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2022/4/25 5:45

川栄李奈インタビュー、朝ドラの撮影が終わって焼き肉「すごく幸せでした!」「映画クレヨンしんちゃん」では“しんちゃんの母を名乗るくノ一役”に

川栄李奈さんが「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」(4月22日(金)公開)でゲスト声優を務めている。同作は「映画クレヨンしんちゃん」シリーズの記念すべき30作目で、忍者の里を舞台にしんのすけが忍者となって活躍する物語。しんのすけの“出生の真実”にも迫る。川栄さんは、しんのすけの本当の母親を名乗る妊婦のくノ一・屁祖隠ちよめの声を担当している。子供のころから『クレヨンしんちゃん』をよく見ていたという川栄さんが、アフレコでのエピソードなどを語ってくれました。

◆「映画クレヨンしんちゃん」のゲスト声優に決まった時は、どんなお気持ちでしたか?

私が演じるちよめの設定にまず驚きました。くノ一で、妊婦さんで、なのにアクションシーンもあって。すごく活発だなと(笑)。でもそこが面白いですよね。ちよめは芯の強い部分があってカッコいいお母さんだな、とも思いました。

 

◆そんなちよめを演じるに当たり、監督から何か指示はありましたか?

アフレコの現場に行ったら、監督からいきなり「じゃあ、やってみますか」と言われて(笑)。「こうしてください」ではなく、「やりながら決めていきましょう」と。冒頭の、ちよめが野原家に行ってみさえとひろしに「自分がしんちゃんの本当の母親です」と伝えるシーンはシリアスなトーンだったんですけど、逆に最後の方の口調は明るめに、とか。しんちゃんや(ちよめが連れてきた子供の)珍蔵と話す時には子供に寄り添った優しい声で、とか。その都度、監督が指示をくださったので、それに従って表現しました。さくさく進んでいきましたね。

 

◆アフレコで特に印象的だったことは何ですか?

腹話術のシーンがあるんです。普段のちよめとは全く違う声を出さなきゃいけないですし、腹話術っぽくしすぎてしまうと何を言っているのか聞き取りづらくなってしまうので、その加減が難しくて。最初、口を閉じて演じていたら「もうちょっとちゃんとしゃべっても大丈夫です」と言われて、結局、割りと普通に演じたんですけど。しかも、腹話術のシーンは1回だけじゃなく2回あったんです。1回目に自分がどんな声を出したか忘れてしまって、遡って再生していただいて確認してから2回目の収録をしました(笑)。どんなシーンになっているのか、実際に見るのが楽しみです。

 

◆劇中には、動物を呼び出してその動物にもなってしまう“もののけの術”という忍法が登場します。川栄さんがもし“もののけの術”を使えたらどんな動物になりたいですか?

犬が好きなので、犬…ですかね。犬種はプードルがいいです。実家でミックス犬を5匹飼っているんですけど、みんなプードルが混ざっているんです。だから私もプードルになってまったりしたいです(笑)。

 

◆川栄さんはアニメや吹き替えの声優、ナレーションなど声のお仕事も多く経験されていますよね。俳優業との違いをどんなところに感じますか?

声のお仕事は本職ではないので、いまだに不安があります。自分がアフレコをした映画が公開されても、ナレーションをした番組が放送されても、“やったー、自分の声が流れている!”というより、“自分の声、大丈夫かな…?”という気持ちのほうが大きいんです。今回もプロの声優の方々に交ぜていただくのがとても不安でした。俳優のお仕事とは、表現の仕方が全然違うんです。それに、実写のドラマや映画は自分がいて成立するものですが、アニメはキャラクターがいてこそ。キャラクターの動きに声を合わせるのもやっぱり難しいです。

 

◆声優として今後演じてみたい役はありますか?

『クレヨンしんちゃん』もそうですが、自分が幼いころから見ていた作品に出られるのはうれしいので、もしそういった作品からお声がけいただける機会があったらぜひ挑戦してみたいです。

 

◆忙しい毎日だと思いますが、気分転換したい時にすることはありますか?

友達と会ったり、おいしいご飯を食べたりします。仕事が大変な時でも、そういうことは大切にしたいなと思っていて。最近だと、焼き肉を食べに行きました。ずっと大阪で(連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の)撮影をしていたこともあって、ゆっくり外食できていなかったんです。だから久しぶりに焼き肉を食べに行って、すごく幸せでした! 私、カルビが好きなんです。ずーっとカルビを食べ続けていても大丈夫なくらいなので、「若いね」ってよく言われます(笑)。

 

◆そのショートヘアも、『カムカムエヴリバディ』の撮影が終わったのをきっかけにカットされたんですよね。すごくお似合いです。次の作品も控えているかと思いますが、切り替えは早いほうですか?

ありがとうございます! 切り替えは早いですね。仕事からプライベートへの切り替えもそうなので。現場で「今日は終わりです」って聞いたら、その時点でスイッチが変わります(笑)。

 

◆それは早いですね(笑)。では最後に、今作の魅力を教えてください。

『クレヨンしんちゃん』は、お子さんが楽しめるのはもちろん、大人が見ても子供のころの忘れていた記憶を呼び起こしてくれるすてきな作品だと思います。今作は特に家族の物語がテーマになっていて、みさえとちよめの“母としての強さ”も見られる内容になっています。しんちゃんのコミカルな面白さもありつつ、最後は感動するところもある。見終わった後、絶対に幸せになれる作品になっているので、ぜひご覧ください!

 

PROFILE

川栄李奈

●かわえい・りな…1995年2月12日生まれ。神奈川県出身。O型。最近の出演作は、大河ドラマ『青天を衝け』、ドラマ『知ってるワイフ』、映画「地獄の花園」「ステップ」など。連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』では、ヒロインの1人を演じて注目を浴びた。声優としては、アニメ映画「ソウルフル・ワールド」「サマーゴースト」「きみと、波にのれたら」などに出演している。

 

作品情報

「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」

2022年4月22日(金)公開

 

原作:臼井儀人

監督:橋本昌和

脚本:うえのきみこ、橋本昌和

主題歌:緑黄色社会「陽はまた昇るから」

声の出演:小林由美子、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみほか

声の特別出演:川栄李奈、ハライチ(岩井勇気・澤部佑)

公式サイト:https://www.shinchan-movie.com/

 

photo/金井尭子 text/あまのさき hair&make/杏奈 styling/高橋美咲 衣装協力/AULA AILA(アウラアイラ)、トッズ

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