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ムー
2018/1/28 20:00

【ムー的大陸移動説】日本列島は世界大陸の縮図だ!! 古神道の神国雛形論で見る地球の謎

下の地図を見ていただきたい。

 

「日本地図にしては、なんだかいびつだな……」

 

一見して読者の多くはそう思うだろう。

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だが、この地図をもう一度、下の方からじっくりご覧いただきたい。

 

まず、「九州」とおぼしき土地が、アフリカ大陸のかたちに似ていることに、いやそっくりそのままのかたちであることに気づくはずだ。

 

そして、「四国」がオーストラリア大陸で、「紀伊半島」はアラビア半島で、「本州」はユーラシア大陸、「北海道」は北米大陸……という具合に、日本の地形の各部が、世界地図の各所のかたちと相似であることに気づくだろう。

 

すなわち、この風変わりな「地図」は、世界の大陸を――やや引き延ばしたり大きさを変えたりと多少加工はしてあるが――配置しなおすことによって表現された、「日本地図」なのだ。

 

このように日本地図が世界地図によって表現できるということ、つまり日本と世界の地形が相似的な関係にあるということは、つぎのような事実を端的に証ししている。

 

「日本の国土は世界全土の縮図であり、日本は世界の命運を担っている特別な国なのだ!」

 

――こう断じると、当然、異論の声があがるだろう。

 

「アフリカが九州に、オーストラリアが四国に似ているのは、たんなる偶然だ」

 

誠にもっともな批判である。

 

だが、この批判に対しては、まずこう反論させていただこう。

 

「偶然とは思えないほどに、日本と世界の地理には照応関係が多い」

 

たとえば、先ほどの地図にもとづけば、世界最高峰のエベレストを擁するヒマラヤ山脈のある場所は、日本地図では日本最高峰の富士山にあたる。世界最大の湖カスピ海は、日本地図では日本最大の湖である琵琶湖にあたる。

 

こうした、なんとも魔訶不思議な、驚くほどの照応はこのほかにもまだいくらでも挙げることができる(それについては「ムー」2018年2月号をご参照いただきたい)。

 

唯一の超大陸パンゲア

一方、科学的な立場から、日本と世界の地形の相似に意味を読み取ろうとすることに疑問を呈する人もいるだろう。

 

現代のわれわれは、大陸や島の形状が決して不変のままではないことを知っている。

 

地球科学のプレートテクトニクス理論によれば、地球の表層はプレートと呼ばれる厚さ100キロメートルほどの板に覆われている。そしてそのプレートは10以上もの断片にわかれており、相互にひしめき合いながら運動をつづけている。つまり大陸は、プレート運動によって、非常にゆったりとしたスピードで――年間に数センチ程度の速度で――移動を続けている。要するに、大陸や島の形状というのは、ほんの少しずつではあるが、常に変化しつづけているのだ。

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時間を遠くさかのぼると、今から3億年前には、地球上にはひとつの巨大な大陸「パンゲア」しか存在しなかったと考えられている。パンゲアとはギリシア語で「すべての大陸」という意味である。そして、約2億年前からパンゲアが分裂・移動をはじめて、徐々に現在の大陸配置へと変わっていったと考えられている。

 

つまり、地球科学の成果を踏まえれば、はるか太古の昔においては、世界の地形と日本列島の地形は、相似的な関係にはまったくなかったが(そもそも日本列島のもとになった地殻は大陸の一部だった)、非常に長大な時間をかけて、今見るような、相似的な関係に近づいていったということになる。

 

したがって、地球という巨大な生命体の長大な生涯のほんの一局面を切り取って、「地形がなんとなく似ているから、日本は世界の縮図だ」などと主張するのは、ナンセンスだ、と批判するのももっともなことだろう。

 

だが、「日本は世界の縮図である」という言説が真に言わんとするところは、結局、「地球上の地形は、徐々に日本が世界の縮図になるように仕組まれているのだ」ということなのだ。

 

仕組まれている?

 

では、いったいだれが仕組んだというのか?

 

「日本は世界の雛形だ」

ここで視点をちょっと変えよう。

 

「日本は世界の縮図である」を古神道的に言い換えると、つぎのようになる。

 

「日本は世界の雛形である」

 

これは、じつをいうと、大本教の聖師・出口王仁三郎のことばである。

 

「日出る国の日の本は、全く世界の雛形ぞ。(中略)我九州はアフリカに、北海道は北米に、台湾島は南米に、台湾島は南米に四国の島は豪州に、我本州は広くして、欧亜大陸其儘の、地形を止むるも千早振、神代の古き昔より、深き神誓の在すなり」(「いろは神歌」より/『神霊界』大正7年1月号)

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国常立尊に扮した出口王仁三郎(写真=八幡書店)。

 

「雛形(雛型)」とは古神道的な文脈では「霊的なモデル」というようなニュアンスをもち、その雛型が出現することに、神的な経綸が働いていることを暗示している。

 

すなわち、オカルト的に解すれば、日本は、神的な経綸にもとづいて、いうなれば神の定めによって、長大な時間をかけながら、地理地形のみならず、あらゆる意味で世界の縮図になるように仕組まれていたのである!

 

日本と世界の照応関係からは、驚くべき霊的メカニズムと地球の未来の姿についても浮き彫りになるのだ。

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(ムー2018年2月号 総力特集「日本列島は世界大陸の縮図だ!!」より抜粋)

 

文=古銀 剛

 

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