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2020/9/24 18:00

音楽を聴くように映像と動画を楽しむ! デジタルアートフレーム「Mono X7」を試してみた

デジタルギャラリーから、気に入った作品を購入して専用のタテ型アートフレームで楽しむ。そんなスタイルを提案するのがFRAMEDの「Mono X7」です。

↑置いた場所がアートな空間へと変貌するMono X7

 

進化したデジタルアートを収めるためのフレーム

FRAMEDは、デジタルアートとそれを最適の形で鑑賞するためのハードウエアを提供するプロダクツです。従来からデジカメで撮った画像を表示するデジタルフレームはありましたが、FRAMEDはフレームだけでなく、オンラインギャラリーから作品の購入、また専用アプリを使ってオンライン上の画像や動画の表示にも対応しています。アートフレームはこだわりのタテ型。ヨコ位置の画像もタテで表示します。

 

アートフレームのMono X7は薄型軽量を追求して余分な機能を削ぎ落として、ディスプレイ部の厚さは5mm、重さは1.6kgに抑えられました。17.3インチのタテ型ディスプレイは広色域のフルHDノングレアタイプ。解像度は1080×1920ピクセルです。

 

↑Mono X7は幅232×高さ398×奥行き15mm、約1.6kg。ACアダプタで駆動します

 

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メトロポリタン美術館の作品を自宅に独り占め

アプリはGoogle Chromiumをベースにした独自OSを使ったWebブラウザベースで、オンライン上にある画像のリンクを入力するだけでMono X7に投影可能。多くのWebサイトでは無償で公開されているアート作品があり、それらを簡単に自分のコレクションに追加できます。例えば、ニューヨークのメトロポリタン美術館は約40万点の絵画の高精細画像を無料でダウンロードできるサービスを提供。YouTubeに公開された若きアーティストの動画作品などもアートフレームに展示できます。

 

そして、FRAMED Galleryでは数千円から、世界のアーティスト1000人以上の作品が展示され、販売されています。これらの作品はPCからスマホの専用アプリに転送して、Mono X7で楽しむことも可能です。

↑FRAMED Galleryにはタテ位置の作品がズラリと並ぶ。動画の作品も多数

 

↑作品の詳細ページで動画の再生も体験可。こちらの作品は2400円で入手できます

 

スマホアプリですべての操作が可能

アートフレームの操作を実際におこなうのはスマホアプリになります。使い方はシンプルで、表示したい静止画と動画のアルバムを作るのが主な役目です。WebサイトにあるものはURLを貼り付けることで、FRAMED Galleryで購入した作品はCollectionに加わります。最終的にはスマホで撮影した画像や、写真フォルダにある動画、静止画なども表示できる予定です。

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また、集めた画像の比率を調整したり、エフェクトを掛けたり、フィルター効果なども使えるそう。今回、紹介したインターフェイスは開発中のものでアプリ完成時には変更されるかもしれません。アート作品の管理とMono X7の操作は専用アプリでスマホからおこなえるようになります。

 

「Mono X7」は予約販売を受付中です。通常価格4万9800円(税別)が、9月30日までは先行予約で3万9800円(税別)で購入可能。製品は12月出荷予定となります。その日の気分や時間、季節、部屋の雰囲気によって気軽に作品をチェンジできるアートフレームを手に入れてみるのはいかがでしょうか。

 

 

撮影協力/ペンギンカフェ(Penguin Cafe)

 

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