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2017/12/20 16:00

SDガンダム、シン・ゴジラ、そしてあの懐かしのロボも! 「TAMASHII NATIONS」10周年・思い出のアイテムBEST10

バンダイが大人向けに展開している玩具ブランド「TAMASHII NATIONS」は今年で誕生10周年。その集大成となるイベント「TAMASHII NATION 2017」(魂ネイション2017)が先日、東京・秋葉原にて開催されました。

 

このイベントでは、未発表のものを含め最新のフィギュアなどを大量展示したことはもちろん、これまでの10年を振り返る歴史的アイテムの数々もずらり陳列。さながら現代のフィギュア博物館といった様相となりました。今回はこの「魂ネイション2017」に展示された全アイテムのうち、ロボットや特撮ものをこよなく愛する筆者が選ぶ“思い出のアイテム”を、ブランド10周年を記念してベストテン形式で紹介したいと思います。

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↑「魂ネイション2017」(ベルサール秋葉原会場)展示のようす

 

■10位「DX超合金魂 マジンガーZ」

2012年12月発売

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懐かしいロボットたちを大人向けのクオリティでよみがえらせてきた「超合金魂」、ただでさえプレミアム感のあるこのシリーズで、さらに「DX」印のついた究極版が「DX超合金魂」! その第1弾だったマジンガーZは、全高30cmという巨大さ、発光や音声のギミック、内部メカニックが見えるようにできる交換パーツ、ディスプレイ用の格納基地付きというとんでもない豪華仕様に。そのすべてを実現しつつプロポーションも抜群と、マジンガーZファンでなくてもため息がもれるレベルの逸品でした。

「振り切ったぜいたく!」度:87点

 

■9位「S.H.MonsterArts ゴジラ(2016)」

2016年11月発売

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2016年の大ヒット映画「シン・ゴジラ」より、もっとも象徴的なゴジラ“第4形態”を精密に再現。全身のディテールが非常に精巧なうえに、ポーズも自在にとれるということで、「シン・ゴジラ」を観た人ならぜひ手元に置きたいと思えるフィギュアです。「プレミアムバンダイ」では初上陸時のゴジラ“第2形態”、“第3形態”も限定販売され、それらも一通り揃えたくなりました。写真の“第4形態”は映画の公開直前に発表されるも、発売はほぼ年末ということで、その間の約4か月が待ちきれなかった思い出は記憶に新しいところです。

「発売日がとにかく待ち遠しかった…!」度:88点

 

■8位「S.H.Figuarts(真骨彫製法) 仮面ライダーカブト ライダーフォーム」

2014年3月発売
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仮面ライダーのフィギュアシリーズとして人気を確立した「S.H.Figuarts」を、最新技術によってアップグレードする“真骨彫製法(しんこっちょうせいほう)”。その第1弾となったのが「仮面ライダーカブト」でした。人体のプロポーションをよりリアルに再現するために骨格レベルから造形を見直したという真骨彫製法のインパクトはすさまじく、アップで写真を撮ると本物の撮影用スーツそのものに見えてしまうほど。全身が動くアクションフィギュアには各部に丸っこい関節部品がつきものでしたが、そこをしっかり見直すことからはじめた志の高さがすばらしい。

「フォトジェニックぶりに感動!」度:89点

 

■7位「S.H.Figuarts 仮面ライダー鎧武シリーズ」

2014年5月~発売
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S.H.Figuarts 仮面ライダーシリーズは“真骨彫製法”が生まれて以降、特に“真骨彫製法”と銘打っていないものも全体的にクオリティが高まっていきました。作品の人気とともに商品数が充実した「仮面ライダー鎧武(ガイム)」シリーズは、まさにそのタイミングに一致。主役の「仮面ライダー鎧武 オレンジアームズ」から次々にすごいクオリティでフィギュア化されていきました。この「鎧武」がS.H.Figuartsを集めはじめるきっかけになったという筆者の個人的事情もあり、特に思い出深いシリーズだったりします。

「ここから沼にハマりました!」度:91点

 

■6位「TAMASHII Lab 宇宙刑事ギャバン レーザーブレード」

2017年1月発売
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1982年のテレビ放送当時には実現できなかった「宇宙刑事ギャバン」の武器・レーザーブレードを、現代の技術を結集して商品化。刀身に手のひらをかざすと音声とともに光り輝く“なりきり玩具”ですが、20個のLEDと赤外線センサーにより“かざしたところから順番に光っていく”ギミックが超本格的! さらにBGMボタンを押すと超有名なレーザーブレードのテーマ(BGM)やギャバンのセリフも流れるという至れりつくせりぶり。さらに今年は「ギャバン」が登場する新作映画の公開があり、その劇中で初登場した「レーザーブレードオリジン」版(写真手前)も発売。大人の特撮ファンたちを唸らせました。

