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2020/7/7 20:00

夏ビールのベストパートナー家電だ! ホットプレート「Home BBQ」で作る肉おつまみが絶品

夏といえば、BBQの季節。太陽の下で肉をジュージュー焼きながらビールを飲むのは最高ですよね。とはいえ、近年は異常気象と言われるほど夏の暑さが半端じゃありません。また、いまは大人数で集まるのも気が引けますし、室内で快適にBBQをする方法はないものか……。

 

そんなときに見つけたのが、レコルトの「Home BBQ」(実売価格9900円)というホットプレートです。果たしてその名のごとく、家でBBQを楽しみたい気持ちを満たしてくれるのか? 実際に使ってその実力をご紹介していきましょう。

↑レコルトの「Home BBQ」

 

サイズは小ぶりで出しっぱなしにしても違和感がないデザイン

Home BBQは幅42.0×奥行き23.0×高さ16.5cmと、ホットプレートとしては小ぶりなサイズ。1〜2人で使うのに良さそうです。カラーはレッド、ネイビーに加え、数量限定でオイスターホワイトなどのカラバリも揃っています。

↑オシャレなデザインなので出しっぱなしにしていても違和感がない

 

プレートはフラットプレートとバーベキュープレートが付属。ステーキを焼くならバーベキュープレートを使いましょう。こちらは6か所の穴から余分な油が落ちるようになっており、ヘルシーに焼き上げられるのが特徴です。

↑水滴を落としてジュッと蒸発すれば温度はバッチリ。約110℃〜250℃まで温度調整可能

 

お肉を焼くには、プレートを外し、水トレイに水を入れます。こうすることで、高温になったヒーターの熱がテーブルに伝わるのを防げるんです。

↑プレートの穴から落ちた油は水トレイに落ちるので、油が熱せられて煙が出ることもない

 

ステーキは絶妙の焼き上がりに

では、さっそくお肉を焼いていきましょう。本体側面のダイヤルを回して250℃に設定したら、お肉をプレートにオン。このビジュアルだけでかなり食欲を誘いますね!

↑バーベキュープレートは肉にきれいに焼き目が付くのがいい。ノンスティック加工が施されていて、焦げ付きにくいのもありがたい

 

ちなみに、ステーキの焼き方は同梱のレシピブックに出ており、「肉の表面から水分が出て汗をかいたようになったらひっくり返す」「肉を休ませる」などの焼き方のポイントが書かれているので、初めてHome BBQを使う人でも失敗なく焼けるでしょう。実際、ホットプレートでこんなにうまくステーキを焼けたのは初めて。焼いた後はアルミホイルに包んで肉を休ませると、肉汁が流れ出にくいのでオススメです。

↑絶妙な火加減で焼き上がった!

 

↑せっかくなので野菜も焼いてみた。きれいな焼き目が付くのでBBQ気分が高まる

 

使ったあとは、本体、水トレイ、ヒーターセットをバラバラに取り外せるので、油の多いメニューでもきれいに洗えます。しかも、それぞれのパーツが軽いので、シンクで洗いやすいという利点も。手入れのしやすさもHome BBQの魅力でしょう。

↑ホットップレートはつい衛生面が気になる調理家電だったが、すべてのパーツを丸洗いできるのはありがたい

 

別売の「セラミックスチーム深鍋」で作った塩豚がやみつきのウマさ

Home BBQには、「セラミックスチーム深鍋」(実売価格3300円)と「たこ焼きプレート」(実売価格2200円)が別売オプションパーツとして用意されています。今回は汎用性の高そうな「セラミックスチーム深鍋」を使ってみることにしました。

↑「セラミックスチーム深鍋」は蒸しプレートと深鍋に分かれている

 

同梱のレシピブックを見ながら作ってみたのは、「チキンのレモンマリネ蒸し」と「蒸し塩豚のサンチュ巻き」。どちらも下味をつけた食材を蒸すだけで完成するので、楽チンに作れる料理です。

↑「チキンのレモンマリネ蒸し」は、レモンの上に下味をつけた鶏もも肉を載せて蒸す

 

↑約10分蒸すと完成。「チキンのレモンマリネ蒸し」は、鶏肉がふっくら蒸し上がり、レモンのさっぱりとした味わいでいくらでも食べられる

 

2品のうち、筆者が特に気に入ったのが「蒸し塩豚のサンチュ巻き」。蒸して塩豚を作ることがなかったのですが、肉汁を逃がすことなくジューシーに蒸し上がっていてやみつきの美味しさに仕上がりました。

↑「蒸し塩豚のサンチュ巻き」は塩をまぶした豚バラ肉を20〜25分蒸すだけで完成

 

↑蒸したことでしつこさや油っぽさはなく、豚バラ肉のジューシーさが際立っていた

 

食べてみると、見た目に反して油っこくなく、余分な油が落ちていることがよくわかります。カットしてからサンチュで巻いて食べれば、立派なビール泥棒のおつまみに。マッコリに合わせても良さそうですね。

↑お好みでコチュジャンやキムチなどを載せて食べると、自宅で手軽に韓国料理が楽しめる

 

オプションプレートを使ってフル活用するのがオススメ

Home BBQの実売価格は9900円となっており、コンパクトなホットップレートとしては購入しやすい価格かと思います。しかし、「肉を焼くための調理家電」と考えると、ちょっと悩ましく感じる人もいるはず。

 

そんな人にはオプションプレートの購入がおすすめ。特に今回使った「セラミックスチーム深鍋」は蒸し料理だけでなく、プリンなどのスイーツ作りにも活用できます。個人的には、同梱される2種類のプレートとセラミックスチーム深鍋があれば十分だと思いますが、家族で楽しむ機会が多いなら「たこ焼きプレート」もあるといいでしょう。

 

「Home BBQ」があれば、家庭の家飲みが間違いなく楽しくなります。アツアツの料理を頬張りながら、キンキンに冷えたビールを楽しみましょう!

 

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