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2021/7/10 5:45

伊藤万理華「いろいろな経験やご縁があって、この作品に出会えました」ドラマ『お耳に合いましたら。』

テレビ東京がオーディオストリーミングサービス「Spotify」の協力を受け、ポッドキャスト番組と連動させたオリジナルドラマ『お耳に合いましたら。』を制作。通称“チェンメシ”ことチェーン店グルメをこよなく愛する主人公・高村美園が、ポッドキャスト番組のパーソナリティーとして成長していく姿を描く本作が、いよいよ7月8日(木)よりスタートします。ドラマの見どころや撮影裏話、また音やチェンメシにまつわるお話を、主演の伊藤万理華さんに聞きました。

◆地上波連続ドラマ初主演ということで、今の気持ちを聞かせてください。

テレビドラマの主演は自分にとっては遠いものだと思っていたので、びっくりしました。決まったのが舞台「DOORS」の稽古に入る前でした。出演作品が続いてまた別の作品のお話を頂けるというのは貴重ですし、本当にありがたいことだなと思いました。しかも今回は演出が映画「サマーフィルムにのって」の松本(壮史)監督ですし、私が乃木坂時代にお世話になった美術さんや衣装さんもいらっしゃるので、ご縁をすごく感じていて。安心感のある現場なので、肩の力を入れすぎることなく演じられている気がします。と同時に、作品が発表になってからは主演として身が引き締まりました。

 

◆その発表時にドラマのキービジュアルも解禁されました。ヘッドホンが乃木坂46時代のPV「まりっか’17」を彷彿とさせる感じも。

そうですね。ファンの方はうれしいのかな…どうなんでしょうね(笑)。これは私が勝手に思っていることなんですが、今回のドラマも「サマーフィルムにのって」も、私がアイドルをやっていた時のあの自由な感じをお見せできる気がしていて。10代のころは正直“自分のよさって何なんだろう?”と思いながら活動していたんですけど。今この年齢になって、こういうお仕事を頂いて、あの時の自分は間違っていなかったんだなと感じています。いろいろな経験やご縁の積み重ねがあって、今『お耳に合いましたら。』という作品に出会えたと思うと感慨深いです。

 

◆作品の印象としてはどうですか?

私自身もともとSpotifyユーザーだったので、Spotifyさんがこういう形でドラマに関わるのはすごいなと思いました。ここまでサブスクとドラマが連動するというのはなかなかないと思いますし、もし自分が出演していなくても気になる作品になっていると思います。

 

◆美園はポッドキャスト番組のパーソナリティーになります。ポッドキャストシーンの撮影の感想は?

例えばラジオもそうだと思うんですが、パーソナリティーの方がうまく話すというよりも、ただ思っていることを好きなように話すのが魅力なのかなって。なので、なるべくうそのないリアクションを表現したいと思っています。実際、ドラマに出てくるチェンメシが本当においしくて。その“おいしい”という純粋な気持ちを画面を通じて伝えていきたいです。私自身も好きなことになると話が止まらなくなるところがあるので、そこは共感します(笑)。

 

◆話が止まらなくなるほど好きなものというのは?

私は多趣味でいろいろなものに興味があるんですが、例えばファッションだったらその服はどういう方が作ったのかとか、背景みたいなところがすごく気になっちゃうんです。掘り下げたいと思ってとことん調べるクセがあるので、誰かとそういう話になったら止まらなくなる気がします。

 

◆万理華さん自身、そういった自分の好きなものを広めたり、ファンの方に真似してもらえたりする立場でもあると思います。そういった実感はありますか?

自分はなるべく、周りの目を気にせずに“好きなものは好きと言おう”というスタンスで生きてきたので。それがどういうふうに周りに影響しているのか、あまり考えたことがないんです。ただ私の場合、好きなものを伝えようとすると歯止めが効かなくなるので(笑)、そこは調整しながらやらなきゃという意識はあります。あ、そう言えばこの前、誕生日のお祝いで友達にTシャツを作ったんですよ!私の好きな動画や画像をコラージュしたのをプリントアウトして。あとはZINE(ジン。個人の趣味で作る雑誌)を作って友達に配ったり…考えてみたら私、いろいろやっていました(笑)。

 

◆「チェンメシ」もテーマの一つですが、ご自身の思い出のチェンメシは?

ポテトフライです。チリとチーズがかかっているポテトフライなんですけど。私がまだ実家暮らしをしていたころ、母がハンバーガー店でいつもそれを頼んでいて。よく2人でシェアしながら食べていました。家族との思い出の味ですね。ドラマを見ていただくと、きっと皆さんにとってなじみの深いチェーン店も出てくると思うので、楽しみにしていただきたいです。

 

◆美園がチェンメシを食べるように、自分にご褒美をあげたい時には何をしますか?

私は気になる本や雑貨を買います。歴史のあるちょっと古いものが好きなので、そういうものがご褒美になります。コレクションのような感じですね。誰かに見せたいというわけではないのですが、いつか自分の部屋がちょっとした秘密基地みたいになったらいいなと思っていて。部屋に余計なものは置きたくない人って結構多いと思うんですけど、私は家の中では自分の好きなものに囲まれていたくて。それが自分にとって生きるモチベーションになっていますし、その感覚はこの先もずっと持っていたいと思っています。

 

◆ドラマにはラジオ界のレジェンドの方々も登場しますが、共演してみてどうですか?

妄想シーンでチェンメシを食べながらポッドキャストで配信するシーンがあるのですが、その配信をレジェンドの方々が見守ってくださるという形なので、緊張して話せなくなるのかなと思っていたんです。でも実際に撮影したら、見てくださっているから安心してチェンメシ愛を伝えられている気がして。これからもたくさんのレジェンドの方にお会いすると思うので、それが楽しみです。

 

◆最後に、あらためてドラマの見どころをお願いします。

実際にSpotifyさんでも美園の番組が放送されるなど、ドラマの枠を飛び越えて実際のリアルな世界でも作品が感じられるというのは、今の時代だからこそできることだなって。そこが見どころであり、“聞きどころ”でもあると思います。実際にポッドキャストを聞きながら、美園が成長して変わっていく過程を見守っていただけたらうれしいです。

 

PROFILE

伊藤万理華

●いとう・まりか…1996年2月20日生まれ。神奈川県出身。O型。最近の出演作にドラマ『夢中さ、きみに。』『東京デザインが生まれる日』、舞台「DOORS」など。主演映画「サマーフィルムにのって」が2021年8月6日(金)公開予定。

 

番組情報

木ドラ24『お耳に合いましたら。』

2021年7月8日(木)スタート

テレビ東京系 毎週(木) 深0・30~1・00

※BSテレ東は2021年7月13日(火)より毎週(火)深0・00~0・30

※Paravi、Amazon Prime Video、dTVほかで見逃し配信

出演:伊藤万理華、井桁弘恵、鈴木仁、伊藤俊介(オズワルド)、井上想良、草地稜之、駒井蓮、桜井玲香、高岡凜花、中島歩、永野宗典、濱田マリ、濱津隆之、平子祐希(アルコ&ピース)ほか

 

©「お耳に合いましたら。」製作委員会

 

●photo/中田智章 text/橋本吾郎

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