「35年越しの商品化にわくわく!」度:92点

 

■5位「PROPLICA ドミネーター」

2015年1月発売
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なりきり系の玩具も充実しているTAMASHII NATIONSですが、アニメ関連で特に思い出深いのが「PSYCHO-PASS サイコパス」の特殊拳銃こと「ドミネーター」です。「PROPLICA ドミネーター」は、劇中登場サイズかつLED発光・サウンド・ボイス(声優・日髙のり子さんによる音声)を実現した初めての商品。翌年に “電動によるモード変形機構つき”の「ドミネーター」が他社から発売されたことで話題は以後そちらに移っていきましたが、「PROPLICA ドミネーター」発表当時の喜び、おもちゃとしての完成度の高さはいまでも色褪せていません。

「発売前の取材時も、発売後もかなり遊び倒しました!」度:94点

 

■4位「超合金 太陽の塔のロボ」

2014年9月発売
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“その発想はなかった”という意外な商品が突然出てくるバンダイの超合金。岡本太郎の「太陽の塔」をロボットに変形させてしまった「太陽の塔のロボ」は、その最たるものでした。1970年の大阪万博よりおなじみの「太陽の塔」をジャキジャキと変形させると内部から手足が生え、頭部にあたる部分からは“超兵器が発動”する(写真奥の状態)という……。これに近いことを想像したことはあったけど、まさか本気で商品化してしまうとは! 変形前の状態は純粋に「太陽の塔」のフィギュアとしても楽しめるお得感もありました。ちなみに、2018年3月には「太陽の塔」内部が公開されることを記念し、ミニサイズになった新商品「太陽の塔のロボ Jr.」も発売予定だそうですよ。

「この企画でよくOK出たな…!」度:95点

 

■3位「元祖SDガンダムワールド 超機甲神ガンジェネシス」(機甲神5体セット)

2017年8月発売
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1990年代、小学生を中心に超人気だった「SDガンダム」。「TAMASHII NATIONS」でもさまざまなSDガンダムワールドが展開されてきましたが、そのなかでもとりわけ感慨深かったのがこちらです。プラモデルとはちょっと違う“組み立て式玩具”として登場した「元祖SDガンダム」……その現代版復活アンケートで、第1位になったのが「超機甲神ガンジェネシス」でした。「機甲神」とよばれるガンダム顔の巨人6体が合体するという大型アイテムなのですが、すぐに6体セットが商品化されたわけではなく、合体の中心となる1体(「機甲神エルガイヤー」)がまず発売。こちらの販売好調を受け、残りの5体が追って商品化されたという流れもドラマチック。まさにお祭りでした!

「出してくれたことにただただ感謝っ!」度:97点

 

■2位「DX MMZ-01 モエモエズキューーン」

2012年9月発売
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「TAMASHII NATIONS」発の特撮映像作品として、2012年にテレビ放送された「非公認戦隊アキバレンジャー」。“非公認”とは言いつつも、東映とバンダイのタッグにより本気で作られたパロディ作品でした。 “美少女フィギュアでヒーローに変身する”という、本来のスーパー戦隊だったらありえない設定と、そのフィギュアが変身の際に変形してカッコいい拳銃型になるというミスマッチがもたらす笑いとわくわく感。さらに、これがしっかり変形機構つきの商品として発売されたことでストーリーが完成した感がありました。また何らかの形で続編をやってほしい!

「また観たいぜアキバレンジャー!」度:98点

 

■1位「超合金魂 GX-72 大獣神」

2017年4月発売
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「マジンガーZ」を皮切りにスーパーロボットを現代によみがえらせてきた「超合金魂」シリーズでしたが、これまで登場したロボットは1970~80年代のものが中心。筆者が子ども時代を過ごした90年代のロボットはなかなか日が当たらないさびしさがありました。特に40年以上続くスーパー戦隊シリーズに至っては、“最新”もしくは“最初”のロボ以外はなかなかリメイクしてもらえなかったんです。しかしついに! 今年、シリーズ第16作「恐竜戦隊ジュウレンジャー」(1992年)のロボが「超合金魂」になりました。作品自体の人気、当時からのおもちゃの人気、海外での人気といった条件をクリアしてようやく商品化されたものですが、こちらの売り上げ成績が好調だったようで、次回作の開発も進行しているみたいです。この調子で「ジュウレンジャー」以外のスーパー戦隊ロボがぞくぞく「超合金魂」になってくれたら……という期待もこめて1位に選出させていただきました。

「この続きをメチャクチャ期待してます!」度:99点

 

■TAMASHII NATION 2017(魂ネイション2017)
http://tamashii.jp/special/tamashii_nation/

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