エンタメ
ムー
2019/1/14 20:00

【ムー的2019年運勢】36のシンボルで、あなたの〝物語〟を読む! 「実践 ルノルマンカード入門」のすすめ

ルノルマンカード占いをしているときに、いつも印象的なのが、お客様からふと漏れる、

「ああ……」

 

という、なんともいえない感嘆の吐息です。

(どうしてそこまでわかるの!?)という驚きや、(そう、そう!)という喜び、(認めたくないけどわかる)という複雑な感情。言葉にならない思いが入り交じり、思わず吐息となって出てしまうのでしょう。

 

その秘密は、ルノルマンカードに描かれた36のシンボルが、ごく身近でわかりやすいものばかりであるという点に深くかかわっています。

 

たとえば「手紙」「指輪」「鍵」といった、日常生活のなかでよく目にしたり、使ったりするもの。「鳥」「狐」「熊」「ネズミ」などの、老若男女だれもが知っている動物。「太陽」「山」「雲」のように、人間を包む自然のなかにあるもの……。

 

どのシンボルも、古くから人間とともにある事物です。だからこそ、洋の東西を超えて、私たち人間の心から一定のイメージを引きだすのです。

 

たとえば「手紙」を見ると、だれもが「特定の人へのメッセージ」と結びつけるでしょう。「鳥」は、大空を自由にはばたく存在。「山」は、自分が乗り越えるべきテーマ。そんなふうに、絵柄を見れば、心のなかで自然にイメージが想起され、物語が紡がれていくのです。

 

あるお客様は、占いの最中に「指輪」のカードをご覧になって、

 

「そういえば、彼と約束をしていました!」

 

と、大事なことを思いだされました。

 

「指輪」は、約束や結婚などを意味するカードですが、私がそれを告げる前に、この方は、大切なお相手と約束していたことに気づかれたのです。

 

これがルノルマンカード占いの大きな強みです。

 

お客様のお悩みをうかがい、カードを並べ、一枚一枚を順番に解説していくと、カードを見ているお客様自身にもその意味がよくわかり、あたかもひとつの物語をふたりで一緒に読んでいくような、不思議な感覚が味わえるのです。

 

もうひとつの例をお話ししましょう。

 

人間関係のトラブルを占っていたとき、「家」のカードのすぐ下に「紳士」のカードが出たのを見て、なんともいえない顔で、

 

「トラブルの相手は男性で、うちのマンションの下の部屋に住んでいるのです」

 

と、話してくださったお客様がいました。カードの上下が、トラブルの相手や住まいの状況と一致していたので、アッと思われたのでしょう。

 

このときも、私はとくに指摘していません。カードの並びを見て、トラブルをめぐる状況との共通点を読み取られたのは、お客様ご自身です。

 

もちろん、だれかを占ってさしあげるときだけでなく、自分で自分を占うときも、ルノルマンカードの親しみやすさや占いやすさは、解読の大きな助けとなってくれます。

 

たとえば、なんだかギクシャクしている恋人との今後を占ったときに、相手と自分のカードが背中合わせの位置になり、相手のすぐ前に「山」のカードが出たとしたら?

 

今は確かに、別々のほうを見ているから、すれ違いが発生しやすいとわかります。でもそれは、恋人が自分のことを嫌いになったからではなく、目の前にクリアすべき課題が立ちはだかり、今はそちらに集中しているせいかもしれない、と、考えることができるでしょう。その状況に心当たりがあるのなら、もう不安に悩まされることはなくなります。

 

このように「できすぎ」とも思えるようなことが起きるのは、なにも私が占いのプロだからではありません。ルノルマンカードを手に取り、占いをはじめた人はだれしも、人間の心理や運勢と36のシンボルが織り成すファンタジックな世界に引き込まれていくことでしょう。

 

占いを求める人の状況と、カードとの不思議な一致。

 

そして、カードを見るだけで自然と紡がれていく、さまざまな物語。

 

36枚のカードをテーブルに並べるだけで、世界にたったひとつのすばらしい物語に出あう喜びと、それを読み解いていく面白さを味わうことができます。

 

『実践 ルノルマンカード入門』

高橋桐矢(著)、加藤木麻莉(絵)
定価3500円+税/学研プラス

さて、ここで「ムー」の2019年を占ってみましょう。

 

カードを並べている途中ですでに「お! いい感じ」という、わかりやすい展開となりました。

 

「ムー」の2019年なので、本人カードは、「本」です。

 

全体運なので、キーカードは使いません。

 

「本」は、やや左側中央に出ています。未来を表す右側が広いので、これまでと違う新しい企画がいろいろはじまりそうです。

 

左の「鍵」から、キーマンとなる人物がいます。

 

上に出た強いつながりを表す「錨」と左上の援助を表す「犬」からは、これまでの著者さんたちとの関係をさらに深めていくであろうと読めます。

 

2019年は、「ムー」40周年本番。

 

未来を示す右の「花束」は、メモリアルイヤーであることを示し、右下には人気運を表す「月」もあり、何かの表彰を受ける可能性を表しています。

 

本音や本心を表す下にはコミュニケーションや好奇心を表す「鳥」。「ムー」の根幹は、ある意味、人々の下世話な好奇心にこたえることです。さらにネットや動画やSNSなど読者に直接語りかけていくメディアであることが求められています。

 

「ムー」の未来の鍵となるのは、「鍵」のカードが刺さっている先の「子供」。つまり読者の若返りです。しかし、「本」から見て「子供」は、コンプレックスを表す左下に出ているので、そうそう簡単ではありません。花束の右に「山」があるので、来年は安泰でもその先にはまだ困難が待ち構えています。

 

困難を越えていくには、右上の「コウノトリ」が表す、世代交代。2019年は、その準備と鍵となる何かが始まる年となるでしょう。

 

関連リンク

髙橋桐矢「キリヤ・レポート」

 

文=高橋桐矢

 

「ムーPLUS」の超常現象ファイルはコチラ

TAG
SHARE ON