家電
掃除機
2021/8/20 18:15

「軽くて本当に吸う掃除機」はどれ? 人気5モデルの「吸引力」を一気に検証!

ここ数年、コードレススティック掃除機の分野では「軽量化」がトレンドになっています。しかも単なる「軽量化」でなく、高機能・高性能な上位モデル・高級モデルの「軽量化」です。
吸引力が強く多機能な掃除機は魅力的で、誰でもほしくなるもの。でも以前のモデルは、パワーがあって機能も多いぶん重くて使いづらい部分も多くありました。なかには機能がシンプルで、吸引力が多少落ちても掃除したいときにサッと使える軽量モデルを買い足す人も少なからずいました。

 

そんななかで、近年は軽量モデルに対する要求も高度化。「軽くてもやっぱりガンガン、ゴミを吸ってほしい」「便利機能は多いほうがいい」というユーザーのワガママに答えたのが、上記の「軽量・高級モデル」なわけです。

ということで現在市場に出ている「軽量・高級」なコードレススティック掃除機は、以前の軽量モデルと比べるとはるかに優秀! とはいえ、製品ごとに得意なこと、不得意なことの微妙な違いがあります。そこで今回は、コードレススティックの人気メーカーの製品5モデルをピックアップし、その性能や機能の違いを徹底的にチェックしていきたいと思います。

 

その第1回は、基本の「吸引力」(ゴミ除去性能)について検証します。

 

【今回テストした5機種はコチラ】

エントリーその1

ダイソン史上最軽量ながら高いゴミ除去能力を実現

 

ダイソン

Dyson Micro 1.5kg

実売価格5万3900円

ダイソンのコードレススティック史上最軽量の1.5kgを誇るモデル。毎分最大10万5000回転するDyson Hyperdymiumモーターと独自のソフトローラークリーナーヘッド(Micro Fluffyクリーナーヘッド)により、大きなゴミから微粒子ゴミまでパワフルに取り除く。0.3μmの微粒子を99.99%キャッチし、部屋の空気よりきれいな空気を排出。最長運転時間は約20分(※)、強モードでは最長約5分の連続運転が可能だ。●サイズ/質量:W207×H1091×D222mm/1.5kg

※:モーター駆動でないツールをエコモードで使用した場合

 

エントリーその2

着脱式バッテリーを2個付属し最長約100分の連続掃除が可能!

シャープ

RACTIVE Air EC-AR5X

実売価格4万8340円(税込)

モーターとパイプの軽量化で重さ1.2kgを実現。小型軽量ながら高効率のモーターを開発し、メイン掃除機としても十分使えるパワーで掃除できる。バッテリー1個あたりの最長運転時間は約50分(※)で、同梱の予備バッテリーを付け替えれば最長約100分の連続運転が可能。立ったまま吸込口を着脱してすき間掃除に移行できる「スグトルブラシ」など便利機能も多数。●サイズ/質量:W210×H985×D150mm/1.2kg

※:付属吸込口(すき間ノズル等)使用時

 

エントリーその3

クリーンセンサーや壁際まで届くパワーノズルなどでゴミの取り逃がしを低減!

 

パナソニック

パワーコードレス MC-SB51J

実売価格3万9240円

小型ながら吸込仕事率100Wの吸引力と使いやすさを備えた機種。クリーンセンサーが約20μmの見えないゴミまで検知しランプを点灯、自動的に吸引力をアップする。独自形状のパワーノズルが壁際までしっかり届いて逃さずゴミ除去。毛先がY字のブラシと硬質ブラシの2種類のブラシ毛を採用し、フローリングから絨毯まで幅広い床質に対応。●サイズ/質量:W220×H1106×D182mm/1.6kg

 

エントリーその4

破格の軽さ1.1kgに加え、掃除の快適さを高める機能も満載!

