ヘルスケア
2018/1/18 11:00

いきなり湯船に「ドボン」はNG! 突然死の危険もある「ヒートショック」の予防と対策

体を清潔にしたり、心身をリラックスしたりとお風呂は生活に欠かせないもの。しかし、冬場のお風呂は「ヒートショック」が起こりやすいため注意が必要です。心肺停止にもつながる「ヒートショック」とはどのようなものなのか、効果的な対策とともに詳しく見ていきましょう。

20170117_hayashi_FT_01

 

 

血圧の急激な変化で起こるヒートショック

20170117_hayashi_FT_02

12月7日放送の「よじごじDays」(テレビ東京)では「ヒートショック」を取り上げました。私たちの血圧は、寒さや暖かさといった環境の変化に応じて変動しています。寒いと血管が収縮して血圧が上昇し、暖かいと血管が拡張して血圧は下降。体内で急激に血圧が変動する「ヒートショック」が起きると、心臓などに大きな負担がかかることになります。心筋梗塞や脳卒中を引き起こし、最悪の場合は突然死に至る可能性も。

 

そして、冬場は高齢者を中心に入浴時の突然死が急増。東京都健康長寿医療センター研究所調べによると、入浴中の心肺機能停止者数は年間約1万7千人にものぼり、そのほとんどが「ヒートショック」が原因と考えられているそうです。ヒートショックに特に気をつけるべき人は、高齢者や高血圧・糖尿病・肥満を抱えている人など。また、若い人であっても熱いお風呂が好きだったり、お酒を飲んでからお風呂に入ったりする人、食後1時間以内にお風呂に入るせっかちさんも注意してくださいね。

 

冬場のお風呂に要注意

20170117_hayashi_FT_03

くつろげるはずの場所であるお風呂ですが、気温が低い時期のお風呂場は危険がいっぱい。たとえば、暖かい部屋から寒い脱衣場へ移動するだけで血圧は上がります。さらに、服を脱いで寒いお風呂場へ行くと血圧はますます上昇。特に浴室内が温まっていない一番風呂は体によくありません。また、寒さに負けていきなり熱い湯船に入るのもNG。水圧と熱い湯で血圧は急激にアップし、ヒートショックによる病気を引き起こすリスクも高まります。

 

ヒートショックの危険を減らすためには、入浴前にゆっくりかけ湯をして急激な血圧の変化を避けることが大切。かけ湯をする時はいきなり肩からザバーっとかけるのではなく、心臓から遠い足先からかけましょう。かけ湯以外の対策としては、脱衣場にヒーターを置いたり、お湯の温度を41℃以下に設定するのがおすすめ。浴室をシャワーで温めるのも有効です。入浴前の水分補給も重要で、番組ではヒートショック予防のドリンクとして「スパイス白湯」を紹介しました。「スパイス白湯」は、白湯150mlとショウガパウダー5ふり、シナモンパウダー2ふりを混ぜるだけで出来上がり。出演者一同が「香りで癒やされる」「アロマみたい」「これはいいなぁ!」と絶賛するほどのドリンクなので、ぜひ作ってみては?

 

暖かい春が訪れるのはまだしばらく先。ヒートショックにはじゅうぶんに気をつけて入浴したいものですね。

 

 

文/プリマ・ドンナ

 

 

 

 

TAG
SHARE ON