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2019/7/26 6:15

浜辺美波、腹黒アイドル役に「共通点はございません(笑)」

8月13日(火)から3夜連続で放送される『ピュア!一日アイドル署長の事件簿』(NHK総合)の試写会が行われ、主演の浜辺美波と東出昌大が登壇した。

 

本作は、なかなか売れない、ちょっと腹黒い女性アイドル・黒薔薇純子(浜辺美波)が主人公。交通安全や防犯啓発のため「一日署長」として赴いた警察署で殺人事件に遭遇した純子は、そこへ必ず現れる天敵・警視庁捜査一課の東堂刑事(東出昌大)からは邪険に扱われながらも、事件に首を突っ込んでいく。そして、この凸凹コンビの二人が、たった「一日」で難事件を解決してしまうという痛快推理ドラマだ。

 

浜辺は「台本を読んですごく面白くて、とても面白い作品になるんだろうなと思いました。逆に脚本が面白いと、すごくどうしようかなと現場で迷うことも多くて、そういう時に監督をはじめ、東出さん、たくさんのスタッフの皆さんに支えられて、方向性を決めたりとか、頼らせていただいて、作品が完成したという感じでした。完成したものを拝見したら、本当にあっという間で、ちょうどいいシュールさも出ていて、ご家族で楽しんでいただける作品になっているのではないかなと思います」とあいさつ。

 

そんな浜辺の姿に、東出は「今日は役衣装なので難しい顔して座っているんですけど、どういう立ち位置でしゃべっていいんだろうって思います(笑)。また、黒薔薇純子を演じた浜辺さんのお話を聞いていて、どうしても役衣装のイメージが強いので、この子の言っていることは本心なのかなってつい疑ってしまう部分がある(笑)」と語り、会場は笑いに包まれた。

 

東出は「みんな口をそろえて言うんですけど、ミステリーなんですけど、実にバカバカしくて、見た後に何にも残らないっていう(笑)。それくらいバカらしいものがあってもいいのかなって1話を見て思いました」と感想を語った。

 

また、東出は浜辺の印象について「本当に浜辺さんは素晴らしい女優さんで、僕よりも10個くらい下なんですけど、この歳で本当に女優さんとして、完成されている人間性だったり、そういう背中を見ながら僕もできるところはサポートしてやっていこうと思って、1か月かけて全3話撮りました」と絶賛。

 

これには、浜辺も「私も東出さんの背中が物理的なものではなくて、本当に大きく見えて。尊敬させていただいているので、東出さんのように私も頑張りたいなと現場でずっと思ってました」と明かした。

 

役作りや役との共通点を聞かれた浜辺は「コメディということなんですが、やりすぎないようにしていて。やりすぎた時は少し抑えてということを監督に指示を細かく受けました。私は、腹黒いアイドルという役だったんですけど、ただの腹黒いっていうだけではなくて、ちょっと残念な感じというか、いまいち売れない理由が皆さんに分かっていただけるような、ちょっとおバカな感じが出たらいいなと思いました。共通点はございません(笑)」と。

東出は「コメディですので、笑わせようとする瞬間が映るとお客さんは笑わないっていうことがあったので、蒔田(光治)さんが書いた台本どり、役の気持ちになって、そこに存在していると自然とふっと笑える瞬間があるっていうのが理想なのかなって思いながらやっていました。共通点はありません。でも、楽しかったです」と明かした。

 

また、腹黒いアイドルは何を参考に演じたか?という質問に、浜辺は「衣装合わせへ行った時に、監督にすごく細かくいろんなことをお聞きしたんです。脚本の設定にないような、育った環境だったり、趣味とかっていうのをいただいたので、そこから作り上げていった感じです」と。

 

その浜辺の回答を受けて、東出が藤原知之監督に「自己紹介のところが台本になくて、監督の演出兼アドリブだったじゃないですか。ああいうとこは何か参考にしたんですか?」と、浜辺演じる黒薔薇の自己紹介について質問。

 

藤原監督は「アイドルと言えばああいうのがあるんじゃないかなと思って、YouTube見ていろいろ考えて。けど、それを当日まで思いつかなくて、そのシーンを撮る1~2時間前に(浜辺に)渡したんですよね。振りもあって、せりふもいっぱいあって、申し訳ないなって、ごめんねって言ったら、『全然これぐらい大丈夫ですよ』って。現場で、バーっと言ってもすぐにやってくれて」と浜辺の臨機応変さを絶賛した。

 

そして、印象的なシーンを問われると、浜辺は「どのシーンも撮影が大変だったなっていう、濃いシーンばっかりで、見ていて、結構ぎゅっと詰まっている感じがします。個人的には、マスコットとイベントをするシーンで、私は売れないアイドルの役なので、子供たちとかに『こんにちは~』『みんな~』とかって言うんですけど、無視をされる役なんですね。だから、その時は、子供たちが容赦なく無視をしてきたので、なかなか寂しくて、結構つらかったなって覚えてます」と告白。

 

東出は脚本家の蒔田と現場で話をしたことを明かし、「『ミステリーものっていうのは、浮世離れした人間が出てきても成立するものだ』って蒔田さんがおっしゃってました。アガサ・クリスティー然り、江戸川乱歩然り、こんなの現実にいないだろっていう人が、クセがあって犯人に見えてきたり、また犯人じゃなかったりする。だから今回クセのある共演者の方が多い中で、自分たちもクセのある役をやっていたので、本当に浮世離れしているそういう世界観にドラマを視聴している間は連れていけるのかなって思います」と語った。

『ピュア!一日アイドル署長の事件簿』
NHK総合
8月13日(火)~15日(木)
後10・00~(第1話70分、第2・3話50分)

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