デジタル
2019/3/30 19:00

世界の民族楽器をひと振りで! バンドマンが「電子ガラガラ」の異色な楽器力に驚嘆

GetNavi webをご覧の皆さん初めまして。ロックバンドthe knowlus(ザ・ノールス)のギターボーカル川野奏太と申します。よろしくお願いします。3月初旬、LINEに1件のメッセージが入った。差出人はGetNavi web編集部の玉造(タマツクリ)氏。大学の同級生でもある彼からのLINEということで、飲みにでも行こうという誘いかと思いきや仕事の話だった…。

 

↑左が私、右が玉造氏。どういう状況なのか…

 

↑所属するバンド「the knowlus」では、ギターボーカルを務めています。轟音セツナロックです

 

その内容は、民族楽器の音をサンプリングした次世代の電子ガラガラについてレビューを書かないかというものだった。

 

次世代の電子ガラガラ??? 何それ???

↑これが電子ガラガラ「GALA」…らしい。

 

勢いでOKしたものの、一通り概要を読んだ後も正直この楽器については謎だらけ。実際に楽器を触らせてもらうためにGetNavi web編集部を訪れた当日、全くのノープランのまま不安と共に会議室に通された筆者の前に、オシャレな箱が差し出された、サイズは小さ目の弁当箱くらい。その中に電子ガラガラ「GALA」は入っていた。

 

↑予想外にオシャレな箱

 

GALA本体のサイズはH130mm×W39mm×D39mm、オシャレな胡椒の入れ物のような形をしている。インテリアとしても使えそうだ。子どもの手に合わせたという事で、大人の手には少し小さく感じる大きさになっている。

 

↑スマホよりちょっと小さいくらいのサイズ感。ちなみにお値段だが、12種類の民族楽器サウンドが楽しめる「GALA スタンダード」が実売価格で1万9440円。さらにインド調、沖縄調、キューバ調の伴奏が入った「GALA セッション」が2万2464円だ

 

実際に手に取ってみると少々驚かされた。画像を見ただけではわからなかったが、かなりこだわって作り込まれている。まずは触り心地が凄くいい。メイプル素材で作られていて、サラッとした手触りに仕上げてある。なんとな~くずっと握っていたいような気持ちになってくる。さらに木目も綺麗に出ていて、1つの木から削り出しで作られているようだ。

 

↑部品の木目がつながっている

 

本体は全て木材だけでできており、たしかにこれならメーカーがアピールしているように、小さい子どもが舐めたりしても心配なさそうだ。また、電池部分を開けて気付いたのだが、内部のネジ部分まで木材でつくってあるというこだわりようにも驚いた。

 

↑ネジ部分まで木で作ってある細かい造形

 

さて、いよいよ実際に振って遊んでみようか。本体を軽く叩くとスイッチが入り、本体真ん中にある三角のスイッチを1回押すと楽器の音が切り替わる。スイッチを2回連続で押すと1個前の音に戻るというとてもシンプルな操作性でわかりやすい。音量は3段階で調節可能だ。

 

サンプリングされている音は、

バラフォン、スチールパン、バラライカ、バグパイプ、マラカス、三線、チェンバロ、カーヌーン、ガムラン、コンガ、シタール、ビリンバウ

の12種類。

 

一見、耳慣れない楽器が多いように思えるかもしれないが、実際に音を出してみると「あ、この音どっかで聞いたことある」感が凄い。民族楽器12種類に加えて、沖縄セッション、インドセッション、キューバセッションと3種類の民族音楽も収録(「GALA セッション」のみ)されていて、それに合わせてGALAを振って遊ぶこともできる。

 

気になる音のクオリティだが、これがかなり高い。振る強さで音が変わったり、バグパイプやチェンバロなど音階のある楽器に関しては振るリズムによって、曲のテンポも変わるので自由度も高めだ。

 

子どもに渡しておけば、勝手に振って遊びだすんじゃないだろうか。いろんなリズムで振ってみたり、ふと流れてきた音楽に合わせて振ってみたり。それに、子どもは僕らが考え付かないような遊び方を勝手に見つけていくものだ。何か面白い遊び方をみつけてくるかもしれない。

 

…とゴタゴタ言ってても伝わらないと思うので、僕が全楽器について解説した動画をご覧頂きたい。これで晴れて川野奏太、ユーチューバーである。

 

 

GALAは「遊び」の要素が満載!

音楽の理想的な入口は「遊ぶ」という事だと筆者は考えている。そういった意味でも子どもの音楽的な感性を自然と刺激するきっかけになるアイテムだと思う。

 

GALAには小さな冊子が付属していて、各楽器発祥の国とその文化などが解説されている。楽器を通して様々な国の文化に興味を持つ切っ掛けにもなるだろう。民族楽器を通して色んな国の文化に触れてみるのもいいかもしれない。

 

その小冊子が一見パスポートのようなデザインになっていて面白い。そういう遊び心好き!

 

↑遊び心のあるデザイン

 

↑各楽器の国・文化に関する資料が豊富で、読んでいて楽しい

 

さて、自分がバンドマンということもあって、楽器という観点からGALAを考えてみた。GALAをバンドの演奏に取り入れるというのは今の段階ではさすがにちょっと難しいかもしれない…!

 

でも例えば、パーカッションやDJなどが使うと言うなら可能性は増えるかな? 今後、収録されている楽器が増えて、リズムの自由度がもっと増していけば面白い事になりそうな予感はある。そういった用途で考えるのであれば、将来的にはGALAをパソコンに繋いで自分の好きな音をダウンロードしてGALAを自分好みにカスタマイズできたりしたら面白いんじゃないかな。

 

 

最後に、筆者がふだん全力で取り組んでいるバンド活動にも少し興味を持ってもらえたらうれしい。月に数回、都内のライブハウスでも轟音ライブを行なっているので、ぜひそちらも遊びに来てみてください!

撮影/我妻慶一

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