家電
空気清浄機
2020/4/2 20:00

タンクを見ればスゴさがわかる! 空気清浄機なのに「湿度」を操る「うるさら」の絶大メリット

加湿中も空気清浄機能が落ちないのが特徴

加湿機能にもこだわりがあります。一般的に加湿機能付き空気清浄機は、加湿機能を同時に使うと、空気清浄機能が落ちる傾向にあります。しかし「うるさら」は、空気清浄機能単独でも、加湿機能を併用しても、運用床面積は31畳と変わらないのが特徴。また加湿器の内部で細菌が繁殖すると、そのまま空気に菌が放出される可能性がありますが、先述の「ストリーマ」が除菌・抑制してくれるので安心です。

↑加湿タンクの奥に、加湿フィルターが設置されています。この水トレーには銀イオン剤を搭載し、これが菌の繁殖を抑制します

 

加えて、パワフルに除湿するコンプレッサー式の除湿機能も搭載。部屋の温度に合わせて自動で湿度をコントロールする「全自動しつどコントロール」(おまかせ運転)という唯一無二の機能を実現しています。

↑「おまかせ」運転にすれば、温度に合わせて加湿、除湿を自動で切り替えてくれます。このときは自動で「加湿空清」運転をセレクトしてくれました

 

本体は大きいが、思ったほど違和感はナシ

これだけ多機能なので、やはり本体はデカい(笑)。質量も23㎏と重く、自宅に届いた日はどうやって玄関からリビングに持っていこうか……と途方にくれましたが、なんのことはなく、キャスターがついていたのでラクラク移動できました。また、落ち着いたブラウンのカラーリングによってインテリアになじみやすく、思ったほどの違和感はナシ。

↑置いてみると、ほかの家具とのなじみもよく、思ったほど違和感はありませんでした

 

この「うるさら」は、アプリをダウンロードしてスマートフォンと連携することで、部屋の空気状況の確認や運転オン/オフ、タイマー設定などの操作ができます。さっそく連携してみると、本体に表示される温度や湿度、ホコリ、PM2.5、ニオイの状況などがスマートフォンでも確認できました。

↑スマートフォンと連携すれば、本体のそばにいなくても部屋の空気状況がわかります。必要に応じて運転オン/オフの操作も可能

 

自動できめ細かく加湿/除湿を切り替えてくれるのがうれしい

せっかくなので、とりあえず「おまかせ運転」で使い続けてみました。使ったのが3月だったので「加湿空清」か「空清」単独運転がメインかと思いきや、雨の日などは部屋の湿度がグッと上がり、ふと気づくと「除湿空清」になっていることも。この時期でも除湿機能が必要というのも意外な発見でした。使用期間中、加湿タンクの水が空になったり、除湿タンクの水がいっぱいになったりした点を見ても、きめ細かく運転を切り替えてくれたことがわかります。

 

またセンサーの感度も高く、窓を開けると「PM2.5」センサーが、料理を作れば「ニオイ」センサーが素早く感知し、吸引力をパワーアップしてくれました。

↑水でいっぱいになった除湿タンク

 

↑自宅で焼き鳥を焼き始めたところ、「ニオイ」ランプが青から赤へと変わり、ブオーンと吸引音が大きくなりました

 

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