最終的に猫の動画集に行き着き、「あれ? 何をしてたんだっけ?」というような経験は多くの人がしているはずです。

 

実は同じクリエーターたちによる「Freewrite」というE Inkタイプライターが2016年にも発売されており、そのときも海外メディアでは大きな話題になりましたが、それからさらに軽量になったうえ、デザインも進化したのがTravelerなんです。

Amazon Kindleを使っている方は馴染みがあるかもしれませんが、E Inkって本当に目に優しいんですよね。長時間スクリーンを見つめていても、スマホやタブレットを見ているときのような目の疲れが起きません。カフェや公園など屋外で使う際でも、画面が太陽光でとんでしまうということもないんです。

 

重さは約900g。大きさも通常のラップトップの半分程度ということなので、持ち運びも簡単です。バッテリーは一度の充電で4週間はもつとのこと。旅行先、出張先、カフェ、図書館、自宅と、あらゆる場面に携帯することができます。だから「Traveler」という名前なんですね。

  1. 1
  2. 2
全文表示