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ダイエット
2018/4/30 10:30

食べすぎ&飲みすぎは、「食べない」よりも「食べて」リセット!

食べすぎたり、飲みすぎたりした翌日のなんともいえない罪悪感…。きっとみなさん、経験がありますよね? 食事をとっていいのか悪いのか、食べるなら何を食べればいいのかも気になるところ。『リセットひとりごはん』の著書がある家庭料理研究家の奥薗壽子さんに、おすすめのリセット食をうかがいました。

 

 

「やっちゃった」と思ったときは、野菜スープのちょい足しメニュー

 

「夕食をとりすぎたのか、甘いものを食べすぎたのか、もしくはお酒を飲みすぎたのか、『やっちゃった』にも人それぞれパターンがありますね。でも、どの場合でも何も食べずに帳消しにするよりは、あえて食べてリセットする、そんなプラス思考のほうがいいと思うんです。それを助けてくれるのが野菜。野菜を食べることです」(奥薗さん)

 

お酒が飲めない奥薗さんは、飲みすぎて失敗することはありませんが、食べすぎたときには野菜を積極的にとることにしているのだそう。特に意識するのは食べ方。前日にうんざりするほど食べても、翌朝、いくら食べすぎを反省しても、やはりお腹はすきます。そこで、次の3つのことを1品でクリアできるメニューを考えるといいます。

 

  • カロリーを抑えられる
  • 必要な栄養素をとれる
  • 満足感が高い

 

そうして行き着いたのが、野菜スープのちょい足しメニュー。

 

「スープは野菜をたっぷり入れられるうえ、麺を加えてスープパスタにしたり、ごはんを加えておじやにするなど、応用がききます。いっしょに水分もとれるので満腹感も高めで、なにより調理が簡単。食べすぎのリセットには“野菜スープにちょい足し”、これがいちばんです」(奥薗さん)

 

飲みすぎにも野菜。飲んだ後のラーメンがおいしいのにも理由あり!

早くアルコールを抜きたい、解毒したいと思う二日酔いの朝…。こんなときも、頼りになるのは野菜です。野菜に含まれているカリウム、ナトリウムなどのミネラル類が、リセットを助けてくれます。

 

「お酒を飲んでいると水分をたくさんとっているようですが、実は、体の中では脱水症状が起こっています。すると、ナトリウムなどのミネラル類が不足し、そのために頭が痛くなったり、気分が悪くなったりするといわれています。
それに、飲んだ後のラーメンやお茶漬けがおいしいという人が多いでしょう? あれもナトリウムが欠乏して、欲しているからだと思うんです。だから、野菜たっぷりのスープなどをとったほうが脱水症状がおさまると思います。ごはんや麺を少し加えて炭水化物もとったほうが、よりアルコールの分解が早いようですよ」(奥薗さん)

 

飲みすぎたときも野菜スープのちょい足しメニュー。いざというときのリセットごはんとして、ぜひ覚えておきましょう。

 

スープだけでは物足りない、という人には、チャーハンもおすすめ!

 

野菜たっぷり一品主食でリセット&ダイエット

 

スープのほか、奥薗さんのとっておきのリセットメニューが、チャーハンと麺料理。

 

「チャーハンはごはんよもり野菜の量を多くするのがポイント。野菜は炒めるとグッとカサが減り、見た目も小さくなるので、ごはん粒が目立って野菜ばっかりという感じがしなくなります。
野菜はキャベツ、玉ねぎ、ほうれん草などなんでもかまいませんが、色の濃い野菜を意識して入れたほうが栄養価が高くなります。さらに、きのこやわかめなどを加えると、噛みごたえが出て、より満足感のある一品になります。
麺料理の場合は、麺の量を減らして代わりにえのきたけで増量。これがリセットごはんにぴったりのテクニックです。えのきたけは食物繊維が多くて低カロリーで、しらたきよりも味があるから、味の満足感も高い料理になります。パスタがゆで上がる直前にえのきを入れていっしょにゆで、あとはふつうのパスタと同じように作るだけだから、調理も簡単。そうめんやにゅうめんにもこの手が使えます」(奥薗さん)

 

ダイエット中の主食としても、ぜひ試してみてください。

 

奥薗 壽子
家庭料理研究家。手間を省き、素材の持ち味を引き出すカンタンでおいしく、体にやさしい奥薗流料理が人気。朝日放送「たけしの家庭の医学」をはじめとするテレビ出演、講演会などで活躍。『奥薗壽子のダイエット段々弁当』(文化出版局)をはじめ、著書も多数。

 

 

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