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2016/10/19 12:37

液体ミルク解禁に向けてついに国が動き出したーー「粉ミルクのデメリット」と「禁止されていた理由」とは?

日本の子育て環境にある変化が訪れようとしている。なんと、日本で“液体ミルク”解禁に向けての動きが始まったのだ。まだ子育てをしたことのない人たちからは「ん? どういうこと?」と、ハテナいっぱいの反応が見受けられるが、乳児のいる家庭からは「おお! ついにか!」「なるべく早く頼む!」と期待の声が多く寄せられている。

画像出典:Amazon「Aptamil(アプタミル) スターターパック 液体ミルク6本+専用乳首6個」より

 

液体ミルクっていったい何?

液体ミルクとは、母乳の代わりに乳児に飲ませることができる栄養成分が調整されているミルクのこと。実はこれが食品衛生法の規格基準の関係から、日本では製造されず輸入もされていなかったのだ。そんな背景もあり、日本では液体ミルクの代わりに“粉ミルク”が使われていた。

 

しかし、粉ミルクは「ほ乳瓶を消毒」「粉の量を測定」「熱いお湯で粉ミルクを溶かす」「40度程度までミルクを冷ます」といった工程を踏む必要があり、かなり手間がかかる。出かける際にはお湯と粉を持っていかなければならないので、子育て家庭にはかなり深刻な悩みのひとつだ。

 

熊本地震で注目を集める

熊本地震の際に、フィンランドから救援物資として届いたのが液体ミルクだった。断水も起こっている状況だったため、液体ミルクの提供に乳児を持つ家庭からは歓喜の声があがった。常温保管が可能、かつ密閉されていて衛生的な液体ミルクの手軽さは注目を集め、災害備蓄品としても効果的との声もあがった。

 

国内では解禁に向けた動きが

10月17日の記者会見で、菅義偉官房長官が液体ミルク解禁を検討している考えを示した。7日の男女共同参画会議の会合では「震災時だけでなく、男性の育児参加を進めるうえでも有効的」といった意見があったことも明かしている。

 

以前から多くの家庭で“液体ミルク解禁”を要望する声があがっていたが、ようやく国が本格的に動き出してくれたことに「おせーよって感じだけどよかったなぁ」「なんでないんだと思ったら、法律が古かったのか」「使うか使わないかは別として、選択肢としてあるとありがたいよね。孫の頃には当たり前のものになってるといいな」といった反響が起こっている。

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