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2021/11/5 5:45

桜井玲香&岡崎紗絵&三戸なつめの制服姿には賛否両論…!? 映画「シノノメ色の週末」インタビュー

大人になり切れない20代女性たちの等身大の姿を描いた映画「シノノメ色の週末」。大月美玲役で映画初主演を果たす元乃木坂46・桜井玲香さんと、彼女の高校時代の同級生・一ノ宮まりを演じた岡崎紗絵さん、安東雅美役の三戸なつめさんの3人が、お互いの印象や和気あいあいとした現場の雰囲気を振り返ってくれました。

 

◆穐山茉由監督によるオリジナル脚本を読んだ時の感想は?

桜井:台本を読みながら、女性監督が描く柔らかさみたいなものを感じました。

岡崎:私も初めから終わりまで、とても優しいタッチの流れを感じましたし、全員に共感する部分もありましたね。3人がぶつかり合ったりもするんですが、そこにトゲがないので、女性ならではの“あるある”だなって。

三戸:とても読みやすくていろんな想像ができたし、ちょっと小説を読んでいるような感覚になりましたね。

 

◆自身が演じられた役の好きなところは?

桜井:美玲はいろいろ挫折もしていますが、迷いつつも自分の夢をしっかり持っているところが好きですし、応援したくなりましたね。

岡崎:まりりん(一ノ宮まり)は他人のことを思うがゆえに、いろいろ余計なことをしてしまうというか、それがきっかけで周りと気まずい空気になってしまうんですが、そんな不器用さも愛すべきところだなと思います。

三戸:アンディ(安東雅美)は一直線な性格で、好きなものを好きと言えるところが好きですね。

 

◆お互いの第一印象と、共演したことで変わったことは?

桜井:紗絵ちゃんは服装などからキラキラした印象がありましたが、とにかく人としてしっかりしている。現場でも気を遣ってくれますし。三戸ちゃんは想像していたとおりというか、まんまでした(笑)。独特な空気感を持っていて、アンディにピッタリだなって。

岡崎:桜井さんは歌って踊れる乃木坂46のキャプテンで、優しいお姉さんというイメージが強かったです。現場では仲良くしてくださって、すごくありがたかったです。なつめさんは、確かにまんまと言うか(笑)、優しくて柔らかいオーラが出ている。私がボソッと言ったことも必ず拾ってくれる、バレーボールでいうリベロみたいな存在でした。

三戸:2人ともキラキラした「ザ・女子」みたいなイメージを持っていたんですが、玲香ちゃんはサバサバした性格で、(映画のシーンであった)ロングブーツの脱ぎ方がちょっと男らしくてカッコ良かった(笑)。紗絵ちゃんも全然気取ってなくて、語尾が「〜っスよね」だったり、すごく親しみやすかったですね。

 

◆3人の空気感を作るために、現場で大事にしたことは?

桜井:あまり意識せずに、すぐに打ち解けられました。これといって何をしたというのがないんですよね。2人とも懐が深いし。いっぱい話しましたし、甘えました(笑)。

岡崎:確かに、すぐに打ち解けられましたね。撮影現場が学校というのも大きかったんじゃないかと思います。控え室も教室だったので、学生時代を思い返しながらいろんな話ができたことで、距離感が近くなったと思います。

三戸:緊張して現場に入ったんですけど、2人とも優しいし、めっちゃ気さくで。こっちが気を張らずにいられる空気感が、自然にできあがってました。

 

◆そんな和気あいあいとした現場で、盛り上がったことはありますか?

桜井:写真をいっぱい撮りました。それをグループラインで送り合って。

岡崎:空き時間にお菓子をつまみながら、占いだったり、美容だったり、女子っぽい話で盛り上がりましたね。

三戸:差し入れのみかんがおいしかった(笑)。

 

◆現場での穐山監督とのやりとりで印象深かったことは?

桜井:監督とは、最初から最後まで演技について相談していました。特に、まりりんからもらった音声レターを1人で聞くシーンは私の中でもこだわりがあったので、気持ち作りから十分な時間をとってくださったのを覚えています。

岡崎:例えば、美玲とぶつかり合うシーンで、冷たい感じだったり、強すぎないようにと、そのシーンごとの温度感についてよく話し合いました。

三戸:美玲と待ち合わせする最初のシーンで、久しぶりに友だちに会う時のテンションについて、「元気よく『美玲!』と現れるよりは、そそそそと現れる方がアンディらしい」とか、常に「アンディだったら、どんな動きしますかね?」というやりとりをしました。

 

◆劇中では制服を着ていますが、周囲の反響は?

