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2018/8/28 11:00

「ちょこちょこ食べ」は肥満の元!? 医師が教えるやせられない人の特徴

やせたい、やせたいと思っていてもなかなか成果が上がらない人には、ある共通の「NG行動」があると肥満外来の医師・左藤桂子先生は言います。あなたも知らず知らずのうちにやっていることが見つかるかもしれません。1つずつ見ていきましょう。

 

Auther/左藤 桂子

 

食事の替わりにお菓子を食べている


「意外に思うかもしれませんが、太っている人は栄養が足りていません。これはカロリーの話ではなく、体に『必要な栄養素』のことです。私たちの体が食べものを消化・吸収し、代謝するには、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルといった栄養素が不可欠です。

 

やせたいからといってきちんと食事をとらないと、体に必要な栄養素が不足します。栄養が足りないと、サッと動いたりちょっと歩く距離を伸ばしたり、というのが億劫になり、その結果、身体活動度が下がってやせにくくなります。また、カロリー的には同じだからと、ごはんではなくお菓子で済ませてしまうのも絶対にNG。お菓子では必要な栄養素はとれません。

 

体を最適な状態に維持し、やせ体質になるためには、カロリーではなく「栄養」を考え、きちんとした食事をとることが大事です」

 

「まとめ食い」や「ちょこちょこ食べ」

「空きっ腹のときに食べたものは体に吸収されやすいんです。そのため、長く時間が空いたあとに口にするものは気をつけないといけません。やせるために食事を抜いて、食事量を減らしたつもりでも、空腹の時間をたっぷりあけたうえに、そのあとの食事でどっさりまとめ食いしていては、まったく意味がないどころか逆効果。むしろ太りやすくなってしまいます。

 

逆に、だらだらとひっきりなしに食べているものNG。まとめてカロリーはとらなくても、お菓子やデザートなどをちょこちょこ食べ続け、挙句『お腹が空かないから食事はきちんととらない』では、体に必要な栄養素がとれません」

 

 

水の代わりに清涼飲料水や牛乳を飲む

「体から老廃物をしっかり出し、いい状態にするには水が不可欠です。同じ水分でも、ジュースやスポーツドリンクなどの清涼飲料水や牛乳では、その役割は期待できません。またこれらはカロリーもそこそこあります。清涼飲料水や牛乳は水の代わりにはならない、ということを肝に銘じておきましょう」

 

 

「でも」「だって」が多い

「やせらない人は言い訳が多い。これは、多くの肥満患者を診てきて感じたことです。ダイエットに真摯に取り組めないことを、何かの、誰かのせいにする。うまくいかない原因を自分以外の何か、誰かが原因だと考えているのです。こういう人を見ていると『本当にやせたいと思っているのかな?』と思うこともあります。

 

言い訳が多い人はこちらの指導にも耳を傾けない場合が多い。それではやせられるはずがありません」

 

 

取材・文/遊佐信子

 

左藤 桂子

左藤桂子ヘルスプロモーション研究所所長。日本肥満学会、日本内科学会、日本糖尿病学会日本プライマリケア連合会所属。30年で3万人の肥満治療に携わる肥満外来担当医。これまで多くの症例を診て、糖尿病となる前に体重オーバーの時期があることに気が付き、体重コントロールの重要性を指導。『ダイエット外来の寝るだけダイエット』『肥満外来の女医が教える熟睡して痩せる「3・3・7」睡眠ダイエット』など著書多数。

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