デジタル
2019/7/25 19:00

なんと無料で公開! 動画から余計な物を削除する「AIソフト」が海外で超話題

目覚ましい勢いで進化している画像・動画の編集技術。数年前ならプロ向けのソフトウェアでしかできなかったような複雑な作業が、現在では一部のアプリやオンラインで誰にでも簡単にできるようになりつつあり、このような編集技術がより身近になっています。

ちょっと前にGetNavi Webで紹介させて頂いたRemove.bgもそんなサービスの1つでした。

これは試したい! 画像の「背景」だけを切り取って遊べる無料サイトに海外メディアが大注目

 

Remove.bgはアップロードした画像から人物を認識して、自動で背景を切り取って透過処理してくれるサービスでしたが、最近、海外メディアで話題になっているのは「video object removal」。「動画から動く人物や物体を切り取ってくれる」というソフトウェアなんです。

 

動画から物体を認識して、それを自動で切り取るアルゴリズム自体は真新しい技術ではありません。例えば、動画編集ソフトの「Adobe After Effects」には「コンテンツ・アウェア・フィル(Content-aware fill)」という機能があり、動画の一部を切り取り、そこを周囲に馴染むように塗りつぶすことができます。同様の機能はPhotoshopにもありますね。

 

では、なぜvideo object removalが話題になっているのかというと、ソフトウェア開発のプラットフォームであるGitHubでオープンソースとして無料で公開されているから。テクノロジー系メディアのTheNextWebは「同様の技術は有料ソフトに存在しているものの、オープンソースである点は新しい」と述べています。

 

このソフトは、SiamMaskとDeep Video Inpaintingという2つの学習モデルを使っているとのこと。GitHubで公開されているデモ動画を見ると、削除したい物体を囲むだけで自動で切り取ってくれるようです。

video object removalは「なかなか優秀」「私と同じくらい怠け者な人にはこれどうぞ」とTwitterで言われています。AI関連のコンテンツをレビューするSyncedReviewも「完璧な切り取りとは言えないが、それでも優秀だ」と評価。

↑左側が編集前。右側が編集後。動きが早くても大丈夫みたいですね

 

興味がある方はGitHubのページでインストール方法が丁寧に解説されていますので、試してみてください。

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