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2020/4/9 20:05

「巣ごもりの炊事パニック」は自動調理鍋で解消せよ! 家電のプロがいま伝えたい「ホットクック」活用法

「予約調理」をうまく活用すれば仕事の“瞬断”すらなし!

↑ホットクックの液晶は見やすく、操作もカンタン

 

先述の通り、ホットクックはほったらかし調理ができるのが魅力ですが、このほか、巣ごもりリモートワーク時に活用したいのが「予約調理」機能です。

 

予約調理といっても、炊飯器の予約炊飯のように指定した時刻の約1時間前に調理を開始するといった単純な機能ではありません。食材が腐敗しないよう、温度を自動でコントロールしてくれるのです。ホットクックは予約調理機能をスタートすると、食材が腐敗しやすい40〜60℃程度の温度帯を素早く抜けて70℃前後の温度帯をキープしつつ、最大15時間後までにできあがるように、ちょうどいいタイミングで調理をスタートしてくれます。

 

この予約調理をうまく使えば、一定の時間でまとめて調理することも可能。例えば、朝に「勝間流具だくさんみそ汁」をセット・調理して、食べ終わったら昼食用の「おでん」や「筑前煮」などの食材をセットし、予約調理をスタートすれば、朝のうちに昼ご飯の用意まで済んでしまいます。

↑勝間流具だくさんみそ汁

 

さらに、もし夕飯までの準備を済ませたいのであれば、朝食後すぐに昼食の調理をスタートし、できあがったら粗熱を取って冷蔵庫にしまいます(こちらは昼食時に温めて食べます)。その間に食材を用意しておき、ホットクックが空いた直後から「ビーフシチュー」などの予約調理をスタートすれば、朝のうちに夕飯までの準備を済ませることも可能。以降は調理に煩わされることがなくなるので、仕事の“瞬断”すらもなくなるというわけです。

↑ビーフシチュー(写真)や筑前煮なども予約調理が可能です

 

ホームフリージング用の作り置き料理が量産できる!

また、多くの人が巣ごもり生活を強いられる状況下では、「欲しいときに必要な食材が手に入らない」ということがあります。過剰な買いだめは控えたいものですが、こういう状況下でおすすめしたい方法の1つが、食材を多めに買ってホットクックで一気に調理し、ホームフリージングして長期保存するというもの。

 

肉や魚などの生鮮食品は数日程度しか持たないので、冷蔵やチルドでは備蓄できません。かといって調理前の肉や魚を冷凍しても、解凍に時間がかかる上に味が落ちてしまいます。そこで、時間があるときに生鮮食品を一気に調理し、チルドルームや冷凍室などを活用して保存しよう、というわけです。ホットクックはこうした作り置き料理の調理に便利。休日や空いた時間にホットクックを稼働させ、「きんぴら」や「豚の角煮」など保存に適した料理を作り置きすれば、常備菜として活躍するでしょう。

↑きんぴら

 

↑豚の角煮

 

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