家電
2018/12/18 17:00

家電のプロがズバリ解決! 想像を超えた「進化系家電」の驚愕機能がくらしを変える!?

便利な家電が増えた現代、家事労働は昔よりも楽になったといわれています。とはいえ、いまだ日々のくらしの悩みは尽きません……。そんな問題を解決してくれる可能性を秘めているのが、単なる“便利”を超えた驚きの機能をもつ“進化系家電”です。そこで今回は、くらしに役立つ情報満載の動画マガジン「くらしのラボ」より、家電のプロ2名をお招きし、GetNavi編集部員の家庭の悩みをズバリ解決してもらいました!

 

<悩める編集部員を救うのは家電のプロ2名!>

家電王・中村 剛さん(写真左)
テレビの家電通選手権で優勝歴もある家電のプロ。「くらしのラボ」では「家電王/マスター家電」として、家電の選び方から便利な使い方まで、役に立つ情報を常に発信している。

家電コーディネーター・戸井田園子さん(写真右)
雑誌やテレビなど幅広い媒体で活躍する家電のプロ。家電の「使い勝手」にもこだわった主婦ならではの解説に定評がある。「戸井田姫」として「くらしのラボ」にも出演中。

 

【相談1】「年末大掃除の窓拭き、誰がやる?」

最初の相談者はGetNavi家電・ファッション担当、青木宏彰氏。青木氏はなんと新婚ホヤホヤ! 今回の相談ごとも新婚ならではといえる悩みのようで……!?

青木(敬称略、以下同):年末といえば大掃除ですが、いま気になっているのが自宅の窓掃除。実は結婚前から今のマンションに住んでいるんですけど、ここに引っ越してからの1年半で一度も窓掃除をしたことがないんですよね……。窓掃除は高い位置も掃除する必要があるし、意外に拭く力も必要じゃないですか? ここは格好よく「窓掃除はオレが担当するゼ!」って言いたいんですが、真冬に屋外で水を使う掃除は正直気が重い……。でも今後の円満な家庭生活のためにはガマンすべきでしょうか?

 

中村:冬の窓拭きはツライですよね。そんな時こそ進化系家電の出番です! 青木さんにオススメなのはズバリ、窓掃除ロボット「ウインドウメイト」ですね。窓掃除ロボットならセットしてボタンを押せばあとは暖かい部屋で掃除が終わるのを待つだけです。もちろん手の届かない高い位置も簡単に掃除できますよ。

↑ウインドウメイトは2つのユニットで窓を挟んで使用する窓掃除ロボット。窓ガラスの厚さに応じて4種類が用意されています

 

戸井田:私も実際に家でウインドウメイトを使っていますが、特に感じるのは「窓掃除の回数が増えたな」ということ。窓掃除ロボットがあればボタン1つで掃除ができるので、掃除回数も自然に増えるんです。いつでも透明でピカピカな窓をキープできるので、その点でも青木さんにぴったりでは?

 

青木:なるほど、そういうメリットもあるんですね~。ところで、窓掃除ロボットっていろんなタイプが登場していますが、ウインドウメイトの利点は何でしょう?

 

中村:窓掃除ロボットは空気を吸引して窓に「吸い付く」タイプが多いんですが、ウインドウメイトは窓の両面に永久磁石で「くっつく」のが特徴なんです。屋内と屋外両方にユニットがあるので、窓の外と内側を一度に掃除できるんですよ。

↑このように2つのユニットが永久磁石でくっつきます。その力は相当なもの

 

戸井田:しかも、吸引式は電池がなくなったら吸い込めなくなる……つまり窓にずっと張り付いていられないんですが、磁石式なら電池が切れても落ちない。つまり、より安全なんです!

