ファッション
2019/8/12 10:30

いま狙い目の“ユース”なブランド。私的BEST5をピックアップ

「モード」や「ストリート」と並んで、近年注目を浴びている言葉が「ユース」。「若者」を意味するこの言葉が、一体どうして? とにもかくにも、一歩進んだおしゃれを目指したい方には欠かせないワードなんです。知っておきたい5ブランドとともに、紐解いていきましょう。

“ユース”なブランドがいま、面白いワケ

ユースカルチャーを取り巻く環境が変化
「ユース」もしくは「ユースカルチャー」といえば、例えば’90年代なら、ヒップホップやスケートボードが代表的。そしてユースカルチャーの中で生まれてくるブランドは、ハイセンスなものが多いながらも、共通の趣味を持った一部のコミュニティで楽しまれるものでした。

しかし時は進んで2010年代、革命がおきます。

“渋谷STADIUM”

きっかけはSNSの登場。誰でも発信できるようになったことで、お手軽にユースなブランドを知り、購入することが可能に。名の知られていないスケーター集団やバンドなどが手がけたアイテムが、趣味や国境を超えて親しまれるようになりました。

そして2019年、もともとユースカルチャーと親和性の高かったTシャツやスニーカーがトレンドアイテムに。こうして、さらに人気を集めているわけです。

結局、カッコいいところがいい!
ユースなブランドの魅力は何といってもデザイン。見た目のおしゃれさだけでなく、音楽やアートの要素も込められた、ほのかに漂う知性、ここにヤられてしまうわけです。身につけるなら、ユースな世代の20代はもちろん、小粋なデザインが気になる30代もオススメ。「それどこの服?」なんて聞かれるのが、きっと楽しみになります。

狙い目はコレ! オススメの“ユース”なブランド5選

百聞は一見にしかず、ということでここからは、オススメのブランドを筆者の独断と偏見でピックアップ。イマドキの空気感、感じまくっちゃってください。

1.まず知っておきたい大本命、『BRAIN DEAD』

 

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ユースなブランドの魅力はやはり「グラフィック」の面白さに尽きます。LA発のクリエイティブ集団『BRAIN DEAD』が手がけるアイテムは、そのいい例。音楽ジャンルの一つであるポストパンクやスケート、アンダーグラウンドコミックなどに影響を受けたグラフィックは、唯一無二。ユニークかつ刺激的、それでいて、肩の力が抜けているバランス感覚が絶妙なんです。近年のブームの火付け役ともいえる存在。

こちらは2019年の春夏コレクションで展開されたアロハシャツ。崩れ落ちるビルが全面にプリントされていて、退廃的なムードを醸しています。

生地にはホンモノ志向なレーヨン生地を、ボタンにはヴィンテージライクによく見られる猫目ボタンを採用。服好きとしてグッとくるのは、案外こういう部分だったり。神は細部にやどります。

2.キワキワだけどクセになる『CHINATOWN MARKET』

 

 

ファッショニスタだけでなく、スケーターやバスケットボールファンの間でも支持を集めている『Chinatown Market』。ここのアイテムは一目で分かるような刺激的な色使いが特徴です。Tシャツやバスケットボールなど、幅広いアイテムを手がけていますが、とりわけ注目したいのはスニーカー。

写真のものはプーマとコラボした2019年の新作。プーマの定番モデル「RALPH SAMPSON LO」に着脱可能なフォームストリップ(サイドのマーク)を配置した、大胆なデザイン。かなり際どいけど、「でも、色あせたデニムに合わせたらカッコいいだろうな」なんて妄想も膨らんでしまうのが、同ブランドの魅力です。

何を隠そう、手がけているのは元「NIKE ID」デザイナーのマイク・シャーマンですから、お墨付きです。

3.“神秘の国”の魅力が漂う『BEDLAM』

 

 

アジア人で構成された音楽レーベル「88rising」がいまブレイクしていますが、ファッションにおいてもアジア勢の盛り上がりは見逃せません。

近年人気を集めている『BEDLAM』もその一翼。日本発のブランドながらデザイナーのルーツはインドで、そのコンセプトは「JAPAN & INDIA」。サンスクリット語風のフォントをあしらったり、写真のようにユル〜いテイストのインド人が描かれたアイテムが特徴です。

アメリカのユースシーンを感じられるデザインはどこかで見たことがあっても、このようなオリエンタルなデザインは新鮮。マンネリ化しがちなTシャツコーデに新しい風を吹かせてくれるはずです。

ちなみに、『BEDLAM』はアパレル以外にもアートワークの制作や音楽活動も行っています。アジアテイストを適度に盛り込んだ、“踊れる”内容のMIX音源もこちらで公開中。併せて要チェックです。

4.Fromタイのニューカマー『PRETTY BOY GEAR』

 

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アジアのユースなブランドは他にも。タイ発の〈Pretty Boy Gear〉は、日本国内での流通は少ないながら、リリースされれば即完売という、まさにアップカミングな存在です。

既視感しかないロゴが目印で、デザインはとにかくヴィヴィッド&ハードコア。どんなアイテムと合わせても主役になってしまうアクの強さが玉に瑕ですが、だからこそモードスタイルやストリートスタイル、シンプルなコーデにまで相性抜群。ファッショニスタならぜひ挑戦してほしいブランドです。ピンと来た方は迷わずどうぞ。

ちなみに、ユースなブランドのデザインに多いのが、『Pretty Boy Gear』のロゴにも見られる「サンプリング」モノ。もともとはヒップホップシーンで生まれた手法で、楽曲のビートやワンフレーズをを別の楽曲に引用することが由来。それをファッションにも応用しているというわけです。「元ネタはこれだ!」と見つけるのも、ユースなブランドの楽しみ方です。

5.な『TWO FACED TEE』

 

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最後は『Nothin’Special』。ブランドのInstagramにはNYのリアルなユースシーンが続々投稿されていますが、デザインを手がけているのは日本人。単身NYに渡り、2015年にブランドを立ち上げた松岡諒氏です。つまり『Nothin’Special』は、何もないところ(=Nothin’Special)から楽しみを作り出しているニューヨークのスタイルを発信する、“逆輸入”的ブランドということ。

こちらのTシャツは、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画『洗礼者ヨハネ』をサンプリングしたグラフィックが特徴です。人差し指ではなく中指を立てているところが超パンク!

柔和な表情がだんだん不敵な笑みに見えてきます。

ほかにも、無地かと思いきや背面にさりげなく「Built Something Out Of Nothing(何もないところから何かをつくった)」とプリントされているTシャツなど、ユーモラスなアイテムが多数。クリエイティブで肩の力が抜けている独特な空気感は、松岡氏が影響を受けたNYのロウアーイーストサイドのものです。

ちなみに先ほど登場した『Chinatown Market』もロウアーイーストサイドをインスピレーション源にしています。この名前、“ユースな街”として覚えておきたいところです。

ユースなブランドを買うなら、ここへGO。

「ユースなブランド、カッコいいけど、どこで買えばいいの?」という方は、『BEDLAM』や『Nothin’Special』を取り扱う京都府京都市のBENCHや、『PRETTY BOY GEAR』を置く渋谷・神宮前のStudiumへぜひ行ってみてください。

「家からはちょっと遠い!」と思った方もご安心を。FACYを使えば、直接ショップスタッフとやり取りをしながら、通販や店頭受け取りを選んで購入できます。ユースなブランドに挑戦したい方は、ぜひお試しあれ。

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