 

日立

ラクかるスティック PV-BL2H

実売価格4万3300円

本体や延長パイプ、ヘッドの徹底的な軽量化で標準質量1.1kgを達成。新開発の「ハイパワー3D ファンモーター」で空気の流れを効率的に制御し、軽さと強力吸引を両立した。ノズルには拭き専用の毛「かるふきブラシ」を採用し、ゴミを吸引しながらフローリングに貼りついた菌も拭き取る。暗い場所でゴミを照らし出すLEDライトをヘッド前面に搭載するなど使い勝手への配慮も万全。●サイズ/質量:W205×H994×D230mm/1.1kg

 

エントリーその5

静電モップなど豊富なアタッチメントで家中の掃除をサポート!

 

アイリスオーヤマ

充電式サイクロンスティッククリーナー マルチツールセット SCD-L1P-B

実売価格3万8700円

同社サイクロン史上最軽量の1.4kgながらパワフルな吸引力と豊富な便利機能も兼備。自走式パワーヘッドのパワーは落とさずヘッドの重さを約60%カットし、狭い場所も快適に掃除できる。人気の静電モップクリーンシステムやほこり感知センサーも搭載。付属ツールは5種類を備え、家中を快適に掃除できる。準HEPAフィルター搭載で0.3μm以上の微粒子を99.5%以上捕集。●サイズ/質量:W224×H1035×D235mm/1.4kg

 

フローリングとカーペットで吸引力をテスト!

【テストの内容はコチラ】

今回のテストでは、フローリング上とカーペット上でのゴミの除去具合をチェック。それぞれの床面に重曹、コルクパウダー、猫砂、脱脂綿+人工毛を順番に置き、それぞれを1ストロークでどれくらい除去できるか検証しました。

 

まずはフローリング上でのテストを行いました。ここでの吸引力設定は、実際の掃除で最もよく使うであろう「標準モード」、センサー機能搭載機種では「自動モード」を採用しました。

↑フローリングの床面に、手前から重曹、粒径1~2mmのコルクパウダー、直径3mm×長さ6~7mmの猫砂、細かくちぎった脱脂綿、長さ15cmのポリエステル製人工毛を順番に置き、ゴミ除去能力をテストしました

 

【フローリングでのテスト結果】

エントリーその1ダイソン Dyson Micro 1.5kg

猫砂がわずかに残る以外はすべてのゴミを除去

【テスト画像のギャラリー】※タップすると画像がポップアップします

「標準モード」でテスト。猫砂がわずかに取りきれずに残っているほかは、すべてのゴミを除去できていました。また、ヘッドが通過した端から端まで残さず重曹が取れていることに注目できるでしょう。ヘッドは中央の吸込口付近が最も吸引力が強く、端のほうになるほど吸引力が落ちるため、掃除機によっては端に微細なゴミの取り残しが残るものですが、その点Dyson Micro 1.5kgはしっかり重曹が除去できていました。

 

一方、ヘッドの回転が強すぎて、吸引しきれずヘッドから猫砂が少し飛び出してしまいました。実際の掃除ではヘッドを引くときに残ったゴミも捕集できるので、それほど問題はないと思われます。

↑独自のソフトローラークリーナーヘッド(Micro Fluffyクリーナーヘッド)を採用。赤と青のナイロンフェルト製ローラーブラシで大きなゴミも微細なゴミもまとめて包み込むため、ヘッド前面が大きく開いていてもヘッド内部の吸引力を維持できます

 

↑写真のように同機のヘッドは前面カバーが大きく開放され、大きめのゴミを押しのけることもありません。カバーから床面までの距離(すき間)を測ったら約32mmありました

 

エントリーその2シャープ RACTIVE Air EC-AR5X

多くのゴミを逃さず吸引するも、猫砂の吸引はやや苦手

【テスト画像のギャラリー】※タップすると画像がポップアップします

「自動モード」でテスト。猫砂以外は逃さず吸引し、特にコルクパウダーと脱脂綿、髪の毛はヘッドが近づいてきた時点で吸われ始めていました。一方猫砂は、カバーに大きめのゴミが通れるすき間があるため、徐々にヘッド内に回収されていきましたが、問題はそのあと。ブラシでかき取ったものの本体内に吸引できず、多くの猫砂が床面に残ってしまいました。

↑EC-AR5Xのヘッド裏。回転ブラシには硬さの違う2種類のブラシ毛を採用。赤い毛のほうが硬めでややよじれのある、ホコリなどをキャッチしやすい毛質でした

 

