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2020/7/31 20:40

クチコミで高評価の理由は? 「テレビ通販の会社」が扱う電気圧力鍋「クッキングプロ」を改めてレビュー

炒めと煮込みのあわせ技もカンタン

続いて作ってみたのは、公式レシピとして紹介されている「手羽元の洋風煮込み」です。こちらは最初にオリーブオイルでニンニクを炒めてから、凍ったままの手羽元と野菜を入れて「肉・豆」ボタンで20分加圧します。

↑火にかけているのと同じような感覚でニンニクを炒めることができた。洗い物が内なべひとつで済むのがいい

 

実際に使っていてわかりやすいなと感じたのが、メニューボタンの説明です。「シチュー/スープ」「ごはん」「煮込み/炒め」「魚・野菜」「肉・豆」「パスタ」といったように、何を作るかで押すボタンがわかるので、使い方に慣れてくれば、レシピを見なくても加圧時間などを自分なりに設定できそう。

↑日本語表示のボタンはスタイリッシュさには多少欠けるものの、使い勝手はいい

 

完成した料理は、じゃがいもなどの野菜がしっかり煮込まれており、手羽元も骨から肉がぽろっとカンタンに外れました。また、調理中に鍋のなかの食材をかき混ぜる必要もないので、煮崩れしづらいのも電気圧力鍋のメリット。魚料理などにも向いています。

↑ホールトマトを1缶丸ごと使い、水は1/2カップしか入れていないので、素材の旨みが存分に楽しめる

 

豚じゃがの無水調理も試してみたところ、こちらもパーフェクトな仕上がり。タイマー機能を使えば、最大12時間の予約調理が可能なので、朝出かける前にセットしておけば、帰宅後にできたての料理を楽しめます。保温機能もあるので、家族の食事の時間が異なる家庭でも重宝しそうですね。

↑豚じゃがは最初に材料を炒めてから、「シチュー/スープ」ボタンで10分加圧。加圧を終えたら「煮詰め/炒め」ボタンで9分煮詰めれば完成

 

機能面で死角がなく、価格も手ごろ。ファミリーにオススメの一台

このほか、クッキングプロは、前モデルではできなかった「スロー調理」機能が新たに搭載されています。つまりこれは低温調理のこと。サラダチキンやローストビーフ、魚のコンフィといった、これまではお店で買うしかなかった料理が手軽に作れるので、料理好きにとっては注目の機能です。

 

お手入れの面では、内鍋に焦げ付き防止加工が施されているので、通常の圧力鍋のようにゴシゴシ洗う必要もありません。こういった手入れのしやすさも、電気圧力鍋ならでは。

 

今回、いろいろ使って筆者が感じたのは、機能面に関してクッキングプロは「死角なしのお役立ち電気圧力鍋」ということです。そして、肝心のお値段は、1万6170円(税込)となっています。これだけの機能と大容量という点を考えれば、他社の製品よりもお得! 家族が多い家庭にとっては、まさに「買いの一台」といえるのではないでしょうか。

 

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