家電
空気清浄機
2020/4/2 20:00

タンクを見ればスゴさがわかる! 空気清浄機なのに「湿度」を操る「うるさら」の絶大メリット

衣類の乾燥や部屋の脱臭にも便利

こんな感じで普段は「おまかせ運転」で、きれいな空気と快適な湿度を保ってくれる「うるさら」ですが、ほかにもたくさんの機能を搭載しています。花粉や雨が気になる季節の部屋干しにうれしいのが「衣類乾燥」機能。こちらを利用したところ、厚手のパーカーは時間がかかったものの、ポリエステルなど乾きやすい服やタオルは3時間程度で乾きました。ただし、本体が大きいうえに吹き出し口が上にあり、洗濯物はさらにその上方に吊るさないと風が当たりにくいため、場所探しに難航します。筆者は洗濯物を浴室のポールに吊り下げ、「うるさら」を洗面室に置いたところ、ちょうどいい感じに。

↑筆者は浴室に洗濯物を吊るして「衣類乾燥」機能を使用

 

ユニークな機能も見つけました。それが「水de(デ)脱臭」。これは、まず思いっきり加湿して壁紙やカーテンの繊維に染み付いたニオイ成分を浮き出させ、その後、除湿して空気中のニオイ成分を除去するというもの。スマホのアプリでは、湿度が上がってニオイ成分が放出され、ニオイがスッキリと取れて湿度が戻るまでの過程が見てとれます。

↑「水de脱臭」運転を始めて間もなく、湿度が上がるとともにニオイが浮き出てきました(左)。その後、湿度は77%まで上がりましたがニオイは減り(中央)、除湿に切り替わって湿度が52%まで下がって運転終了(右)

 

加湿フィルターのケアをはじめ、お手入れには少々手間がかかる

多機能なぶん、お手入れは少々面倒です。特に定期的にお手入れが必要なのは、約2週間に1回のプレフィルターのホコリ取りのほか、約1か月に1回の除湿タンク、加湿トレー、加湿フィルターユニットのお手入れなど。特に加湿フィルターユニットは、つけおきが必要なので手間がかかります。

↑プレフィルターにはあっという間にホコリが溜まりますが、これもホコリをちゃんと取り除いてくれている証拠。約2週間に1回、掃除機で吸い取ります

 

↑加湿フィルターユニットのお手入れが面倒です。つけおきしようと思いましたが、大きいので自宅にあった洗面器には入らず。洗面台に水を溜めるしかなさそうです

 

↑ストリーマを放出する「ストリーマユニット」のお手入れは、ストリーマランプが点滅したタイミングで。水洗いして、布や綿棒で汚れを落とします

 

これらのお手入れの手間を除けば、やはり1台3役の快適さは、ほかにはない大きな魅力。ダイキンならではの高性能フィルターやストリーマ技術で空気清浄の能力は信頼できますし、さらに、湿度を自動でコントロールしてくれるメリットは絶大! 湿度は健康やお肌の状態を左右する重要なものなので、この点を含めて考えると約12万円の価値は十分にあり! と感じました。

 

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