↑ヘッド前面の写真。前面カバーに床面とのすき間が広い部分と狭い部分を設けることで、吸引力を高めつつ大きめのゴミも回収しやすくなっています。ちなみにカバーから床面までの距離は最も狭い場所が約2.5mm、最も広い場所が約7.5mmありました

 

エントリーその3パナソニック パワーコードレス MC-SB51J

通常のゴミは問題なし。猫砂は苦手でヘッド両端に重曹がわずかに残る

【テスト画像のギャラリー】※タップすると画像がポップアップします

「オートモード」でテスト。コルクパウダーと脱脂綿、髪の毛はしっかり除去できましたが、猫砂は取り残しが目立つ結果に。猫砂の量が多かったこともあり、猫砂エリアを通過するときは猫砂に“乗り上げる”感覚もありました。また、重曹は両端に少し取り残しが見られますが、これはヘッド両端のブラシがない部分で起こった取り逃がしのようです。

↑MC-SB51Jのヘッド裏。上記の「ヘッド両端のブラシがない部分」とはグレーのフェルト地が貼られている部分のことです。回転ブラシは同社独自の「V字型」をしており、この形状により吸引力の強いヘッドの中央部にゴミが集まりやすくなるのだそう。さらにヘッド前面のカバーが薄く、ブラシがヘッドのより手前まで届くようになっているのも特徴です

 

↑同機のヘッド前面の写真。前面カバーから床面までの距離は約4.5mmでした。ところどころに大きめのゴミを取り込むための“溝”がありますが、今回テストしたように猫砂が堆積している状態だと取り切れないこともありそうです

 

エントリーその4日立 ラクかるスティック PV-BL2H

綿と髪の毛はキレイに吸引。猫砂に苦戦し、重曹、コルクパウダーが少々残る

【テスト画像のギャラリー】※タップすると画像がポップアップします

「標準」モードでテスト。脱脂綿と髪の毛はキレイに吸引しましたが、猫砂はヘッドが上に乗り上げる感じで、かなり残ってしまいました。また、ヘッドが通過した両端に重曹がうっすら残っているほか、コルクパウダーも周りに少し弾いてしまっていました。

 

↑PV-BL2Hのヘッド裏です。シャープEC-AR5Xとよく似た、2種類のブラシ毛の組み合わせで、赤い毛が硬くよじれていてゴミをよりかき取りやすい形状になっていました

 

↑ヘッド前面カバーから床面までの距離は約3mm。カバーは薄いゴム素材で、今回の猫砂も少量が散らばった状態ならうまく取り込めるのかもしれません

 

エントリーその5アイリスオーヤマ 充電式サイクロンスティッククリーナー マルチツールセット SCD-L1P-B

猫砂の取り残しは少なめで、重曹にわずかな取り残し

【テスト画像のギャラリー】※タップすると画像がポップアップします

「自動モード」でテスト。猫砂以外はおおむね取れていますが、重曹にわずかに取り残しが見られました。猫砂は押し出されつつ前に弾かれるものも多かったですが、残った量は比較的少なめでした。

↑SCD-L1P-Bのヘッド裏です。ブラシ毛の硬さは他モデルに比べると柔らかめでした

 

↑ヘッド前面の写真。前面カバーから床面までの距離は約4mmでした

【カーペットでのテスト結果】

続いて、カーペット上でのゴミ取り性能をチェックしてみました。カーペット上では繊維の奥に潜るゴミも多いため、その掃除機で最も吸引力の強いモードを基本にテストしました。

 

エントリーその1ダイソン Dyson Micro 1.5kg

重曹がカーペットの繊維の奥に多く残る結果に

【テスト画像のギャラリー】※タップすると画像がポップアップします

Dyson Micro 1.5kgは「MAXモード」でテスト。カーペットではフローリングとはまったく違った結果となりました。まず粒子が細かく、比重が重い重曹がカーペットの繊維の奥に残ってしまっています。コルクパウダーと脱脂綿もわずかに残りました。これは恐らく、回転ブラシがローラー形状のため、カーペットにゴミを擦り付ける形になったためではないかと思います。ただ、猫砂の取り残しがわずかだったのは意外でした。これは下がカーペットのため猫砂が滑りにくく、外に弾かれることなく吸引されたためでしょう。

 

ちなみに、「MAXモード」でカーペットを掃除すると、カーペットへの吸い付きが強すぎて、掃除がしにくいことがわかりました。カーペットの材質との相性もあると思いますが、場合によっては「標準モード」を使ったほうがいいでしょう。

 

【ついでにチェック!】

ミニモーターヘッドをカーペットに使ってみた!

