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2019/9/18 6:30

染谷将太「ふっと背中を押してくれる映画」映画『最初の晩餐』完成披露

11月1日(金)公開の映画「最初の晩餐」の完成披露試写イベントが開催され、染谷将太、戸田恵梨香、斉藤由貴、永瀬正敏、常盤司郎監督が登壇した。

本作は、父の遺言であった“目玉焼き”から始まる“通夜ぶるまい”を通じて<家族になる瞬間>を過去と現在を織り交ぜながら、丁寧に描いていく感動作。

 

主人公・麟太郎役を演じるのは染谷将太。その姉・美也子役に 戸田恵梨香。兄シュン役に窪塚洋介。さらに母・アキコ役に斉藤由貴、父・東日登志役に永瀬正敏。また、美也子の少女時代を森七菜、白石晃士監督「地獄少女」(11月15日公開)で、メインキャストの一目蓮役をオーディションで射止めた楽駆がシュンの少年時代を演じる。監督は「サザンオールスターズ」のドキュメンタリー映画をはじめ、CMやミュージックビデオ、短編映画などを手掛けた常盤司郎監督。構想7年、渾身のオリジナル脚本の本作が長編映画デビュー作となる。

 

染谷は「家族を語る物語で、ここまで説教くさくないものに初めて出会った。台本を読んだときに、優しく背中を押してくれるような気持ちになった」と出演理由を明かし「ただ『やらせてください』と言って 3年半音信不通状態で、企画自体がなくなったと思った。でも『やります!』と連絡を頂き、うれしかった。最初は自主映画になるものだと思っていたので、皆さまとご一緒に作り上げることになってうれしい限りです」と完成までの紆余曲折を振り返った。

 

戸田は「台本をもらったタイミングが、私自身が家族のことについて考えていた時。台本を読んだときに、作品を通して『家族とは?』という答えについて考えたいと思った」と。染谷との共演については「この変な人と一緒にやりたいと思った」とユーモア交じりに喜び「染谷君はよく分からない人。流すのが上手だし、ボソッと言うことが意外と核心を突いていたりする。見ていて楽しい人です」と語った。これを受けて染谷は「そんなに変じゃないですよ?わりと大丈夫ですよ?」と訂正した。

 

斉藤は、家族が味噌汁でもめるシーンをお気に入りに挙げて「味噌汁の味は家庭によって違いがある。それについて子供たちが子供なりにせめぎ合うシーンが本当にいじらしくて愛らしい。常盤監督の原風景が宿っているのかも」と分析。染谷の子供時代を演じた子役については「染谷君とも似ているし、監督にも似ている」と絶賛した。

 

窪塚の少年時代を演じた楽駆、戸田の少女時代を演じた森七菜ほか、子役たちの演技について染谷は「鳥肌が立つくらい最高でした」とうなり、戸田も「子供から大人に変化する姿に違和感がない。こんな奇跡があるんだと。見事なキャスティングに感動しました」と語った。

 

永瀬は、劇中で振る舞われる食卓のメニューに「全部がおいしい。なぜロケ弁が用意されていたのか…。撮影で振る舞われた食事をみんなで食べたほうがいいのではないかと思うくらいにおいしい食事でした」と舞台裏を明かした。

 

映画の内容にちなんで「家族の思い出の味」を聞かれた染谷は「子供の頃に母親が唐揚げを揚げようとしたら油が爆発したこと。それをヘラヘラ笑いながら見ていた自分も、目玉焼きを焼こうとしたら爆発したこと」とワイルドな思い出を明かし「味の思い出ではないですね…」と笑わせた。

 

戸田の思い出の味は、本作でも家族の思い出として登場していた「餃子」で「戸田家は毎週土曜日に家族で餃子を作りました。『また餃子 !?』とイヤだったけれど、父が『みんなで餃子を作るん、楽しいやろ?』と言ったときに、父がその時間を大切にしているんだと初めて気づいて、それから餃子がいとおしくなった」と。劇中で斉藤と餃子を作るシーンでは「餃子を静かに包んでいるだけで、いろいろな思いが湧き上がってきました」と明かした。

 

斉藤は「家族で遠出する際に両親が作ったおにぎり」を挙げ「母はふんわり、父はきっちり固く三角に。二人の性格が出たおにぎりをお昼の車中で 食べた思い出があります」と。

 

永瀬は「おふくろの味」で「去年急におふくろを亡くして、今はおふくろが作った料理ならば何でも食べたい。できることならば食べてみたいですね」と語った。

 

構想から 7年ほどの月日を経た完成に常盤監督は「日本を代表する俳優陣で映画監督デビューしたのは、映画界で僕くらいだと思います。苦労したことはほぼ記憶になくて、演技派家族が見事に集まってくれました」と万感の思い。

 

初期から参加を表明していた染谷も「家族を描いた映画ですが、優しい映画です。観終わった後に家族や大事な人を思うような作品になりました。ふっと背中を押してくれる映画だし、おいしい映画です。楽しんで観てほしい」と観客にアピールした。

 

 

映画「最初の晩餐」
11月1(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

<ストーリー>
カメラマンの東麟太郎(染谷将太)は、父・日登志(永瀬正敏)の葬儀のために故郷へ帰ってきた。姉の美也子(戸田恵梨香)と準備をする中、母・アキコ(斉藤由貴)が、通夜ぶるまいは自分で作ると言いだす。やがて運ばれてきたのは、目玉焼き。親戚たちがざわつく中、麟太郎は気がつく。「これ、親父が初めて作ってくれた、料理です」。懐かしい料理を食べるたび、思い出が麟太郎たちの脳裏によみがえってくる。 20年前に父と母が再婚した日、連れ子の兄シュン(窪塚洋介)と5人で暮らした日々のこと …。止まっていた家族の時が今、ゆっくりと動きだす。

<出演>
染谷将太、戸田恵梨香、窪塚洋介、斉藤由貴、永瀬正敏
森七菜、楽駆、牧純矢、外川燎、池田成志、菅原大吉、カトウシンスケ、玄理、山本浩司、小野塚勇人、奥野瑛太、諏訪太朗

監督・脚本・編集:常盤司郎 企画・プロデューサー:杉山麻衣 プロデューサー:森谷雄/鈴木剛 共同企画:中川美音子 音楽:山下宏明
撮影:山本英夫 照明:小野晃 美術:清水剛 装飾:澤下和好
録音:小宮元 衣裳:宮本茉莉 ヘアメイク:橋本申二 小道具:尹恵〓 フードコーディネーター:赤堀博美 VFX:本田貴雄 助監督:丸谷ちひろ 制作担当:金子堅太郎 音楽プロデューサー:鮫島充
協力:信州上田フィルムコミッション/上田市/上田市のみなさん 製作:『最初の晩餐』製作委員会 製作プロダクション:アットムービー 宣伝:ミラクルヴォイス 配給:KADOKAWA

公式HP:saishonobansan.com

©2019『最初の晩餐』製作委員会

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