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2017/7/19 16:00

ジェロニモが2人はもはや序の口! ツッコミどころ満載のキン肉マン原作者の漫画論が話題

国民的マンガ「キン肉マン」の作者「ゆでたまご」の原作担当・嶋田隆司が「週刊少年ジャンプ展」のトークセッションに登場。数々の伝説を生み出している「キン肉マン」の原作者らしい発言を繰り出し、話題を呼んでいる。

出典画像:ゆでたまご公式サイトより。
出典画像:ゆでたまご公式サイトより

 

ゆでたまご嶋田が語る“らしい”漫画論

そもそも「ゆでたまご」とは、原作の嶋田と作画担当の中井義則のユニット名。7月13日に開催されたトークセッションには、嶋田と中井のほかにも「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の秋本 治、「キャプテン翼」の高橋陽一、さらに特別ゲストとして漫画マニアで知られるケンドーコバヤシも登場した。

 

秋本が「みんなほとんど変わらない。少年の気持ちで書いているからですかね」「ライバルがいたことは良かったです」と語るなど、レジェンドたちの関係もうかがえる貴重なトークが繰り広げられたが、話題を呼んだのは嶋田の「僕らは物語の整合性とか考えてなかった」「(いまは)SNSが発達しすぎて、人の意見を聞きすぎるところがあるので、もっとはみ出た作品が出てきてほしい」という発言。

 

「キン肉マン」が残した伝説とは?

アツい格闘シーンや、超人同士の友情に注目が集まりがちな「キン肉マン」だが、ファンの間では「ツッコミどころが多すぎる」という点も大いに愛されている。

 

主人公のキン肉スグルをはじめ、ほとんどのキャラが覆面レスラーという設定だが、マスクの上から汗をかいたり、涙を流したり食事をしたりなんてことは序の口。「ロボ超人」という設定のウォーズマンは試合前にT字カミソリで髭を剃る姿が描かれ謎を呼んだが、「あれは機械のサビをとっていたんだ」という説も。

 

さらに、定番の語り草となっているのがジェロニモというキャラクターが悪魔将軍との戦いで「スピン・ダブルアーム」という技をかけられたシーン。悪魔将軍にがっちり肩を固定され、グルグル回されているジェロニモが大きなコマで描かれ、周囲の超人も次のコマで「なみたいていのパワーじゃ不可能だ!」と驚いているが、なぜかジェロニモも見物側として一緒に驚いている。「双子説」「生霊説」などがあるが、ファンの間では伝説の作画ミスということで落ち着いているようだ。

 

ミートくんの体がバラバラになっても生きていたり、ジェロニモが手足をもがれても何事もなかったかのように復活したりと、生死やケガの具合があやふやなのも同作品の愛すべき特徴のひとつ。ほかにも、キン肉マンが使う「カメハメ52の関節技」のひとつが「キャプチュード(捕獲投げ)」という投げ技だったりと、かなり大胆に整合性を無視している。

 

ちなみに、同イベントに出席している高橋陽一の「キャプテン翼」もキャラの頭身が高すぎて話題になったり、真面目に考察するとサッカーでは反則になる技が多数出てきたりとかなりムチャしているが、キン肉マン同様に「このハチャメチャさが良い!」というファンは少なくない。

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