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2019/10/8 18:00

スイスのパフォーマンスブランド「On」初のスニーカー。ファッションシーンに新しい風を巻き起こすKICKSだった

スイスのランニングブランド「On(オン)」は、10月5日行われたスニーカーコンベンション「アトモスコンVol.7」にて、ブランド初となるスニーカー「Cloud Hi Edge(クラウドハイ エッジ)」を発表しました。現在、フランス発のランニングシューズ「HOKA ONE ONE」が注目されていますが、同様のランニングシューズでは、このOnも注目ブランドのひとつです。ファッションホリック編集部員の野田がレポートします。

 

Onは2010年にスイスで誕生したランニングシューズブランドで、元プロトライアスロン選手であった創業者の一人が、長年怪我に悩み続けてきた自身の経験から、エンジニアとともに革新的なランニングシューズの開発に着手したことから始まっています。特徴は、なんといってもグローバルで特許を取得している技術「CloudTec®」システムにより、優れたクッション性によるソフトな着地とダイレクトな蹴り出しを両立していることです。本来ならば相反するこの2つの機能を実現したことで、まるで雲の上を走っているかのようなランニング体験を可能にしています。

↑「クラウド」など、すでに発売中のOnのランニングシューズたち

 

↑シューズだけでなくランニングウェアも展開しています

 

アトモスコンVol.7前日に行われた「Onメディアプレビュー・展示会」では、On共同創業者のデイビッド・アレマン氏が来日しました。「Onは700万人以上のファンに支えられ、4年連続で『世界で最も成長率の高いランニングブランド』と呼ばれるようになりました。常にイノベーションの限界に挑み、安楽な場所にとどまることなく、オリンピックの表彰台からスイスアルペンの頂点までを、私たち自身が生み出したデザインで勝ちとってきました」と、デイビッド氏は語ります。

↑On共同創業者のデイビッド・アレマン氏

 

Onはヒュー・ジャックマンやウィル・スミス、ケヴィン・ベーコンなど、多くの海外セレブたちも愛用。特にアメリカの雑誌「バラエティ」の表紙では、スーツスタイルにOnのランニングシューズを合わせるというスタイリングがあり、違和感なくキマッています。

 

アスレチック要素とストリート要素が詰まったハイカットシューズ

では、新作のクラウドハイ エッジを見てみましょう。同モデルはアスレチックシューズとしてのテクノロジー、ハイテク素材、ストリートウェア用のスニーカーデザインがすべて詰まっています。超軽量で通気性に優れたメッシュと合成スエードの組み合わせ、さらにロゴ入りシューレースループなどのディテールが、シューズに特別感をプラスします。アウトソールはカーブを描く弓なりの形状が特徴的。

↑メンズ用カラーはJuniper/Glacier、Sand/Brownの2色展開。価格は1万6800円(税別)です

 

クラウドハイ エッジは、メンズ2色・ウィメンズ2色の合計4色展開で、10月17日に発売。10月6日〜16日の期間にアトモス銀座店、アトモス新宿店の2店舗で事前予約を受付。10月17日からは、アトモス各店限定で発売されます。

 

Onは知る人ぞ知るブランドでしたが、ブランド初のスニーカーを出したことでファッション好きのユーザーの皆さんには、より身近な存在になりました。足元の新しい選択肢ができたことで、よりファッションが楽しめると思います。

 

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