エンタメ
2018/4/7 10:00

「音楽文化の発展は大きな課題」 クラシック音楽&舞台芸術専門誌『さっぽろ劇場ジャーナル』支援プロジェクトがスタート

札幌のクラシック音楽と舞台芸術に関する専門誌「さっぽろ劇場ジャーナル」が創刊されることになり、クラウドファンディングサービス「Readyfor」で支援プロジェクトがスタートしている。

出典画像:「札幌のクラシック音楽と舞台芸術に関する専門誌を創刊したい!(さっぽろ劇場ジャーナル(代表 多田圭介 高橋肇))」Readyforより

 

プロジェクトを立ち上げた藤女子大学および、ミュージック・ペンクラブ・ジャパン所属の多田圭介氏は、同誌の執筆・編集責任者。札幌大谷大学学長の高橋肇氏をプロデューサーに迎え、専門誌の創刊を通して地元・札幌を盛り上げていく。

 

札幌では毎年、世界の若手音楽家を育てる国際教育音楽祭「PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)」を開催。折しも2018年は、創設者であるレナード・バーンスタインの生誕100周年にあたる。10月にはオペラ専門劇場である札幌文化芸術劇場のオープンも控えており、多田氏は「2018年が札幌の文化芸術にとってメモリアルイヤーであること」がプロジェクト立ち上げのきっかけになったと記している。

 

支援費用でウェブサイト制作も

“札幌の舞台芸術にとって記念すべき年”と位置づけ、第一の目標として「メモリアルイヤーを盛り上げること」を掲げた多田氏。札幌には地域のクラシック音楽を紹介する専門誌が存在しておらず、「素晴らしいホールや劇場、また地元企業の文化事業が多数存在しているにもかかわらず、十分に認知されているとは言えない状況」と指摘した。

 

また、各方面と連携して既存コンテンツの魅力を分かりやすく発信していくことを第二の目標に設定。発行は6月の予定で、札幌で開催されるコンサートやオペラの見どころ・聴きどころを紹介するほか、上半期に終了した主要イベントの批評が掲載される。

 

支援費用の用途としてウェブサイトの制作も予定されており、多田氏は配布したジャーナルを入口にしてより深く詳細な記事を楽しめるようにしたいと意気込む。プロジェクトには、「5000円支援コース」「10000円支援コース」「30000円支援コース」を用意。10000円以上の支援コースではリターンとして、サイトの“Thankyouページ”に名前が掲載されるという。支援者からは「これを機にクラシックが1人でも多くの人に理解されて、楽しんでくれるようになったら嬉しい」「確かに音楽文化の発展は大きな課題。息の長い活動になってほしい」「クラシック音楽に触れる喜びを広めたいから私も支援します!」「札幌の音楽界を盛り上げてください!!」「地方それぞれの特色を生かした音楽企画は、必ずその土地に根付いて文化の発展につながるはずです。応援してます」と声援が贈られている。

 

札幌に根づいた芸術文化の隆興のためにも、プロジェクトの支援は重要な足掛かりになりそうだ。プロジェクトの成功を皆で応援しよう。