 

青木:安全なのは重要ですね! でも、価格もそれなりにするんでしょう? 嫁が納得するくらいキレイになるんでしょうか? うちの窓は1年半掃除していない年代物の汚れなんですけど……。

 

中村:汚れを効率よく除去できるマイクロファイバーで、同じ場所を重ね拭きするジグザグ走行をするので、かなりキレイになりますよ。ウインドウメイトの実力に関しては、次の動画を奥さんにも見せてあげてください。窓掃除が面倒と感じているなら、きっと魅力的だと思ってくれるはずですよ。

※実際の使用シーンは45秒~

青木:動画を見る限り、ロボットが通ったあとの窓が透明になっているのが確認できますね! ただ、この若者3人による恋愛ドラマは一体……?

 

中村:汚れやすい屋外側は毛足の長いマイクロファイバーに洗剤を吹き付け、ひどい汚れが付きにくい屋内側は毛足の短いマイクロファイバーでから拭きする仕組みなんです。屋外側は市販のガラス用中性洗剤も使えますよ。

 

青木:(ドラマについてはスルーなんですね……)ところでこれ、磁石でくっついているなら屋外と屋内で同時にユニットを取り付ける必要があるんですよね。普通に開く窓なら1人で簡単にセットできるでしょうけど、はめ殺しの窓はどうすれば良いんですか?

 

戸井田:その場合は2人が外と中から同時に窓に取り付けるしかないでしょうね。むしろ新婚家庭にはピッタリの共同作業なんじゃないですか?(笑)

 

青木:タイミングを合わせて窓拭きロボットをセットする―― まさか窓掃除で2人の愛が試されるとは……(笑)。

↑家電担当として窓拭きロボットの存在は知っていたものの、いろいろと疑問もあって導入には踏み切れていなかったという青木氏。今回、動画を見て、その利便性を再確認した様子です。導入を奥様に直談判する日も近い!?

 

【コラム①進化系家電のトレンド・掃除家電編】

「トランスフォーム掃除機」がアツイ!?

掃除家電の進化系で注目したいのはコードレススティック掃除機。今年は使いやすい形に変形する「トランスフォーム掃除機」が多く発表されました。

 

たとえばシャークの「EVOFLEX」はヘッドと本体をつなぐパイプが曲がるので、腰を曲げずにソファーやベッドの下を掃除可能。三菱電機の「ZUBAQ」は電源台から斜めに外すとスティック掃除機、上に持ち上げるとハンディ掃除機になります。そして、エレクトロラックスの「Pure F9」は本体位置を上下に移動させられるので、下重心で掃除負荷を軽くしたり、上重心で狭い場所にヘッドを差し込むことができます。

↑米国売上No.1の掃除機ブランド・Shark(シャーク)が満を持して日本で発売開始したコードレススティック掃除機「EVOFLEX」。ボタンひとつでパイプの真ん中で折り畳めるので、家具の下もかがまずに立ったまま掃除でき、なおかつ収納時もコンパクト!(画像提供:シャーク)

 

ちょっとしたギミックがガジェット好きの心をくすぐるトランスフォーム掃除機。こうした掃除機なら、普段の掃除がちょっと楽しくなるかも!?

<動画でもチェック!>

【相談2】「明日この服が必要……って急にどうすりゃいいの!?」

2人目の相談者はGetNavi web編集長の山田佑樹氏。小学生の娘をもつ山田氏の悩みは、子どもがいる家庭なら一度は悩まされたことのあるであろう「学校あるある」です――。

山田:うちは小学生の子どもがいるんですけど「明日の支度した?」って寝る前に聞くと「あ、明日は体育があったんだ! 体操着を洗濯に出すの忘れてた……」って。これって小学生のいる家庭あるあるですかね?

そのうえ、我が家は夫婦共働きなのでお互い忙しいから洗濯物は2~3日分をまとめて洗濯しているんですよ。そうすると洗濯量が多すぎて衣類がなかなか乾かない。そうなると部屋干し特有のニオイが発生するのにも困っています。しかも、マンションがいま改修工事中で、洗濯物を外に干せる日が前日までわからないんです。天気がよくても部屋干ししないといけないことも多くて……。

 

戸井田:その悩み、とても共感できます……! 山田さんのお話を総合すると、「衣類を室内で素早くキレイに乾かしたい」ということですね。この悩みにはズバリ、三菱電機の衣類乾燥除湿機「部屋干し3Dムーブアイ搭載 サラリ」をオススメします!

