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2020/4/24 20:00

自宅に家族のオアシスが出現! 最新の「振動トレーニングマシン」で巣ごもりの身体が喜んだ

外出自粛要請や緊急事態宣言によって、自宅にこもる日々が続いています。一日も早い新型コロナウイルス終息を願って、今はガマンのときですが、気になるのが運動不足。すでに体のあちこちが痛み始め、このままでは健康面でも大きな影響が出てしまいそう。そこで、ふと頭をよぎったのが自宅でトレーニングできる振動トレーニングマシンです。これさえあれば、「巣ごもり」状態でも手軽に運動できるのでは……?

 

というわけで、ドリームファクトリーが展開するボディケアブランド「ドクターエア」で人気の振動マシン「3Dスーパーブレードシリーズ」に着目。その最新モデル「3DスーパーブレードPRO」(実売価格5万9800円」を使ってみることにしました。果たして自粛生活のなかでどのように役立ってくれるのか、楽しみです!

↑ドクターエアの「3DスーパーブレードPRO」

 

3種類のモーションでエクササイズ&ケアを行う

「ドクターエア」といえば、いすやソファに敷くだけでマッサージチェアさながらのマッサージが体感できるマッサージシートが有名。ほかにもフィットネス、ボディメンテナンスなど、自宅で心身を整えるセルフコンディショニングツールを多く扱っています。振動マシン「3Dスーパーブレードシリーズ」もその1つ。そもそも振動マシンは「乗るだけで運動になる」と言われており、運動が苦手な人からインドア派から高齢者まで、幅広く支持されています。

 

同シリーズには軽量モデルもありましたが、「シリーズ史上最大の振幅でパワフルな揺れを体感」というキャッチコピーに惹かれ、今回は新モデルの「3DスーパーブレードPRO」を使わせてもらうことにしました。こちらの本体サイズはW750×H209×D430mmと意外と大きいのですが、それ以上に驚いたのが24kgという予想以上の重さ。一人ではとても運べないため、完全に据え置きタイプと考えたほうがよさそうです。

 

振動パターンは3種類。1つは、左右5mmの高低差で大きく揺れる「Highモーション」で、こちらはパワフルな揺れが体感でき、トレーニング効果を高めます。2つめの「Lowモーション」は、ハードバイブレーションテクノロジーによる高速振動の刺激で、筋肉を弛緩させることができ、トレーニング前後に使うとリカバリー力が高まるそう。もう1つは、強振動と微振動を組み合わせた「HLモーション」(MIX振動)と呼ばれるパターンです。

↑微振動による「Lowモーション」は揺れているようには見えませんが、最大毎分2500回と、細かく振動しています

 

↑強振動の「Highモーション」は左右に大きく揺れるため、立っているだけで運動になりそう

 

↑微振動と強振動を組み合わせた「HLモーション」

 

このほか、7パターンのオートモードも搭載。操作は本体または付属のリモコンで行えます。ブレードに乗った状態で本体の操作をするとバランスを崩す可能性があるので、リモコンで操作したほうが安心かもしれません。

↑本体の操作パネル。7パターンのオートモードのほか、振動パターンや時間、スピードを自分で設定するマニュアルモードもあります

 

↑リモコンも付属しています

 

立っているだけで激しい振動が贅肉を大きく動かす

↑Highモーションは、「シリーズ史上最大の振幅」の名に違わぬパワフルな揺れっぷり!

 

では、さっそく使っていきましょう。まずはHighモーションで試したところ、左右に大きく揺れる揺れる! 以下の動画の通り、立っているだけでお腹からおしり、太ももなど、贅肉という贅肉が激しく揺れ、ちょっと痛いほど。この振動で贅肉が燃焼し、消えてくれたらいいのに(笑)。

立っているだけでも筋肉が刺激される感覚がありますが、体勢を変えてみると、振動を感じる部位が少しずつ変わってきます。普通に立っていると、お腹周りにもっとも振動を感じますが、両腕を広げると胸のあたりまで振動が広がります。一方で、腰を落とすと太ももやおしりは振動して筋肉に刺激を感じますが、ウエストから上はほとんど刺激を感じません。これなら気になる部位を集中的にトレーニングできそう!

