デジタル
2019/6/10 21:00

ドラマーの宿命は技術で解決! 大人も子供もノリノリになる「新世代ドラムキット」

社会人になって経済的に余裕ができてから色々な趣味を始めた読者の方も多いでしょう。なかでも一人で練習ができて、自分が好きな曲を楽しめる楽器は大人になってから始める人気のホビーのひとつです。

 

私も学生時代にバンドをやりたいなと思っていたのですが、結局できずに大学を卒業しました。私はドラムに興味があったのですが、ドラムセットはさすがに場所も取るし、音が近所の迷惑になりそうだし……ということで社会人になっても、あのころの夢は忘れたままでした。

しかし、最近「おおっ!」と思わず感激したのが、ポータブルで完全ワイヤレスの電子ドラムセット「Senspad」です。

 

リュックひとつでドラムセットすべてが持ち運べるSenspadは、その名の通りパッドからできています。パッド1枚には3か所のセンサー部分があり、複数の音を演奏することが可能。パッド1枚の重さは0.7kg以下と軽く、リュックひとつでドラムセットすべてが持ち運べるうえ、使わないときは収納にも場所を取りません。

充電はmicro USBケーブルを使って行います。一度充電するとBluetoothモードで16時間の連続使用ができるそう。足には「Senstroke」という小さいセンサーを装着しますが、大掛かりなセットやコードが一切ないというのがSenspadの最大の魅力です。

 

また、MIDI信号を受け取るデジタル音楽ソフトウェアならWindows, Mac, iPhone, Androidデバイスどれでも互換性があるので、作曲にも役立つでしょう。セットアップも簡単そうで、「6歳でも使うことができる」とのこと。太鼓の達人にのめり込んでいるお子さんへのプレゼントにもよいかもしれませんね。

現在、Kickstarterでスタンダードセット(Senspad、Senstroke、ドラムスティックがひとつずつ)が約2万3000円で予約受付中です(日本への配送料3000円別)。これは大手メーカーから販売されている初心者向け電子ドラムセットの価格帯よりも少し低い価格。しかも、Senspadのシステムは無料でアップデートができるそうです。

 

Senspadを制作するのは、フランスのRedison。この開発者たちは2年前にもデジタル・ドラムスティックのクラウドファンディングを成功させており、ある海外メディアは「Redisonが、持ち運べるパーカッション・パッドで戻ってきた」と紹介しています。

 

ドラマーたちも興奮。「3つのスタジオで働いているから(Senspadで)ドラムセットをパッと片付けられて移動できるのは、とてもいいアイデア。待ちきれないよ!」と、あるドラムの演奏者はコメントを寄せています。

プロ向けの電子ドラムキットを同じ音質を届けられるというSenspad。開発者たちはこれを「新世代のドラムキット」と呼んでいます。発送は2020年3月の予定ですが、練習場所やドラムセットの置き場所に困っているドラマーの方々にとっては、待つのが楽しみなプロダクトではないでしょうか?