ビジネス
ワード活用術
2016/9/27 16:00

ワードで小冊子を作成するなら“レイアウト設定”にこだわろう!

文集や報告集など文字量が多い文書をワードで作成する場合、ページレイアウトにこだわるとグッと読みやすく仕上がります。レイアウトを「見開きページ」に設定すれば、内側余白が外側余白より広くなり、本のような体裁になります。「ページ番号」は、左ページはページ左下、右ページは右下と別々に設定して冊子らしく仕上げましょう。

 

見開きページに設定する

文書を見開きページに設定するには、「余白」ボタンから「見開きページ」を選択します。

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↑ 「レイアウト」タブ → 「余白」ボタン → 「見開きページ」をクリックします。ワード 2013/2010では、「ページレイアウト」タブから操作します

 

文書が見開きページに設定され、内側余白が外側余白より大きく指定されます。

 

ページ番号を左右ページ別々に設定する

ページ番号を左右ページ番号別々に設定するには、奇数ページ(1ページ)でページ左下に、偶数ページ(2ページ)でページ右下にページ番号を挿入します。

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↑ 1ページにカーソルを置き、「挿入」タブ → 「ページ番号」 → 「ページの下部」 → 「番号のみ1」をクリックします

 

全ページにわたり、ページ左下にページ番号が挿入され、「奇数ページのフッター」が表示されます。

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↑ 「ヘッダー/フッター」の「デザイン」タブで「奇数/偶数ページ別指定」にチェックを入れます

 

奇数ページと偶数ページでページ番号のスタイルを変えることができます。次に、偶数ページのページ番号のスタイルを設定しましょう。

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↑ 2ページを表示し、「偶数ページのフッター」にカーソルを移動し、「ヘッダー/フッター」の「デザイン」タブ → 「ページ番号」ボタン → 「ページの下部」 → 「番号のみ3」をクリックします

 

偶数ページのページ番号がページ右下に挿入されます。

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小冊子や文集などを作成する場合は、ぜひお試しください。