ちなみに、同機には「ミニモーターヘッド」という付属ツールが同梱されています。これはふとんやソファなどの掃除に使う小型のパワーブラシなのですが、こちらはブラシ毛を採用しています。通常のソフトローラークリーナーヘッド(Micro Fluffyクリーナーヘッド)で苦手だったカーペットでの重曹で吸引テストをしてみました。

【テスト画像のギャラリー】※タップすると画像がポップアップします

 

「標準モード」でテストしたところ、ヘッドと前面カバーのすき間が狭いため最初は少し重曹を押していましたが、ソフトローラークリーナーヘッドと比べると大幅に取り残しが減りました。ハンディクリーナーなので力が入れやすく、片手でカーペットを押さえながら掃除できたのもスムーズに掃除できた理由です。ちょっとしたカーペット上の汚れを除去するなら、ミニモーターヘッドを使うのもアリですね。なお、最初は「MAXモード」でテストしたのですが、これも吸い付きが強すぎて掃除がしにくかったため、「標準モード」であらためてテストし直しました。

 

エントリーその2シャープ RACTIVE Air EC-AR5X

重曹の除去は優秀! 脱脂綿とコルクパウダーでやや取り残しあり

【テスト画像のギャラリー】※タップすると画像がポップアップします

EC-AR5Xは「強モード」でテスト。同機にはさらにパワフルな「フルパワーモード」もあるのですが、これは5秒使うと強モードに戻るので、テストには使いませんでした。

 

テスト結果は、重曹がかなり除去できていて、取り残しが少なかったです。ダイソンと違ってブラシ毛を採用しているメリットでしょう。ただし、両端にはタテに筋が入るような状態で、重曹の取り残しがありました。脱脂綿の取り残しもわずかに見られます。コルクパウダーはやや取り残しが多い印象ですが、猫砂の取り残しはフローリングと比べて大幅に減っています。カーペットは下が沈むため、ヘッドと床面のすき間が狭い掃除機でも、大きめのゴミが取りやすいのでしょう。また、前面カバーのあいだにすき間があるおかけで、かなりの量の粒ゴミをヘッド内に取り込めていました。なお、このモデルもヘッドのカーペットへの吸い付きは強い印象です。

 

エントリーその3】 パナソニック パワーコードレス MC-SB51J

細かいゴミはバランス良く吸引。猫砂が惜しい

【テスト画像のギャラリー】※タップすると画像がポップアップします

「HIGHモード」でテストしましたが、結果はなかなか優秀。まず重曹はシャープEC-AR5Xよりわずかに劣るものの、かなり優秀な取れ具合でした。コルクパウダーと脱脂綿もわずかにカーペットの繊維に引っかかっていますが、シャープより取り残しは少ない印象。1ストロークでこれなら通常の掃除にはほぼ問題ないと思います。猫砂はヘッドが通過した両端に取り逃がしたものと、吸い切れずにヘッド前面まで押してしまったぶんが少し残る程度。ただし、本体に回収できなかった猫砂があったようで、掃除後にヘッドを持ち上げるとパラパラと落ちてきました。

 

エントリーその4日立 ラクかるスティック PV-BL2H

重曹の除去は優秀。コルクパウダーと猫砂でやや取り残しあり

【テスト画像のギャラリー】※タップすると画像がポップアップします

「ターボモード」だと摩擦が大きすぎるのかブラシの回転が止まってしまうので、「強モード」でテストしました。重曹の取れ具合はほんのわずかにシャープに及ばない程度。パナソニックや後述のアイリスオーヤマとは互角、という印象です。両端部分にやや多めの取り残しが見られました。コルクパウダーと猫砂はヘッドカバーを通過できず、前面に押し出す格好に。特にコルクパウダーは細かい粒がカーペット全体に残ってしまいました。猫砂と脱脂綿は吸い切れなかったものが前面にたまって残る形に。

