ゲーム&ホビー
2019/5/31 19:00

30代以上が好きそうなレトロゲーム機! かと思いきや、予想外の展開になりそうなポートランド発「Playdate」

スマートフォンやSwitchといった超高性能な携帯ゲーム機の登場で、複雑で高画質なゲームがどこでもプレイできるようになりました。それでも30代を越えたゲーマーなら、初代ゲームボーイやたまごっちなど、白黒でレトロなゲームを懐かしむこともあるのではないでしょうか?

 

近年では、スーパーファミコンやプレイステーションなど、旧型のゲーム機を復刻版としてパッケージしたプロダクトが販売されていますが、そんなトレンドに乗って登場し、話題を集めているのが「Playdate」です。

スウェーデンの電子機器メーカーがデザインしたPlaydateは、画面が白黒で操作もシンプルなことが特徴のひとつ。この素朴な設計はゲームボーイを彷彿させますが、スペックは見た目と違って進歩的です。2.7インチのモノクロ液晶画面の解像度は400×240と、ゲームボーイの約4倍。サイズも74mm×76mm×9mmですから、手のひらサイズの薄いデバイスに仕上がっているようです。

 

また、くるくる回せるハンドルが付いていることも目玉。トップゲームデザイナーの高橋慶太さんがPlaydate向けに作った「Crankin’s Time Travel Adventure」というゲームでは、クランクと呼ばれるこのハンドルを回すとキャラクターが前後に移動するそうです。ひょっとしたら、これで“没入感”に違いが出るかもしれませんね。

 

また、ゲーム自体の配信方法も特徴的。ゲーム機を購入すれば、追加の支払いは必要なく、週ごとに1タイトルずつ配信されます。12週かけて12個のゲームが配信され、1シーズンが終わるそう。まるでテレビ番組のように毎週新しいゲームが流れて来るのを待つわけですね。ダウンロードされたゲームはシーズンが終わっても消えたりはしないとのこと。シーズンという呼び方をしていることからも、本プロダクトが成功すれば第2弾、第3弾と新しいゲームが開発・配信される可能性がありそうです。

このちょっと変わった試みを手がけているのは米オレゴン州ポートランドにあるソフトウェア企業のPanic。同社は20年間iOSのアプリを開発してきましたが、停滞感を心配し、まったく新しいモノづくりに挑戦しようと思ったそうです。Playdateの予約は2019年内に149ドルで受付を開始し、2020年前半に出荷を始める計画とのこと。

 

日本語版と英語版のTwitterアカウントがあり、どちらにも数多くのコメントが寄せられています。ゲームボーイやバスマスターズなど懐かしのゲーム機を思い出している人がたくさんいる模様。しかし、そのなかでも注目はUbisoftとのツイート。あるユーザーが「AAAゲーム(莫大な予算が注ぎ込まれる大手メーカーによるタイトル)は対応しますか?」という質問をPlaydateに投げかけたところ、Playdateは「『アサシン クリード』というゲームを白黒対応にして、ぐるぐる回すハンドルも使えるようにしてくださいとUbisoftを説得できたら、AAAゲームも対応するかもしれません」と返答。そると、同ゲームを制作するUbisoftの公式アカウントが「すごく面白いね! DMでチャットしましょう」と反応しているんです!

ひょっとしたら、これをきっかけにPlaydate版アサシン クリードがいつか実現するかもしれません。今後の展開に期待が高まります。

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