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洗濯機
2019/10/17 20:50

ほぼ「入れるだけ」でシワなくキレイ! 日立の洗濯機「ビッグドラム」がホントの「全自動化」にまた一歩近づいた

アプリと連携する「わがや流 AI」コースで使うほど好みの仕上がりに

さらに日立のドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」には、昨年から搭載して人気になっている機能があります。それが「AIお洗濯」。洗い、すすぎ、脱水それぞれの行程で、「布量」「水硬度」「水温」「洗剤種類」「布動き」「汚れの量」「布質」「すすぎ具合」「脱水具合」を9つ要素をセンシングし、その結果から最適な水位や洗剤量、洗い方、回転数、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間等を制御する先進機能です。

 

例えば、水硬度が低く水温が高い場合は洗剤が泡立ちやすいので洗剤量を減らし、洗い時間も短縮します。また衣類から出る水分量が少ないと検知したら、脱水時間を短縮。逆に汚れが多いと判断したら、時間を延長して汚れをしっかり落とすなど、AIが自動で最適な運転を行ってくれます。

 

この「AIお洗濯」機能が、「洗濯コンシェルジュ」アプリと連携することで、さらに進化します。アプリと連携する新コース「わがや流 AI」コースで汚れ落ちやすすぎ、衣類の傷みなど、洗濯結果に対する満足度を評価するたび、次回の洗濯に反映してくれるため、使うほどに好みの仕上がりに近づけます。

↑前回の「わがや流 AIコース」で気になった項目を選ぶと、次回の洗濯に反映されます

 

そのほか「洗濯コンシェルジュ」の機能として、洗濯指数をもとに洗濯物が乾きやすい時間帯をアドバイスし、衣類のシーンや生活シーンを選ぶとおすすめの運転コースを提案するなど、日々の洗濯をサポート。”コネクテッド家電”ならではの機能として、新たな洗濯コースも順次追加できるようになります。もちろん、アプリでは離れた場所から運転状況の確認や運転の開始ができ、予約時間の変更なども可能です。

↑乾きやすい時短を教えてくれるほか、乾きにくい日は、部屋干しや乾燥までの運転をアドバイス。さらに花粉情報も教えてくれます

 

「全自動化」がパワーアップしたことで、家事の省力化に貢献

日立のドラム式洗濯乾燥機はこれまでも、乾燥の仕上がりのよさから「アイロンがけなしで着られる」と好評でした。それが「AIお洗濯」により洗濯物や水の状態に合わせて適切な洗濯方法を自動で選んでくれるようになり、洗剤や柔軟剤も自動で投入、さらに洗剤が少なくなったら自動で再注文するシステムを開発中とのことで、洗濯の”全自動化”がよりパワーアップした印象です。それが一度に12㎏とたっぷり洗えるモデルが対象になったということで、まとめ洗いにも最適。まさに家事の手間を省力化したい共働き家庭や高齢者世帯にうれしい洗濯機といえるのではないでしょうか。

 

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