↑三菱電機の独自技術「部屋干し3Dムーブアイ」を搭載した衣類乾燥除湿機。「全体乾燥」+「集中乾燥」で、素早く衣類を乾燥させます

 

山田:乾燥機、と思いきや除湿機!? 何か理由があるんでしょうか?

 

戸井田:学校の体操服を乾燥させるだけなら洗濯乾燥機でも対応できますが、洗濯乾燥機は衣類が多いとシワになりやすいんです。だから山田さんのように2~3日の衣類をまとめて乾燥させたい家庭なら、部屋干しをサポートできる除湿機のほうが向いていますね。

 

山田:なるほど~。ところで「3Dムーブアイ」って何ですか? なんだかカッコいい名前ですけど。

 

戸井田:部屋干し3Dムーブアイは、濡れた場所を検知する独自機能のこと。生乾きの場所がわかるので、そこだけ集中的に湿気を除去できるのが特徴なんです。だから、ただ風を同じ方向に送風するだけの除湿機よりも衣類を効率的に素早く乾燥できるというメリットがあるんですよ。

 

山田:イマドキの除湿機は賢いんですねぇ。実は、うちは部屋が狭くなるのがイヤでバスタオルを半分に折り畳んで干しているんです。だからかなりの確率で生乾きになるのも悩みのひとつで。3Dムーブアイ搭載 サラリならこの問題もなくなるということですか?

 

戸井田:たとえば、部屋に衣類を一列に並べた場合、普通は除湿機の風が衣類全体に当たるように風を左右にスイングさせますよね。でも、薄手のTシャツと厚手のタオルだと乾燥する速度が違います。普通の除湿機だと、Tシャツが乾いても最初と同じように風を左右にスイングさせ続けるのですが、3Dムーブアイなら後半は湿気が残っているタオルだけに集中的に風を当てて乾燥させることができるんです。だから、厚手の洗濯物だけ生乾きという問題も解決されるはずですよ。

 

山田:へえ、よくわからないけど賢く考えて動くんですね。

 

中村:そんな「最新家電は何をしているのかよくわからない」という人向きなのも本製品! 実はコレ、センサーが注目している場所を緑色の光で見ることができるんです。こちらの動画をみると緑の光が衣類をチェックしている様子がわかるでしょう?

※実際の使用シーンは10秒~

山田:本当だ! 服の上を緑の光が動いてる! 家電がどこを見ているかがわかるのはおもしろいですね。急いでいるときも、どこを集中的に注目しているかわかると「ちゃんと仕事しているんだな」って安心できる気がします。それに動きがおもしろいから子どもが喜んでずっと見ていそう!

↑この見える化機能を応用したのが「ズバッと乾燥」モード。カーソルで光の位置を移動させて、乾燥させたい位置を自分で指定することができます

 

中村:しかも「湿気を見分けられる」ということは、乾燥していることもわかるということでもあるんです。だから、衣類が乾燥したら自動的に電源を切ることもできるんですよ。電気代が気になるという人にも嬉しい機能ですよね。

 

山田:なんか良いこと尽くめですね。注意点はないんですか?

