家電
2016/7/5 1:00

【大人のパパ力講座】必死の「パパ弁当」を台無しにしない3つの心得

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「我が子にどうやって愛情を伝えるか」は、父親にとって永遠の悩みであり悲願です。「きっとわかってくれているはず」と信じてはいても、こちらの思いがいまいち伝わっていないもどかしさを感じている人も多いことでしょう。あらたまって感謝の言葉が欲しいわけではありませんが、たまには存在感を示しておきたいところ。そんなケナゲで不器用なお父さんにオススメなのが、唐突に作る「パパ弁当」です。

 

あなたがもし、日頃ほとんど料理をしないタイプの父親なら、悪戦苦闘して作った「パパ弁当」は、さぞ大きな驚きと感動を与えるでしょう。それなりに料理をするとしても、唐突な「パパ弁当」は十分にインパクトを与えられます。下手でも無骨でもぜんぜんかまいません。「不良が動物をかわいがっていると実際以上にやさしい人に見える」の法則で、我が子の心を激しく揺さぶること請け合い。どんなに気の利いた説教をしても、そうはいきません。

 

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「パパ弁当」といえば、ここぞという場面で渾身の弁当を作った「花嫁の父」の動画が注目されいます。慣れない手つきで料理に挑むお父さん、さりげなくサポートしつつ見守るお母さん、ウエディングドレス姿で「パパ弁当」を受け取ったときの娘の表情……。娘を持つ父親(私もですけど)が見たら、あふれ出る涙をこらえることはできないでしょう。

 

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いや、ここまで感動的なシチュエーションで、ここまできちんとした「パパ弁当」を作れたら申し分ありませんが、いきなり欲張るとハードルが上がってしまいます。冷凍食品を活用したり、冷蔵庫の中にある昨夜の残り物を入れたりしつつ、まずは何でもない日に気軽にチャレンジしてみましょう。あまりにひどい出来なら、なかったことにして自分で食べるという手もあります。

 

「パパ弁当」の効能は、我が子に愛情を伝えることだけではありません。ほかにも、

 

「スーパーに行くたびに発見があったりアイディアが浮かんだりして買い物が楽しくなる」
「冷蔵庫や電子レンジなど家電のありがたみがわかり、いろんな機能に興味がわいてくる」
「食べている姿を想像したりお礼を言われたりして、何より自分自身が幸せな気持ちになる」

 

といったさまざまなプラスの影響を与えてくれます。ついでに自分の分の弁当も作って会社に持っていけば、周囲の女性社員から称賛の声を浴びるという嬉しいオマケもあるかも。

 

渡し方やお礼に対するリアクションで印象が大きく変わる

とってもありがたい「パパ弁当」ですが、いくつか注意点があります。ひとつ間違えると、せっかくの効能を台無しにするどころか、父親としての評価を下げてしまいかねません。そんな悲しい事態を防ぎつつ「パパ弁当」の効能をさらに増幅するために、次の3つの心得を忘れないようにしましょう。

 

心得その1 「手渡すときに得意気な顔をしたり恩を着せたりしない」
それなりに苦労して作っただけに、つい「どうだ!」という顔で渡したくなります。「たいへんだったんだぞ」「お父さん、がんばっただろ」などと恩着せがましいセリフも言ってしまいがち。しかし、それをしてしまったら、せっかくの気遣いが単なる鬱陶しい押しつけになってしまいます。

 

ここは「弁当、作ってみたから」ぐらいの素っ気ない態度で渡したほうが、驚きや感動を与えられるでしょう。「えー、どうしたの!?」と驚かれても、まさか「愛情を伝えたくて」とは言えません。そんなこと言ったら「キモい」と受け取りを拒否されるかも。「ちょっと気が向いたから」ぐらいの言い方のほうが、静かに気持ちを受け止めてくれそうです。

 

心得その2 「お礼を言われても舞い上がったり謙遜しすぎたりしない」
たぶん子どもの側も、気をつかって「おいしかったよ」ぐらいのことは言ってくれるでしょう。思わず舞い上がって「どうだ、お父さん、意外にやるだろ」と威張ったり、「じつは、あの玉子焼きは3回失敗して……」などと苦労話をしたりしたくなりますが、そう出られても子どもは反応に困ります。逆に「いやあ、下手でごめんな」と謙遜するのも危険。「そんなことないよ」と言わないといけないようなプレッシャーを与えてしまいます。

 

ここは、平静を装って「まあ、たまにはな」ぐらいのシンプルなリアクションをしておきたいところ。子どものほうからいろいろ話してくれたら、自慢にならないように気を付けながら「いやあ、あれはじつはお母さんにちょっと手伝ってもらった」などと裏話を披露するのも一興です。どんなに平静を装ったつもりでも、お礼を言われた嬉しさはにじみ出てしまいそうですけど、それはそれで子どもとしてもしみじみ感慨深いでしょう。

 

心得その3 「台所や冷蔵庫を荒らしっぱなしにせず、きれいに片づける」
子どもに対してだけでなく、妻に対する気遣いも大切です。たまに料理をしたぐらいで威張られたら、妻としてはたまったもんじゃありません。台所を散らかしっぱなしにしたり、冷蔵庫をぐちゃぐちゃに荒らしたままにするなんて、もってのほか。仮に子どもが「パパ弁当」に感激したとしても、妻から子どもに「まったくお父さんは」という悪評が伝わったら、その評価は一気にひっくり返ってしまいます。

 

流し台もコンロも使う前以上にきれいにして、残った食材や料理はラップするなり容器に入れるなりして冷蔵庫にきちんとしまいましょう。そのとき、冷蔵庫の中の配置を下手にいじるのは禁物です。妻が「あら、ちゃんとできるのね」と思ってくれたら、今後も「パパ弁当」づくりを応援してもらえるのはもちろん、子どもに対して「お父さん、がんばってたわよ」といった称賛の言葉を伝えてくれるに違いありません。

 

徐々に慣れてくると、週末に常備菜などをまとめてつくり置きして、平日朝のお弁当作りの効率化を図るという“新たなチャレンジ”をしてみたくもなります。そうすることで、たとえばいつの間にか「冷凍」と「チルド」と「パーシャル」の違いがわかるようになったりすると、妻に驚いてもらえたり見直してもらえたりするでしょう。何より、台所に立つことがどんどん楽しくなるはず。ふだんの生活をちょっと変えることが、オーバーな言い方ですけど、人生を大きく変える第一歩です。

 

 

何を隠そう私も、娘が中学生のころから、たまに「パパ弁当」を作っていました。社会人になった今も、ちょくちょく作っています。愛情が伝わっているのかどうかいまひとつ実感は持てませんが、きっと伝わっているに違いないと思うことはできるので、それはそれでかまいません。結婚するときには、思いっきり脱力するようなキャラ弁でも作ってみるかという野望をひそかに抱いています。微妙な顔をしてくれるのを楽しみにしつつ。

 

文・石原壮一郎

 

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