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2016/11/26 18:24

【ムーUMA情報】11月といえばこのUMA! 謎の死を伴う呪われた怪物「モスマン」事件ファイル

アカデミズムの枠では語りきれない超常的なミステリー=“ムー的”な話題は、世界各地で毎年、毎月のように報告されている。このような超常現象の報告で、「11月」に起きた代表的なもののひとつが、UMA「モスマン」事件だ。まずは、事件のあらましを簡単に振り返ってみよう。

 

1966年、赤い目と巨大な翼を持つナゾの生物が出現

その始まりは、1966年11月15日、アメリカ、ウエストバージニア州の田舎町ポイント・プレザントで起こった。深夜、廃墟になっていた発電所近くを車で走行していた夫婦ら4人が、頭部はなく赤い目、巨大な翼を持つ謎の生物に追跡されたのだ。

 

4人の証言はすぐに新聞で報じられると、その怪物には、当時人気のテレビ番組『バットマン』にちなんで「モスマン(蛾人間)」と名づけられた。これをきっかけに、翌1967年まで目撃事件が頻繁に続き、ポイント・プレザントの人々を恐怖に陥れたのである……。

 

今や都市伝説的に語られることも多くなった「モスマン」、「ムー」での初出は1984年4月号の奇現象レポート「“モスマン現象”は超地球人のしわざか!?」だ。

↑1984年4月号
↑1984年4月号

 

1966年~1967年のモスマンの目撃事例を中心に、その時期のポイント・プレザントでは、UFOの報告も多く、また、UFO事件を隠蔽する組織「MIB(メン・イン・ブラック)」が出現したこと、キャトル・ミューティレーションの発生などをからめ、モスマンの正体を考察している。

 

次に「ムー」で特集されたのは、かなり間が空けて18年後の2002年10月号のフォーティアンワールド「蛾男『モスマン』の謎」。この記事は、モスマン事件を題材にした映画『プロフェシー』公開に合わせたものだ。

↑2002年10月号
↑2002年10月号

 

前回との変化としては、1967年12月15日にポイント・プレザントで起きた「シルバー・ブリッジ崩落事故」が扱われていることだ。橋が突如崩落し、46台の自動車が川に落ち、5人の犠牲者を出したこの事故の直前、UFOが目撃されたという。また、事故直後からモスマンの目撃者を捜す謎の男の存在が語られたことで、事故とモスマンの関連性が示唆された。

 

そして、それ以降も「ムー」ではたびたびモスマンを扱っているが、長い年月の間で劇的に変化していく。

 

その総まとめ的な記事が、2009年11月号の「世界不思議大全 恐怖の蛾男モスマンの呪い」だ。基本的なモスマンの情報はもちろん同じだが、モスマン事件を調査していた人々や、2002年公開の映画『プロフェシー』の関係者が相次いで謎の死を遂げたという事実から、“出現するとき、災厄と悲劇が起こる”というものに変化したのだ。現在、モスマンを語るうえで枕詞ともなる「呪われた怪物」というイメージが、『プロフェシー』公開の数年後から、完成されたということだろう。

 

ちなみに、都市伝説は人々が語り継ぐなかで変化していくものだ。「シルバー・ブリッジ崩落事故」直前にUFOが目撃されたという話は、現在、モスマンが目撃されたという内容になっている。また、事故による犠牲者の数も、「46名が死亡、18名が負傷、2名が行方不明」と、悲劇の規模が大きなものとなって報告されている。

 

文=小崎雄

 
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