タカラトミーアーツから、“卵を割る機能”がついた「究極のTKG(たまごかけごはん)」という商品が発売されることとなり、ネット上では「イノベーションを感じる」「波平が買いそう」と話題になっている。

あっと驚く主婦の味方「究極のTKG」
「究極のTKG」は名前のとおり、究極の卵かけご飯を作ることができる画期的商品。なにより驚かされるのが、生卵をセットしてボタンを押すだけで殻を割ることができる機能がついていること。さらに、黄身と白身を分離し、白身だけを撹拌してふわふわに仕上げる機能もついているので、雲のような極上食感のTKGを味わうことができる。
まぁぶっちゃけ使ってる卵は同じわけだしそんなに大きく美味しさ変わるわけ…
(美味い…白身のきめ細かいふわふわが口の中でさっと溶ける新食感…米が…卵が…どんどん私の口に流れ込んでくる…なんの抵抗もなくどんどん…やっぱり機械で割ったたまごは一味違いますね…) pic.twitter.com/AWTjX7t748
— タカラトミー (@takaratomytoys) September 6, 2017
この商品にSNSからは「うわぁ、なにこれほしい…!」「素晴らしい。朝の食卓に奇跡が起こるな」「タカラトミーアーツがまたとんでもないものをこの世に産み落としましたね」「TKGに革命の波が迫っている」といった期待の声が続出中。
販売を待ちきれない人もいる「究極のTKG」だが、なかには「サザエさんじゃん」「タカラトミーアーツがサザエさんとタッグを組むとは」「やべーよ。サザエさんのよりグレード上がってるじゃん」という声も見受けられた。
サザエさん伝説の神回「父さん発明の母」
2007年に放送されたアニメ「サザエさん」(フジテレビ系)の作品No.5875「父さん発明の母」は、いまもなお「神回」または「伝説回」と語り継がれている。
同話は、波平が実演販売していたという「全自動タマゴ割り機」を購入し、磯野家がタダならぬ空気に包まれるというもの。“卵を設置してレバーを引くと卵が割れる”という無駄な機械の存在、マスオの「びゃあぁぁうまひぃぃぃぃ」「やっぱり機械で割ったタマゴは一味違いますよ」といった名言、いつも空気を読めない発言の多いノリスケが全自動タマゴ割り機に対して「手で割ればすむものをわざわざ機械を使うなんてねぇ」と正論を述べるなど、とにかくツッコミ所の多い回となっている。
「究極のTKG」に全自動タマゴ割り機の影を見る人も多いが、全自動タマゴ割り機は卵を割るだけの機械。一方、「究極のTKG」は卵を割ることができ、さらにTKGを作ることができる一歩先を行った画期的商品。そのため、「卵割るだけで満足していた波平見てるか?」と揶揄する声も上がっている。
しかし、タカラトミーアーツの商品紹介ページには「やっぱり機械で割ったタマゴは一味違う!!」とマスオの名言が記載されているため、「究極のTKG」のどこかに全自動タマゴ割り機へのリスペクトがあることは間違いないだろう。「究極のTKG」の価格は3500円(税抜)で、10月の発売を予定。究極の卵かけご飯で「びゃあぁぁうまひぃぃぃぃ」を体験してみよう。