↑腰をグッと下げるだけで、振動を感じる部位が下半身へ。運動不足の脚に響きます

 

片足や片腕だけを乗せて負荷をかける方法もアリ

トレーニング後は、しばらく体がポカポカしていたので、運動効果が期待できそうです。トレーニング中はお腹に力を入れたり、おしりを引き締めたり、気になる部位の筋肉を意識すると、より筋トレ効果もアップするでしょう。

 

ちなみに、トレーニングは上に乗るだけでなく、片足や片腕を乗せて負荷をかけるという方法もあります。ホームページにトレーニング方法が載っていますが、どの体勢が気になる部位を刺激するか感じながら、自分で試行錯誤してみるのもいいですね。

↑片足を乗せて前傾すると……振動も相まって、筋肉がプルプルします

 

↑これからの季節に気になる二の腕の引き締めは、腕を乗せて体重をかけるだけ。これならテレビを見ながら気軽にできます

 

↑エクササイズ用バンドが付属。こちらで肩まわりや二の腕のエクササイズすれば一石二鳥です!

 

一見わかりにくいLowモーションのリラックス効果にハマる

Highモーションによる左右運動を続けていると、意外な身体の変化を感じました。腰が左右に動くことで腰が心地よく、疲れがほぐれる感覚があるのです。また、長時間座っていると、姿勢が悪くなったり、脚を組んだりして左右に傾くクセが出てしまうので、それを揺らしながら整えているようなイメージもあります。

 

なお、微振動と強振動を組み合わせたHLモーションは、左右に揺れながら振動も感じるので、よりしなやかに筋トレできそうな印象がありました。Highモーションと感触を比べてみて、お好みのほうを選べばよいでしょう。

 

一方、細かく微振動するLowモーションは、一見大きな動きがないので地味に見えます。しかし、ジンジンとした振動が身体に伝わってくると、運動不足で滞っていたものが動き出すようなイメージがあるのです。座りっぱなしで悪くなっていた血流を刺激してくれているのか、凝り固まった筋肉をほぐしてくれているのか……。終わったころには、ストレッチした後のようなリラックス感を感じました。なるほど、これが「身体を弛緩させ」「トレーニング前後に使うとリカバリー力が高まる」ということなのか。

↑立っているだけで何も起こっていないように見えますが、体の内側がビリビリと刺激され、体がほぐれていくよう

 

最初は「Lowモーションの効果がわかりにくい」と思っていましたが、このリラックス効果を体感してから、手放せない存在に。やがて、長時間のパソコン作業で疲れると、このLowモーションで一息入れるようになりました。

↑つい長時間パソコンに向かってしまうため、エコノミークラス症候群も気になっていたところ。ふくらはぎがだるくなると、Lowモーションで刺激します

 

リビングに置いたら日常的に家族で使うようになった

↑いろいろ試した結果、リビングのソファ前が、みんなが使いやすい場所と判明!

 

冒頭、本体が重いため、据え置きで使うのがいいと書きましたが、やはり頻繁に使いたいなら、リビングに置くのが一番です。わが家でもリビングに置いてみたところ、家族もその気持ち良さに気づいたのでしょう。ちょっと気分転換したいときにやってきては、テレビを見ながらマシンに乗る、という光景が日常になりました。

↑外に出たくて体がうずうずしている息子は、毎日いろんなポーズでマシンを活用しています

 

↑在宅勤務になったサラリーマンの夫も、やはり運動不足が気になるよう。仕事の合間にマシンを使っています

 

いままでは仕事や学校に行くだけでも、ちょっとした運動になっていましたが、それができない今、自宅でなんらかのトレーニングをしたいもの。とはいえ、自分で筋トレを続ける自信がないんだよね……という人は多いはず。本機はそんな人にピッタリです。在宅ワークで疲れがたまったら、Lowモーションの振動でリラックスできるのもいいですね。「巣ごもり」のお供として、大いにオススメできる一台です。