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ムー
2018/7/7 20:00

【ムー古代文明の謎】密林の中に6万か所以上の石造遺跡を発見! 古代マヤ文明調査の最前線

「私が思うに、これはマヤ考古学150年の歴史上、最高最大の画期的収穫といえるのではないだろうか。大げさに聞こえるかもしれないが、この“ライダー画像”を初めて見た瞬間、私はあまりの感動に体が震え、熱い涙が込み上げてきた !」

"ライダー"技術は写真左側のジャングルをデジタル消去して、地表の建造物をむきだしにする。

 

英BBC記者にインタビューされたとき、そんな感激的なコメントを思わず漏らしたマヤ考古学専門家は、米東海岸の名門ブラウン大学のスティーヴン・ヒューストン考古学・人類学教授だ。

 

ふだんは冷静なはずの科学者の心をそこまで揺さぶった“ライダー(LIDAR)”とは、「光(またはレーザー)検出と測距」という英語フレーズの頭字語である。

 

小難しそうな専門用語だが、要はコウモリが超音波エコーを使って、狭い場所でも巧みに障害物を回避しながら飛び回れるのと、基本的には同じ理屈だ。

 

レーダーで使われる電波をもっと波長の短い光に置き換えた“ライダー”リモートセンシング技術そのものは、すでに20世紀後半から実用化されていたが、その後電子工学的な進歩改良が大きく加えられたおかげで、今では邪魔な樹木や雑草を自動的にデジタル消去して、地上に存在する固形物だけを捉えた鮮明で立体的な3Dカラー画像を生みだせるようになっている。

 

2018年が明けて早々、かつては古代マヤ文明が繁栄していたが、現在は住む人もほとんどなく、ただ鬱蒼とした熱帯雨林に覆われているメソアメリカ(中米)のグアテマラ北部一帯が、この最新の“ライダー”技術を使って航空調査が実施された結果、当初の期待をはるかに上回る大きな成果がもたらされた。

 

なんと少なくとも6万か所をゆうに超える古代マヤ文明の石造遺跡群が、メソアメリカ特有の蒸し暑い熱帯性雨林の分厚いベールに隠されたままひっそり眠っているという、まさに世界を驚かせる考古学的な新事実が明らかにされたのだ!

"ライダー"技術が露出させたマヤ遺跡群(グアテマラ北部)。

 

6万か所にわたって太古の昔から眠る古代マヤ遺跡!!

 

それほど莫大な数の“遺跡”群が、もし住居や神殿や公共施設などのいわゆるインフラ(生活や産業の基盤)を意味するなら、そこまで大発展を遂げた古代マヤ文明を担っていたマヤ人は、少なくとも100万人ぐらいはいたかもしれない。

(ムー2018年7月号南山宏の綺想科学論「最新!マヤ文明と『太古宇宙飛行士』説」より抜粋)

 

文=南山宏

 

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