 

エントリーその5アイリスオーヤマ 充電式サイクロンスティッククリーナー マルチツールセット SCD-L1P-B

重曹やコルクパウダーの除去力に優れる一方、猫砂が取り切れず

【テスト画像のギャラリー】※タップすると画像がポップアップします

「ターボモード」でテスト。重曹は見た目ではパナソニックや日立と同程度取れていました。コルクパウダーの除去は、5機種のなかでもダイソンに次ぐ優秀さです。一方、猫砂に関しては写真では上手に取れているように見えますが、カーペットの継ぎ目をめくるとそこに大量に潜り込んでしました。また掃除後にヘッドからダストボックスに回収し切れなかった猫砂がパラパラ落ちてきたのも残念でした。

【テストのまとめ】ダイソン、シャープはフローリングメインの家庭がオススメ。パナソニック、日立、アイリスは汎用性が高い

 

フローリングテスト結果/ダイソンが大きい粒ゴミの捕集に威力を発揮

フローリングに関して優秀だったのはDyson Micro 1.5kg。特にゴミのなかでもサイズが大きい猫砂の捕集に威力を発揮していました。ただ、猫砂以外の重曹やコルクパウダー、脱脂綿など小さいゴミ、軽いゴミの吸引では他モデルも十分なパワー。シャープEC-AR5X、アイリスオーヤマSCD-L1P-Bは重曹もコルクパウダー、脱脂綿、髪の毛をほぼ完璧に除去。パナソニックMC-SB51Jはヘッドが通過した端の部分に重曹がわずかに残る程度でした。また、日立PV-BL2Hはヘッドの端が通過した部分に重曹が少し残ったほか、コルクパウダーをわずかに弾いて取り逃がしていました。ただし、それらはもう一度ヘッドで吸えばすぐ取り切れるので、実際の掃除ではまったく問題ないでしょう。

 

カーペットテスト結果/重曹の除去で国内メーカーが有利

一方カーペットの掃除では、ブラシ毛を採用しないDyson Micro 1.5kgは重曹の除去がうまくできませんでした。逆にブラシ毛採用の4モデルは重曹の除去は比較的良好で、特にシャープ EC-AR5X、次いでパナソニック MC-SB51J、アイリスオーヤマ SCD-L1P-Bでよく重曹が取れていました。他方、猫砂についてはほとんどを取り切ったダイソンが相変わらず有利。パナソニックもヘッドが通過したあとは端の部分を除きほとんどの猫砂を除去できていました。

 

この結果を踏まえて、各モデルがどんな家庭にオススメか考えてみました。まずDyson Micro 1.5kgは大きめなゴミが床面に多く見られがちな、小さい子どものいる家庭やペットを飼っている家庭にオススメ。フローリングがメインの家ならぴったりです。シャープ EC-AR5Xもカーペット掃除がやや苦手な印象で、フローリング中心の家にオススメ。パナソニック MC-SB51Jはカーペットの掃除がほかのモデルより得意な印象。フローリングでも猫砂以外はほぼ完璧にゴミ除去できており、「吸引力」目線で幅広い家に対応できると思います。同じくアイリスオーヤマ SCD-L1P-Bも猫砂以外のゴミなら、フローリング/カーペットともバランスよく捕集。「吸引力」では汎用性が高いと思います。日立はカーペット上での猫砂とコルクパウダーの捕集力ではパナソニックにやや劣るものの、フローリング/カーペットとも苦手な印象はなく、どんな家庭でも使えるでしょう。

 

ローラーヘッド採用のダイソンのみ傾向が違いますが、ほかの機種については、ゴミ除去力が大きく違うわけではありません。ですからそれを理由に購入する掃除機を選ぶより、今後検証する「操作性」や「お手入れ」「汎用性」を見て製品を選ぶべきでしょう。

 

次回は「操作性・静音性」について検証したいと思います。