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2017/1/30 11:47

北京五輪ジャマイカリレーチームのメダルはく奪! 意外と知らないオリンピック失格の理由

アスリートにとって夢の大舞台であるオリンピック。しかしなかには、大会終了後になんらかの理由で失格となってしまうことがまれにあるのだ。今年1月25日には、2008年の北京五輪で金メダルを獲得したジャマイカのリレーチームが失格となったことが発表され、世間をざわつかせている。そこで今回は、これまでも話題になったオリンピックの失格事例について注目してみた。

※画像はイメージです

 

北京五輪でのドーピングでジャマイカチームが失格!

この度、ジャマイカのチームが失格となったのは同チームで400メートルリレーに出場したネスタ・カーター選手がドーピングの再検査で陽性となったことが原因。北京五輪で採取された検体を国際オリンピック委員会(IOC)が昨年再び分析したところ、ネスタ選手の尿から禁止薬物「メチルヘキサンアミン」の反応があったという。これによりネスタ選手だけでなくジャマイカチームの金メダルもはく奪されることとなり、「うわ、チームが気の毒すぎる」「そんなに遡って検査するって結構厳しいな」とさまざまな声が上がった。

 

ドーピングでの失格といえば、カナダの陸上選手だったベン・ジョンソンが有名。1988年に開催されたソウル五輪の陸上100m競技で強敵のカール・ルイスを退け、世界新記録樹立と共に金メダルに輝いた。しかし、競技が終わったのちの検査でドーピングをしていたことが発覚。金メダルと世界最速記録はひと時の夢に終わってしまった。ちまたでは「カール・ルイスにそそのかされたのでは?」という陰謀論まで持ち上がるセンセーショナルな事件として記憶されている。

 

驚くべき変わった失格理由

これまでには、変わった理由で失格となる選手も存在した。バンクーバー五輪に「スケルトン」競技で出場した小室 希選手は、そりに貼り付けていた国際連盟の規格認定ステッカーをまちがえてはがしてしまったことが滑走前の検査で発覚し、失格となっってしまった。小室選手は“スポンサーのシールを貼ってはいけない”というルールにのっとってシールをはがしていたところ、認定ステッカーも誤ってはがしてしまったようだ。ドーピングのような悪いことをしているわけではないので、ひどく落ち込んだ小室選手の様子に国民が同情を感じたのは言うまでもないだろう。

 

さらに、ロンドン五輪のバドミントン女子ダブルスでは、韓国のペア2組と中国、インドネシアのペアの選手計8人が「無気力な試合」を行ったとして失格に。中国ペアも韓国ペアもその後のトーナメントでの進み具合がうまくいくことを考えて戦略的に負けようとしていたのだ。わざとネットにひっかけたり、あらぬ方向にシャトルを飛ばしたりと散々だっため、観客からもブーイングが飛ぶ事態に。最終的のは失格という自業自得の結果となった。

 

また「こんなに厳しいのか」という声が上がったのがリオ五輪の水泳女子100m平泳ぎで失格判定を受けた渡部 香生子選手。同競技ではスタート後と折り返し後、平泳ぎの蹴りをする前にバタフライのキックを1度だけできるのだが、渡部選手は2回したとして失格を言い渡された。「1回だか2回だか全然わからんけど…」と世間からはその判定の厳しさに驚きの声が上がったが、結局のところ日本水泳連盟の抗議によって失格は取り消されることに。さすが世界の大舞台、失格なんていう残念な結果にならないよう、選手側も細心の注意を払う必要があるようだ。