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2017/5/27 19:00

ヒュー・ジャックマン「ローガンは僕のルーツ」――17年歩んだウルヴァリンに感謝

来日中のヒュー・ジャックマンとジェームズ・マンゴールド監督が、6月1日(木)公開の映画「LOGAN/ローガン」の記者会見に出席。記者との質疑応答では、最後のウルヴァリン作品に懸けた2人の思いが語られた。

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ヒューは「こんにちは。私は日本に来てとてもうれしいです」と、前日のレッドカーペットイベントの疲れも見せず満面の笑顔で報道陣へ手を振り、「日本には何度来たか覚えてないぐらい来ています。たぶん世界中で一番訪れている国が日本だと思います。昨日の夜(レッドカーペット)は大勢の方々に起こしいただいて。『LOGAN』の最後のツアーの地になりましたが、同時に私にとっても17年間ウルヴァリンを演じてきた旅の終わりがこの東京。日本のFOXチームをはじめ、皆さんに感謝しています」と冒頭から変わらない日本への愛を見せた。

 

今作は大ヒットシリーズ「X-MEN」の人気キャラクター・ウルヴァリン(通称ローガン)のスピンオフ作品第3弾。2000年よりウルヴァリンを演じ続けてきたヒューは、「“最高のパーティー”に行っているときにそこをいつ出るのかというのは非常に難しい判断ですが、マンゴールド監督だったからこういう終わらせ方をしたいと思ったんです。最後だから最高のものにしたい、シリーズの中の1本というのではなく新鮮でより深いものを作りたかった。ですから、2~3年前から終わりにするのは決めていたんです」とウルヴァリン役との別れについて告白。寂しさはないのか、心境を聞かれると「今の気持ちとしてはとっても平和で幸せな気分。完成品を見たときにはやっと安堵感を覚えましたし、監督には世界で最高の贈り物をいただいた。思った以上の物をいただきましたし、大変満足しています」と率直な思いを明かした。

 

いっぽうの監督も「ヒューと私がこの作品に取り組む際に考えたとき、まずこのキャラクターを称えるような作品にしたいという思いがありました。従来だったら、例えばウルヴァリンがこの世の終わりを救うとか、彼自身を救うというのが描かれるかもしれませんが、私はそのような作品は作りたくなかった。コンセプトとして、今までと異なるようなものを望みましたし、あえて違った形で解決するという思いで望みました」とコメント。「今作に関して全く物議を耳にしていない。大人のテーマを扱いながらそういうことが生じてない理由には、この作品がとてもハートに溢れていて、ヒューやパトリック(スチュワート)、ダフネがソウルフルな演技をしているからではないか」と確かな手応えを感じていた。

 

「舞台をずっとやっている俳優は5つぐらいその人の“ルーツ”となる作品を持つものだ」とヒューは、舞台・映画監督のトレバー・ナンに言われたことを引き合いに出し、「ローガンが僕のルーツ…もしかしたら、その1つしかないのかもしれません。僕のキャリアにおいてだけでなく、人生においても喜び。感謝すべき役だったと思う」。さらに「最後の作品になるので、“決定版”にしたいと思ったんです。いつか私に孫ができて、孫が『おじいちゃん、どの「X-MEN」を見るべき?』と聞いてきたら、ほこりをかぶったDVDを出してきて『これを見ろ』と言うような作品にしたかった。実際そういう作品になると思う」と胸を張った。

 

映画「LOGAN/ローガン」
6月1日(木)より全国ロードショー

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