桜井:結構、賛否があって…。「これは10代の設定で着たのではなく、20代後半の私たちがお遊びで着ている設定なんですよ!」ということを強く言いたいです(笑)。

岡崎:皆さん、この学生服の印象が強いようで、「えっ、学生役やるの!?」と言われることが多いです。それを言われるたびに、「もう着ちゃダメなのかな…」って思ってしまいます(笑)。

三戸:私は「まだまだイケるね」と言われているので、30代後半になっても着たいと思います(笑)。

 

◆劇中、「10年後の手紙」がキーワードになりますが、タイムカプセルを埋めた経験はありますか? また、10年後の自分にどんなメッセージを送りたいですか?

桜井:小学生の時、埋めたことすら覚えていなかったのですが、開けられた後に連絡がきたんです。中の手紙には「モデルになりたい」と書いてありました。絶対にないと思って書いていたと思うので、ビックリしました。10年後の私には「体には気をつけて!」と言いたいです。

岡崎:私はタイムカプセルを埋めたことはないんですが、10年後の私には「何を楽しみに生きてる?」と聞きたいです。モチベーションは大切ですから(笑)。

三戸:私は小学生の時に埋めたんですが、10年後に開けたら、w-inds.さんの「Forever Memories」の歌詞が出てきたんです。それを見て、当時すごいファンだったことを思い出しました。10年後の私には、「マイホーム買ってます?」と聞きたいです(笑)。

 

◆もし3人が高校時代に戻って、同じ部活に入るとしたら何部がいいですか?

桜井:映画の中でやってるダウジングがしっくりきてたので、オカルト研究系とかスピリチュアル系がいいですね。

岡崎:軽音楽部で、バンドとかやったら楽しそう! 桜井さんには歌ってほしいし、三戸さんはギターとかやったら似合いそう。私はタンバリンとか何かやれそうなもので(笑)。

三戸:いいね。そう考えると、私たち絶対に文系だね(笑)

 

PROFILE

桜井玲香
●さくらい・れいか…1994年5月16日生まれ。神奈川県出身。2012年にアイドルグループ・乃木坂46の1期生としてデビュー、19年9月に卒業。その後、ミュージカル「ダンス・オブ・ヴァンパイア」「フラッシュダンス」などに出演。また「CLASSY.」でレギュラーモデルを務めるなど、活躍の場を広げている。

 

岡崎紗絵
●おかざき・さえ…1995年11月2日生まれ。愛知県出身。2012年の「ミスセブンティーン」グランプリに選ばれる。その後、16年から「Ray」の専属モデルに。女優としては、15年の「脳漿炸裂ガール」で映画初出演、20年に公開された「mellow」ではヒロインを務めた。21年には、ドラマ『教場Ⅱ』『ナイト・ドクター』で主要メンバーとしてレギュラー出演を果たす。

 

三戸なつめ
●みとなつめ…1990年2月20日生まれ。奈良県出身。2015年に中田ヤスタカプロデュースによる「前髪切りすぎた」でアーティストデビュー。18年より本格的に俳優としても活動を開始し、NHK連続テレビ小説『おちょやん』、映画「賭ケグルイ」「ロックンロール・ストリップ」などに出演。映画「明日、キミのいない世界で」で初のヒロイン役を務めた。

 

作品情報

©2021 「シノノメ色の週末」製作委員会

「シノノメ色の週末」
2021年11月5日(金)全国ロードショー

(STAFF&CAST)
監督・脚本:穐山茉由
出演:桜井玲香、岡崎紗絵、三戸なつめ/中井友望、山田キヌヲ/工藤阿須加 ほか
主題歌:佐藤ミキ「東雲の空」(SACRA MUSIC)
音楽:岡出莉菜
配給:イオンエンターテイメント

(STORY)
取り壊しが決まった母校・篠の目女子高校の校舎に、数年ぶりに集まったシノノメ女子放送クラブの元部員3人。現在はモデル事務所に所属している美玲(桜井玲香)だが、仕事は順調とは言えない。部長だった“まりりん”(岡崎紗絵)は、大手広告代理店の子会社に勤務。写真家を目指していた“アンディ”(三戸なつめ)は夢に破れ、実家で暮らしながら教育関連の事務職をしていた。そんな3人は、かつての女子校生活を思い出しながら、現在の不満をぶつけ合い、週末になると何度も校舎を訪れるようになる。

公式サイト:https://shinonome-weekend.com

公式Twitter:@shinonome_movie

©2021 「シノノメ色の週末」製作委員会

 

photo/干川修 text/くれい響

 

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