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2019/7/1 21:55

【スマホカメラ特別企画4】ハイクラス8台で徹底比較! スマホカメラの「色再現」はどこまで一眼カメラに迫ったか?

色再現について

写真の色は撮影する状況や設定によって変化しますが、ここでは日中、フルオートの設定で複数枚を撮影し、色や明るさの違いをチェックしました。ミラーレス一眼の画像を基準にし、20点満点で採点しています。

 

↑設定はどの機種もフルオート。ズームは使わず広角で撮影。各機種の画角の違いも確認できます

 

 

機種ごとの個性が出やすいフルオートで違いを比較

色再現は本体の設定に依存する部分も大きいが、フルオートの場合は、シーン認識やメーカーごとの絵作りの違いなどによって露出や色味に変化が出て、機種ごとの個性が表れやすいです。そこでここでは、赤や黄色の花が咲く中に人物が立っているという、少し難しいシーンを複数枚撮影して比較してみました。

 

OPPO R17 NeoやGalaxy Note9は、どちらかというと全体に明るめに写す傾向があるようで、記念写真や人物を撮る場合に向きそうです。ソニーモバイルのXperia XZ3やAppleの3機種は、全体のバランスが良く、高評価になりました。

 

【コレが基準!】

オリンパス

OM-D E-M10 MarkⅢ

白い服は白とびせず、花や空の色も適度に濃く写っています。階調が豊かで、赤いチューリップなどの質感も十分に表現されています。人物の顔も適度な明るさと、さすがの出来です。

 

 

【その1】Xperia XZ3

露出はやや暗めだが階調は豊か

多少露出は暗めだが許容範囲。花などの色は濃く感じられ、階調も豊かで白とびもありません。人物の顔まで暗いのは減点材料。

評価:18/20点

 

 

【その2】Google Pixel 3

質感重視の写りで露出は少し暗め

質感重視の写り。露出はわずかに暗めでコントラストはやや高い印象。白とびはありませんが、色乗りが少し浅いのが気になります。

評価:16/20点

 

 

【その3】HUAWEI Mate 20 Pro

露出は少し暗いが階調は十分

露出がやや暗めで花や空の色が濃い。階調は十分で暗部の質感も感じられます。もう少し人物の顔が明るいとベターです。

評価:16/20点

 

 

【その4】iPhone XS Max

XRよりも階調が豊かな印象

露出はiPhone XR同様ですが、わずかに明るい印象に写っています。階調も豊かに感じられ、暗部も浮き上がって見えます。

評価:19/20点

 

 

【その5】OPPO R17 Neo

明るめの露出で人物撮影には適する

露出が明るめで、全体に色が浅く感じられました。白い服は白とびしてしまっていますが、人物の顔は好ましい明るさです。

評価:14/20点

 

 

【その6】Galaxy Note9

明るめの露出でも白とびは少ない

露出が明るめで色が浅めに写っています。服に白とびが多少見られますが、許容範囲。人物の顔の明るさとのバランスは良好です。

評価:16/20点

 

 

【その7】iPhone XR

露出値が最適で破綻のない描写

露出が最適で、適度な色の濃さと階調を保っています。白い服が白とびすることもなく、人物の顔も適度な明るさです。

評価:19/20点

 

 

【その8】iPhone XS

顔の明るさも適度で美しい

写りはiPhone XS Maxと同じで階調が豊かに再現されています。人物の顔も適度な明るさで写っていて、白とびもありません。

評価:19/20点

 

【フォトギャラリー】※GetNavi web本サイトでのみ閲覧できます。

 

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写真・解説/河野弘道、井上 晃 製品写真/高原マサキ モデル/幸田彩加(ABP inc.)

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