 

戸井田:広い場所でも除湿できるパワフルさがあるので(注1)、どうしても本体サイズが大きく重量もあります。だから、部屋干しのたびに収納場所から出して使うのはちょっと大変かも。ただ、衣類乾燥だけではなく部屋の結露防止やカビ防止にも便利なので、我が家では出しっぱなしにして使用しています。

注1:木造一戸建住宅で最大15畳、プレハブ一戸建住宅で最大23畳、軽量コンクリート集合住宅で最大30畳。
↑長らく悩まされてきた“あるある”が解決しそうだと喜ぶ山田氏。動画を見て「ビームみたいでカッコいい!」とはしゃぐ姿が印象的でした

 

【コラム②進化系家電のトレンド・空調家電編】

今年の高機能エアコンは「AI」がキーワード

空調家電の王様といえば「エアコン」。今年のエアコンのプレミアムモデルで目立った新機能は「AI」機能の搭載です。本体のセンサーで集めたデータや、外部のデータをもとに学習・分析をすることで、省エネ性能の向上や快適環境の実現などを目指しています。

 

部屋の断熱性能などを学習することで、快適さを犠牲にせずに省エネ性能を高めたり、天気予報と連携することで部屋の汚れを先読み。あるいは、ビッグデータから同じ地域のユーザーのエアコンの使い方を学習するなど、ひとくちにAIといっても、メーカーごとにさまざまな特徴があります。

↑パナソニックのルームエアコン「エオリア WXシリーズ/Xシリーズ」はウェザーニューズと連携した「AI先読み空気清浄」機能を搭載。花粉やPM2.5の飛散予報をもとに部屋の空気の汚れを先読みし、自動で空清運転を開始します(画像提供:パナソニック)

 

エアコンをはじめ、AIの搭載がトレンドになりつつある家電業界。そのアプローチはさまざまで、何をどこまでできるのか、その活躍の広がりにも注目です!

 

ところで、エアコンなどの大型家電は簡単には修理や買い換えができないので、万が一壊れてしまったときは大変ですよね。いざというときに困らないように、保険に入っておくのも1つの手。次の動画のように、壊れてからでは遅いのです……!

■「住宅設備・家電修理サービス」詳しくはこちら↓
https://www.service.tepco.co.jp/s/jyusetu_kaden_lp/

【番外編】「休憩中にニヤニヤして何を見てるの?」

次の相談者を待つ間の休憩、なにやら中村氏がニヤニヤしながらスマホをチェックしています。家電のプロがなにを見ているのか、ライターとしても興味があるので声をかけてみました。

 

筆者:中村さん、それ、スマホで何を見ているんですか?

 

中村:あ、バレちゃいました? 実は……うちのネコなんです。倉本さんも見たいですか? 我が家にセットしてあるWebカメラで撮影した「今日のうちの子」の映像なんですけど。

↑中村さんがスマホで見ていたのは、アプリ「ペットみるん」のタイムライン。東大発ベンチャーと東京電力エナジーパートナーの共同開発とのこと

 

筆者:最近はペットカメラが徐々に普及してきたので、スマホで自宅にいるペットの映像を見ている人、結構いますよね。

 

戸井田:たしかに多いですよね。ただ、よく相談されるのが「肝心のペットが写っているシーンが見つけにくい!」という悩み。「動くモノ」があるときだけ撮影してくれるペットカメラも増えていますが、家族が横切ったときなども反応してしまうことがあるらしく、気をつけていないとそうした動画でいっぱいになってしまうみたいなんです。

 

中村:ペットカメラあるあるですね(笑) ちょっと手前味噌で恐縮なのですが、私が使っている「ペットみるん」は、AIが動画を解析して「ネコもしくはイヌが動いている場面」だけを抽出してくれるんですよ! しかも1回1分以内の動画にしてくれるから、外出先でチェックするのに最適なんです。ほらこれ、うちのネコが水を飲む瞬間! こっちは伸びをしているところ!

↑AIが自動で分析し、ネコ(もしくはイヌ)が映っている部分のみをアルバムにまとめてくれるので、探す手間がありません!

 

戸井田:たしかにこれは便利かも。かわいい瞬間の動作をきっちり動画で残してくれていますね。

 

中村:しかも1日に3回(朝5時、昼12時、夕方18時)「今日のハイライト」としてペットがイイ感じに動いた瞬間の様子を1分の動画にまとめてみることができるんですよ。短い休み時間に自宅のペットの様子を確認するのに最適でしょう? ほかにもいろいろ機能があるんですが、次の動画にわかりやすくまとまっているのでぜひご覧ください!

