デジタル
2019/7/16 19:00

「キーボード革命だ!」喉から手が出るほど欲しくなる「ピアノ練習」の新スタイル

「子どものころにピアノを習っておけばよかった」と大人になってから嘆いていませんか? 楽器を習得するには普通、忍耐強い練習が必要ですよね。そのため後悔ばかりしていて、実際に行動に移す人は少ないかもしれません。でも、そんな人たちが「待ってました!」と飛びつきたくなるプロダクトがKickstarterに現れました。1億8000万円以上の資金を集めている「LUMI」です。

LUMIは、基本的にはタブレットやコンピューターと連携して使うMIDIコントローラーです。しかし、様々な色に変わるキーボードと双方向性のアプリを使っているのが特徴。それによって直感的かつ遊び感覚でキーボードを練習できるというのが、従来品とは異なる点です。

 

ゲームセンターにあるゲームのように、スクリーンのなかで上から落ちてくる色に合わせて手元のキーボードを押したり、楽譜と合わせて練習をしたり、目的に合わせていろんな練習方法がアプリに収納されています。音階に合わせて音符やコードが光るので、例えば、自分のお気に入りの歌に即興でジャムセッションすることも可能。

アプリには100曲近くの楽曲が収納されており、人気のポップ曲も多く含まれているようです。堅苦しい練習ではなく、好きな歌に合わせてゲーム感覚で始められるのが魅力的ですね。

 

LUMIは、映画「La La Land」の音楽制作や世界的に有名なアーティストたちにも使われている「The Seaboard」というデバイスを開発したROLI(英ロンドン拠点)が作りました。プロ品質のデバイスをマスマーケットに向けて製造している企業だけあって、LUMIも細部に至るまでプロの仕上がりになっています。

 

例えば、鍵盤のサイズは平均的な人間の手のサイズに合わせてS 5.5®(通常のピアノの鍵盤よりも8分の7ほどのサイズ)。鍵盤を押したときの深さはグランドピアノの92%と、押し心地もかなり良いものになっています。

 

また、「ブライトキー」と名付けられたその鍵盤はただ光るだけでなく、それぞれが状況に応じて色を変える設計なので、必要な鍵盤だけが白く光り、ほかは真っ黒になることもあれば、ピアノのように白と黒になることもあります。

 

さらに、複数のキーボードをマグネットで横にくっつけて拡張することも可能。マグネットでパチっとくっつけるだけなので簡単です。オプションでカッコいい専用ケースを購入することもできるので、ケースに入れて持ち運ぶこともできます。

上質な弾き心地、そして直感的に楽しめる色と光の組み合わせ。そんな長所を持つLUMIは、従来の「光るキーボード」よりも多様な学び方を提案してくれる親しみやすいアイテムですね。

 

LUMIはすでに多くの海外メディアに取り上げられており、テイラー・スウィフトやエド・シーランといったトップアーティストたちに楽曲を提供するシンガーソングライターのライアン・テダー氏からも「これはキーボードの革命だ」と、お墨付きをもらっています。

 

残念ながら、Kickstarterでは本製品の発送は北米と英国、欧州のみ(2019年10月発送予定)。しかし、そこでのキャンペーンが終了次第、ROLIはLUMIの一般販売と発送エリアを拡大させる予定で、LUMI公式サイトで随時アップデートしていくそうです。(Kickstarterでの価格は1台約2万円で、ケースを付けると2万5400円)

長年「ピアノを習いたい」と思っていた方にとって、LUMIは喉から手が出るほど欲しくなるプロダクトではないでしょうか?

 

ドラマーの宿命は技術で解決! 大人も子供もノリノリになる「新世代ドラムキット」