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調理家電
2020/1/24 20:10

焼肉&焼き鳥の「同時焼き家電」に実用性はあるか? 肉食系の夢が詰まったサンコー「焼き物大将」を検証!

 

まずは焼き鳥をセット。肉は小さめにカットするのがベター

それでは実際に「焼き物大将」で、ふたつの焼き物の同時調理に挑戦してみましょう!

↑焼肉、焼き鳥、ステーキ肉からソーセージまで、焼いてみたいものを片っ端から集めました

 

まずは下段の焼き鳥から準備。鶏肉を買ってきて、ひと口サイズにカットして串に刺していきます。今回用意したのは、ねぎま、レバー、砂肝、ハツなどの部位です。

 

鶏肉は少し小さめにカットすることを意識するといいでしょう。肉が大きいと隣の肉に干渉して、うまく自動回転してくれません。また、串の両端を本機にセットするため、先端まで肉を詰め込まず、若干スペースを開けるのがベター。

↑これくらいお肉を大きくしてしまうと、隣の肉同士がぶつかって、串の回転をジャマしてしまうので注意

 

串をセットしたら火力調節ツマミを回し、串を回転させるスイッチをオンにすれば、調理スタートです。あとは待っているだけでOK。

↑ツマミを回してスイッチをオン!

 

少し食材が大きかったので不安でしたが、おおむね問題なく回転して、ジリジリと焼き始めました。ただし、今回用意した食材のなかで、身がやわらかいレバーは串だけが空回りしてしまい、食材がうまく回りませんでした。ある程度の固さがあって、串をしっかりホールドする食材を使う必要がありそうです。つくねなどのやわらかい食材も避けたほうがいいですね。

 

上段ではステーキや焼肉を焼いていく

焼き鳥が食べごろになるまである程度の時間がかかりそうなので、その間、上のプレートでいろいろなお肉を焼いてみます。

 

まずは大きなサイズのステーキから。本機の上にプレートをセットして油をひき、肉をのせて焼いていきます。

↑プレートと同じくらい大ぶりなステーキ肉を用意しました

 

高火力のせいか、ステーキ肉をのせたら、早くもジューッという音といい香りが立ち昇ります。その下では焼き鳥がグルグルじわじわと回転。

↑上ではステーキ、下では焼き鳥が同時進行しています

 

↑火力もけっこうあるので、厚めのステーキでも比較的早く焼けます

 

ほどなくしてステーキが焼き上がりました。通常のホットプレートと同様、問題のない焼き上がり。続いては豚肉やラム肉なども焼いてみます。ステーキより肉の厚みがないぶん、さらにスピーディに焼けました。短時間でサッと焼けるので、水分やうまみが逃げず、ほどよくジューシー。通常のホットプレートと遜色ない使い心地です。

↑豚やラムの焼肉セットをプレートで焼いてみました。使い勝手は良好

 

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