 

筆者:(結局、家電のプロおふたりで話がまとまってしまった……)

↑現状ではアイ・オー・データ機器のネットワークカメラ「TS-WRLP」が「ペットみるん」に対応。現在、 最大2か月の無料トライアルを実施中とのことなので、気になる方はぜひお試しを!

【相談3】「一人暮らしが寂しい、なんとかして!」

最後の相談者はGetNavi web編集部でカメラカテゴリを担当する小林祐太氏。収納スペースの狭い部屋で一人暮らし中ということで、何やら切実な悩みがあるそうです。

小林:一人暮らしで寂しいんです!

 

戸井田:切実そうではありますが、もう少し具体的に相談してもらえるとありがたいです。

 

小林:休日に家に人を呼んでワイワイできたら楽しそうとは思うんですけど、どうもてなして良いかわからないんです。だいたい部屋は狭いし、そんな場所にわざわざ人を呼ぶ理由もなかなか思いつかないですよね……。世の人はどうやってホームパーティとかを企画してるんでしょうか。

 

戸井田:それなら、こんな家電はどうでしょう? アラジンの「グラファイトグリラー」です。

↑肉や魚介類、野菜などをあぶり焼きにできる調理家電「グラファイトグリラー」

 

小林:なんだか不思議な形をしていますね。ライトのついたホットプレートのようにも見えますが……。ただ、以前、サンマを焼いていたら火災報知器が鳴ってしまったことがあって、煙が出る料理は自宅では絶対しない主義なんですよ。換気扇を回していたのにアラームが鳴ったのが結構なトラウマで……。

 

戸井田:大丈夫、グラファイトグリラーの最大の特徴は「焼いても煙が気にならない」ことなんです!

 

小林:!? どうしてですか??

 

中村:小林さんは焼き肉などで煙が出る理由を知っていますか?

 

小林:肉とか食材が焦げるからじゃないんですか?

 

中村:半分正解! あの目が痛くなるような独特の煙は、肉とか魚の脂が気化することで発生するんです。つまり油が焼き網の下にある炭やヒーターに落ちて高温で加熱されるのが理由。でもこのグラファイトグリラーはヒーターが本体の上にあります。だから加熱した肉の脂がいくら落ちても加熱されません。脂が気化しないので煙も出ないというわけです。ちなみに、この焼き網の下は水をためるトレーになっていて、落ちた脂がこびりつかないような仕組みになっているんですよ。

↑網の下にはヒーターはなく、上部に設置されたヒーターで上からあぶり焼きにするスタイル

 

小林:見た目がオシャレなだけじゃなく、いろいろ考えた上でこの形なんですね。おもしろい調理器具があるからウチに来なよ! って友人を誘うのにも良さそう。でも本当に煙はでないんですよね? 使ってみたら実は……なんてことないですか?

 

戸井田:心配性ですね~。では実際の使用風景をこちらの動画でチェックしてみましょうか。

小林:本当に煙が出ていませんね。しかも肉のニオイも出にくいというのも良いなあ。うちはむき出しのハンガーラックに服を収納しているから、部屋のニオイが服に移っちゃうんですよね。

ただ、サイズが結構大きいですね。手狭なうちの部屋に収まるかなあ?

 

戸井田:決してコンパクトな調理家電とはいいにくいのは確かですが、収納ケースも付属していて、ケースに入れた状態だともう少しコンパクトになりますよ。むしろ、この大きさ・デザイン含めて特別感のある調理器具だともいえます。それに、このレトロ感のある独特なグリーン色は女性にもすごく人気があるんですよ! 色も形も魅力的なのでインスタ映えしますし。ある意味、友達が遊びに集まりたくなる“モテ家電”かも!?

