家電
2017/12/13 13:45

これが猫のトイレだと!? 「ロボット化」が進み、砂はいずれ時代遅れになるかも……

スマートライト、音声アシスタントスピーカー、自律式掃除機ロボット・・・。テクノロジーの進化で驚くほど便利なガジェットが次々に世に出てきましが、その勢いは留まるところを知りません。GetNavi webではこれまでも雑草抜きルンバや全自動アイロンマシンなど変わり種の全自動デバイスを紹介してきましたが、今日紹介するプロダクトもなかなか大胆な発想で作られています。

 

それは「猫用トイレ」。この分野でも以前から「マシン化」が起きていましたが、問題のひとつに価格がありました。しかし、最近では起業家がより安価なものを作るために、クラウドファンディングで資金を集めています。そこで今回は金額が異なる2つの未来系猫トイレをご紹介します。

 

センサー付き回転式の「Littler Robot III Open Air」

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散歩もいらず、一人遊びが好きな猫はそれほど手間がかかるペットではありません。それでも猫の排泄物は臭いので、「トイレ掃除や砂の補充がもっと楽になったら」と思っている飼い主の方はたくさんいるかと思います。そこに目をつけたのが「Litter Robot III Open Air」です。

 

巨大な回転式のトイレになっており、猫の存在をセンサーが検知。用を足した猫が出ていくとトイレ自体が回転してフンや固まったオシッコだけが下の引き出し部分に落とされるという仕組みになっています。なんとも未来的な設計ではないですか。

すでに3世代目になっているLitter Robotは米Amazonで1台5万円ほどで販売されており、日本のAmazonでは7万円弱で販売されているのが見つかります。レビューもたくさんついており「1日に数回していたトイレ掃除が3日に1回になった」「買って良かった」と感動の声がたくさん見つかります。大きさが気になりますが、猫が複数いる家庭は猫用トイレも同じ数を置いたりしますが、「これ1つで大丈夫になったのも嬉しい」という声も書き込まれています。

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ただ、やはり気になるのは猫が使ってくれるのかどうか。どれだけ便利でも使ってくれなければ7万円の機械もただのガラクタ。少ないですがAmazonのレビューにも「ウチの猫は使ってくれなかった…」という悲しい感想も見つかります。せっかく買ってあげた大型の猫用ジャングルジムをそっちのけでティッシュ箱の中に入って遊ばれるなんて経験は多くの方がしているはずです。

 

多くの飼い主が待ち望んでいた、人間のトイレを使った「CATOLET」

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そんな不安を少し和らげてくれるのは、お値段が約1万8000円という「CATOLET」です。現在Kickstarterで予約受付中のこのプロダクトは、なんと人間用のトイレの横に水道と下水管と接続させて作ってしまう猫用の水洗トイレとなっているのです(日本への発送料は別途約1600円)。

猫が用を足す部分はメッシュのような素材でできたベルトコンベアになっています。おしっこはそのままベルトコンベアをすり抜けて下に、糞は定期的に回転するベルトコンベアが下に排除してくれるという仕組みです。下に落ちた糞はそのまま水によって下水へと流されるというもの。これはもう人間のトイレと同じですね。

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これまで多くの飼い主が「ウチの猫も自分で人間のトイレを使ってくれたら楽なのに」なんて考えてきたのですが、これはそれを実現してくれています。アプリを使ってコンベアの回転と水洗のタイミングを設定でき、万が一水漏れが起きたら通知してくれるそうです。

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トイレ横にスペースがないと設置は難しそうなのと、水回りの取り付けが必要な点は気をつけないといけません。下水道とつなげることができなければ、ホースでトイレの中に流すこともできます。

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猫をトレーニングするために、砂を段階的に減らすことのできるトイレもあるようです。

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資金の獲得に成功すれば、砂の購入もスコップを使った掃除も一切いらない「完全自動式猫トイレ」が実現します。「夢のようなプロダクトがついに誕生した」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。資金集めキャンペーンは1月初旬まで続き、発送は来年の4月を予定しているとのこと。

 

まだまだ存在感は薄いものの、一部の飼い主の間では好意的に受け止められている猫用の自動式トイレ。愛猫をロボットに慣れさせるのは開発者が考えているよりも難しいかもしれませんが、ひょっとしたら、これが未来のペット用トイレの形かもしれません。これからファンを増やせるかどうか注目です。