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2019/10/30 18:00

「1本抜けるとゴッソリ」むし歯よりヤバい病気を防ぐには? 「歯の健康シンポジウム」で電動歯ブラシを使ったケアを学ぶ

歯と歯ぐきの境目を意識して磨くべし

また、セミナーでは、歯科衛生士の濱田真理子氏によるEW-DP53を使った歯磨き指導が行なわれました。まずは持ち方から。子どもや高齢者など、握る力が弱い人は安定がしやすい、手のひらでぐっと握った持ち方をするのがオススメとのこと。一方、普通の握力の人は、ペンを握るような持ち方をするのがオススメだといい、こうすることで細かい動きもできるといいます。

 

歯磨きの時のポイントは、歯と歯ぐきの境目をしっかりと磨くこと。ブラシをヨコに動かすヨコ磨きをして、境目を意識することが重要なのだそうです。奥歯を磨くときは、口の奥にブラシがあたっていることをしっかり確認しながら動かすといいそう。なお、ちょっと磨きにくい、前側の歯には、歯ブラシを立てることでぐっと磨きやすくなるとのこと。みなさんもぜひ参考にしてみてください。

↑濱田氏による実演。上からぐっと握る持ち方は、小さい子どものカトラリーの持ち方のようです

 

↑意外と忘れがちな前歯の根元は、ブラシを立てて磨きます

細いブラシとヨコ磨きを兼ね備えたのがドルツ EW-DP53

歯周病の予防に大切なのが、歯と歯ぐきの境目をしっかりと磨くこと。しかも歯と歯ぐきのすき間のいわゆる「歯周ポケット」に届くよう、細いブラシを使うことが重要です。

 

一方、むし歯の場合は、歯の表面の汚れを落とすことがポイントになります。歯の表面、さらに歯と歯の間の溝に入りこんだ汚れを落とすのに有効なのがヨコにブラシを動かすこと。パナソニックの調査によれば、歯科医師の87%がヨコに細かく動かす磨き方を推奨しているそう。

 

そして、歯のケアのポイントである「極細のブラシ」そして「ヨコ磨き」この両方を兼ね備えたのが、9月1日に発売したパナソニックの電動歯ブラシの最上位モデル「音波振動ハブラシ ドルツ EW-DP53」(実売価格3万3000円)というわけです。

↑ドルツW音波振動の最上位モデル「EW-DP53」。本体寸法は、高さ23.5×幅2.9×奥行3.5cm、本体質量は約110g(ともにブラシ含む)。カラバリはピンク(左)、シルバー(中央)、青(右)

 

EW-DP53の標準ブラシは新「極細毛ブラシ」を採用。毛の細さが約0.02mmのため、ブラシが歯周ポケットにしっかりと届きます。振動方式は「W音波振動」を採用。振動数は「ヨコ磨き」では毎分約3万1000ブラシストローク、「タタキ磨き」では毎分約1万2000ブラシストローク。

 

7種類ものブラシが付属し、ニーズに応じたケアが可能

このほか、歯周ポケットや、歯と歯ぐきの間などを中心にケアできる「極細毛ブラシ(コンパクト/ラージ)」、歯面・かみ合わせ面をしっかり磨く「マルチフィットブラシ」、円錐形上で歯間や歯並びの悪いところを磨く「ポイント磨きブラシ」、ひし形の毛が歯に密着して着色汚れ(ステイン)を取り除く「ステインオフブラシ」、2週間に1度の集中ケアに使う「ステインオフアタッチメント」、音波振動とシリコンの組み合わせで歯ぐきを心地よく刺激する「シリコンブラシ」が付属します。これだけあれば、自分の悩みにぴったりのケアができそうですね。

↑ステインケア、舌のケアなど、悩みに応じた替えブラシの種類も豊富! 極細毛ブラシ(コンパクト)の場合、3か月あたりのコストは約450円(税抜)と経済的

 

フル充電の充電時間は約1時間。使用時間はWクリーンモード/Wガムケアモード時で約11日間(約45分)。モードはWクリーンモード/ノーマルモード/ソフトモード/Wガムケアモード/ステインオフモードの5つ。

 

歯科衛生士の濱田さんによると、「EW-DP53」は、小刻みに動くため、歯磨きペーストを使わずに水だけで磨いてもキレイになりますよ。7つの付属ブラシがあるので、忙しい朝は歯垢除去をする磨き方をして、夜など時間があるときは、ステインケアも取り入れるといった使い方もオススメです」とのこと。こうした電動歯ブラシでホームケアを行いながら、定期的な歯科検診も行うことで、いつまでも健康な歯を保ちたいですね!

↑「ヨコ磨き」は87%の歯科医がオススメしています

 

↑歯にあてるだけで「ヨコ磨き」と「タタキ磨き」が複合した最適な動かし方ができるなんて便利!

 

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