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2019/4/5 22:27

増税前に買うべきスマホは…思い切って高級機? ミドルスペック機?

【その3】手頃な価格なのに大画面&ダブルレンズのハイコスパ端末

ソフトバンク/ファーウェイ

HUAWEI nova lite 2

実売価格3万720円

 

約5.7インチの液晶ディスプレイを搭載。薄くて軽いことが特徴で、ダブルレンズ搭載のカメラを生かし、背景に美しいボケ味を加えた撮影ができます。AIカメラを搭載した「HUAWEI nova lite 3」も登場し、シリーズのラインナップはさらに充実中です。

 

SPEC●ディスプレイ約5.7インチ●プロセッサー:HUAWEI Kirin 659●メモリ:3GB●バッテリー:3000mAh●OS:Android 8.0画面解像度:2160×1080ドット●ストレージ:32GB●連続通話(LTE):約1200分●サイズ/質量:約W72×H150×D7.5mm/約143g

 

【カメラ:評価A】

1300万画素+200万画素で構成された背面ダブルカメラが◎

1300万画素と200万画素の背面カメラおよび、800万画素の前面カメラを搭載します。選択した被写体を追跡し、フォーカスする「オブジェクトトラッキング」機能も優秀です。

 

【充電:評価A+】

約1200分の連続通話が可能な長寿命のバッテリー

3000mAhの大容量バッテリーを搭載し、連続通話時間も約1200分と長い。省電力モードは、セーブの度合いが異なる2段階が用意されています。

 

【セキュリティ:評価A+】

指紋認証は秘密のファイルへのアクセスにも使用

指紋および顔認証の両対応。指紋センサーは、書類や写真などを暗号化して保存できる「selfボックス」へのアクセスにも使用できます。

 

【便利機能:評価B+】

ワンタッチの電話応答や片手操作向け表示がイイ

防水には非対応。片手操作時に画面を縮小表示する「ワンハンドUI」は快適で、指紋センサー長押しで電話に出られるといった細かい機能も◎。

 

各社の切り替えが進む新しい料金体系-分離プランっておトクなの?

端末代金を通信料金と切り離した「分離プラン」。今後の主流にとなると言われていますが、従来のプランとは何が違うのでしょうか?

 

従来のプランでは、端末代が通信料に対する割引として相殺されていました。しかし、この仕組みは、長期間同じ端末を使う人が損をする構図になります。それに対し、ユーザー間の不公平を解消して料金体系も明瞭にしたのが分離プランです。auとソフトバンクはすでに分離プランを導入済み。ドコモは対象機種を限定した「docomo with」プランを提供中で、今春には完全な分離プランを発表するのではないかと思われます。分離プランは通信料が割安になるため、端末を変えずに長期利用する場合はおトクになります。

 

なお、端末を割賦で支払う場合、分離・非分離プランを問わず税率は購入時に確定します。9月までに購入すれば、その後に支払う分割の端末代は8%の税率が適用されるので、端末は増税前に購入しておくのが正解です。

 

Xperia XZ3でプラン内容を比較した場合 ※

端末代金はほぼ同じですが、通信料に大きな差があります。端末代の分割払いが終了した25か月目以降の支払額は、分離プランのほうが断然おトクです。

従来型プラン(ドコモ)分離プラン(au)
機種代金4104円/月(24回)4140円/月(24回)
通話料+データ通信料5292円/月3678円/月
割引-1728円/月(24回)-1000円(12回)
毎月の合計支払額7668円/月1年目6818円/月

/2年目7818円/月

※2年契約でXperia XZ3を購入し、ドコモは「カケホーダイライト」「ベーシックパック(~1GB)」選択時、auは「auピタットプラン(スーパーカケホ)」でデータ通信が~1GBの場合

 

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