そのTシャツで大丈夫?
年々カジュアル化が進むビジネスウェア。ドレスコードに厳しくない職場であれば、最近はTシャツで出勤している方も少なくないはず。たかがTシャツとはいえ、仕事着として使うからには気を使って選びたいところです。今回はオフィスでも堂々と着られるTシャツをピックアップ!
\記事をまとめた人/
おすぎ(FACY編集部)
FACY編集部も日々Tシャツで出勤中。一応、主張が少ない無地を着てはいますが、最近気になるのは生地の質感。タフさを売りにするアメカジ的なブランドのボディだと、やはりオフィス内ではカジュアル過ぎる気がしてしまう。キレイ目な無地Tのレパートリーは個人的にも気になります。
シルケット加工で上品見え
EDIFICE ¥7,150 → ¥5,720 (EDIFICE 池袋パルコ店)
そもそも、コットン素材のTシャツは生地の表面が毛羽立ちやすい。その毛羽立ちがTシャツのカジュアル感を加速させてしまうものです。〈エディフィス〉の一枚は、毛羽立ちを焼き切るシルケット加工を生地に施すことで、絹のようなスムーズな質感を実現。プレーン極まりない無地Tなのに、なんか上品に見えるのはそんな工夫があればこそ。
“ヨソ行き着てます感”が大事
アダムエロペ ¥8,580(ADAM ET ROPE’ ルミネ有楽町 HOMME)
生地の加工に頼るのではなく、Tシャツの素材自体を見直してみるのも有効です。〈アダムエロペ〉がTシャツの生地として採用したのはジャージ素材。国内の老舗ジャージメーカーに製作を依頼した生地は自然な光沢とハリ感があるので、“ちゃんとヨソ行き着てます感”が出る一枚です。ストレッチが効いているので、着心地も◎
ネックのわずかな差で魅せる
Sig FREAK’S STORE ¥4,950 → ¥3,465(Sig FREAK’S STORE)
「デザイン面で、もう少しわかりやすく変化を付けたい」という方はネック部分をアレンジした無地Tもおすすめ。だいぶ控えめなのでやや分かりづらいのですが、首元がわずかに立ち上がったモックネック仕様です。Tシャツの首元は露出し過ぎるとだらしない印象になってしまうので、しっかり覆えるのはありがたいところ。身幅には少しゆとりを持たせているので、窮屈そうに見える心配もなし。
すでに今年上半期の人気者です
Hanes for BIOTOP ¥5,940((ADAM ET ROPE’ 池袋パルコ FEMME)
毎日使うことを考えれば、複数枚がセットになっているパックTもチェックしておきたいところ。実は、あの〈ヘインズ〉からもモックネック仕様の無地Tがリリースされています。“いつものヘインズなのにちょっと上品”な感じがウケて、FACYではすでに2020年上半期の人気者の仲間入り。編集部の試着レビュー企画でも取り上げたので、ぜひこちらの記事もご覧あれ。
アメトラの本家が一枚1500円以下!?
Brooks Brothers ADAM ET ROPÉ別注 ¥5,500 → ¥3,850(ADAM ET ROPE’ ルミネ有楽町 HOMME)
ラストはアメリカントラッドの本家である〈ブルックスブラザーズ〉のパックT。ネイビーはインラインでは存在しない〈アダムエロペ〉の別注カラーです。端正な雰囲気を演出してくれる色なので、ぜひ揃えておきたいところ。上質なスーピマコットンを使った生地は滑らかな質感なので、オフィスで着ても映えるはず。今ならセール中につき、一枚1284円(!)で手に入りますよ。