 

小林:友達が集まりたくなる家電というのはいいですね、まさに僕の要望にピッタリ! 動画を見るかぎり焼いた肉も美味しそうだし、これは結構いいかも。ただ、やっぱり狭い部屋での一人暮らしにとってはサイズがネックだなあ。

 

戸井田:そんな小林さんに、もうひとつ魅力的な情報です。最近、このグラファイトグリラーに「マジックプレート」という別売プレートが登場したんです!

↑追加プレートのマジックプレートをセットしたところ。中央で肉や野菜を焼き、まわりのくぼみでチーズやソースを温めます。くぼみは4つに分かれているので4種類の違うソースを入れてもOK

 

小林:なんか名前からしてすごそう! ……って追加でプレート買ったら、さらに収納スペースが必要になっちゃうじゃないですか!

 

戸井田:でもこのマジックプレートは中央で脂を落としながら焼き物ができるほか、網のまわりのくぼみでチーズやソースなども加熱できるんですよ! つまりチーズフォンデュやバーニャカウダ、チーズタッカルビ風の料理がみんなでワイワイ楽しめるんです!

 

小林: 全部女性ウケしそうな料理ばっかりじゃないですか! ガゼン購入意欲がわいてきました!

↑突然ニヤニヤしだした小林氏。早速グラファイトグリラーを導入してホームパーティを開いているところを想像しているのでしょうか。少し気が早い気もしますが、あの動画を見たら妄想が膨らむのも納得です

 

【コラム③】進化系家電のトレンド・キッチン家電編

放置するだけで本格派料理。調理家電は「時短」から「時産」へ

一時は短時間で料理を仕上げる「時短」家電がもてはやされましたが、今はむしろ「時産」家電が人気です。長時間の煮込み料理も、加熱を家電にまかせれば、火加減をみたり具材をかき混ぜたりといった作業はすべて家電任せ。人間は最初に具材を切って家電に入れたあとは、外出を楽しむこともできます。このように、時間のかかる部分を家電に任せることで、自分の時間を作り出すことができるのが「時産」という概念です

 

たとえばシャープの「ヘルシオ ホットクック」は、鍋に材料を入れれば加熱はもちろん「かき混ぜる」作業まで自動化してくれます。また、煮る、蒸す、焼く、圧力調理ができるティファールの「Cook4me」は、液晶画面にレシピを表示。圧力調理ができるので肉も素早く柔らかくなります。台湾メーカーの「フュージョンクッカー」は深鍋とグリル鍋が付属しいて、1台で煮込み料理や炒め物、無水調理、蒸し物、焼き物など幅広い料理に対応しています。

↑素材本来のおいしさを引き出す「水なし調理」も人気のシャープ「ヘルシオ ホットクック」。最大15時間の予約調理が可能なので、朝にセットすれば帰宅時に熱々の夕食ができている……といったまさに「時産」的な使い方が可能(画像提供:シャープ)

 

手間のかかる部分を楽にする、というのは従来からの家電の役割ですが、限りなく自動化して「放っておける」という部分は今後ますます進化していきそうですね。

 

尽きない相談ごと……続きは「くらしのラボ」で!

まだまだ相談者が絶えなさそうな臨時相談室ですが、今回はこのあたりでお時間がきてしまいました。でも、ご安心ください! 今回、進化系家電が実際に動く様子を動画で見せてくれた「くらしのラボ」には、ほかにも最新家電の情報がいっぱい!

 

今回の記事のように最新の「進化系家電」が動く様子をチェックできるほか、「ボタン操作だけでエアコンを掃除する方法」「ブレーカーが落ちたときに、落ち着いて原因を調べる方法」など、知っているとちょっと「ドヤれる」家電のメンテナンス方法や、いざという時の対処法なども紹介しています。窓拭き掃除ロボットの動画で出てきたドラマの詳細もぜひチェックしてみてください! ほとんどの動画が1分から2分程度と短く、移動や休憩などのスキマ時間にササッと楽しくチェックできますよ。

 

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撮影/我妻慶一